環境配慮型コンタクトレンズ流通に向けて 使用済コンタクトレンズケース回収のご案内
株式会社メニコン(本社:名古屋市中区葵三丁目21番19号、代表執行役社長 COO:川浦康嗣)は、使用済コンタクトレンズケースの回収ボックスをメニコングループ販売店「Miru」全店に設置し、新しい環境配慮型コンタクトレンズ流通を目指すことをご案内いたします。
メニコンは、本年4月1日より東北大学に、『メニコン×東北大学みる未来のための共創研究所』1)を稼働しました。本研究所では、内閣府が実施する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に参画し、レンズの製造・流通過程で使用するプラスチックの科学的根拠に基づく効率的な資源化に関する研究を推進しておりますが、併せてコンタクトレンズケースの回収を進め、社会全体での環境配慮型コンタクトレンズ流通の構築を目指しています。
2023年7月に欧州委員会において、「2030年までに新車生産に使用するプラスチックの25%以上を再生材にすること」2)が提案されました。同様に、様々な製品に対して、再生材の使用に対する規制が作られようとしています。環境保護だけでなく、経済の継続的な発展のため良質な再生材、そしてその元となる使用済みプラスチックが必要とされています。コンタクトレンズケースが自動車材料に生まれ変わる、そんな社会循環が求められています。
そこでメニコンはこの活動を広く普及するための取り組みとして、使用済コンタクトレンズケースを回収する専用の回収ボックスを設置いたします。回収ボックスはメニコングループ販売店「Miru」全店やメニコン製品取扱施設に、また一般企業、商業施設、学校などにも順次回収施設を設けていきます。
真に求められるプラスチックの活用を目指し、そして社会変容をうながす担い手として当社はこの活動を推進いたします。
<回収について>
■対象:使用済コンタクトレンズケース(自社、他社不問)
■回収施設:メニコングループ販売店「Miru」など
■回収時期は店舗によって異なります
■開始時期:2024年10月1日より順次開始
■特設サイト:メニコン1Caseプロジェクト (https://www.menicon.co.jp/campaign/1casepj/)
1)メニコン×東北大学みる未来のための共創研究所
https://www.ggi.tohoku.ac.jp/greenxtech/mfd-lab/
https://www.menicon.co.jp/company/news/vol1079.html
2) 出典:Proposal of regulation of the European parliament and of the council(2023)
■メニコングループ販売店「Miru」とは
メニコンの直営店である「Menicon Miru」・「Miru+」・「富士コンタクト」、メニコングループのコンタクトレンズ販売チェーン店「エースコンタクト」・「シティコンタクト」・「ハマノコンタクト」からなる販売店ブランドです。
https://www.menicon-group-miru.jp/
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