NTT-AT、超撥水材料の新製品「HIREC-RAS」を販売開始
~HIREC-Rをエアゾール化し、スプレー缶で手軽な塗装を実現~
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)は、アンテナ・レーダー・橋梁・鉄塔・電力・鉄道・ビルなどの屋外設備の安全・保守用として、幅広い分野で利用されている超撥水材料「HIREC®(ハイレック)」シリーズのうち、セルフクリーニング機能を持つ「HIREC-R」について、手軽に塗装できるようエアゾール化したスプレー缶タイプの「HIREC-RAS」の販売を開始しました。
「HIREC-RAS」は、当面、キャンペーン価格にてご提供します。
1. 「HIREC-RAS」販売開始の背景・概要
一般的なフッ素樹脂コーティングは、撥水性のよさを示す“水の接触角”が100度程度ですが、HIRECは初期接触角が150度以上であり非常に優れています。そのためHIRECを施工した面は、水を弾き濡れない状態、すなわち、水膜が生じにくい状態となります。

しかしながら、大気中にはチリやホコリが存在し、それらが撥水面に付着することで、一般的に撥水性能は徐々に低下していきます。また、太陽光に含まれる紫外線を受けて塗膜面の劣化が進むことでも撥水性能は低下していきます。
当社は、2025年6月に「HIREC-R」の販売を開始しました。HIREC-Rは汚れが付着しても太陽光を受けることでセルフクリーニング機能を発現し、超撥水性塗料としては長期である約3年にわたり超撥水性能の維持が期待できます。
今回、そのHIREC-Rをエアゾール化した「HIREC-RAS」の販売開始に至りました。HIREC-RASは、当社従来品のHIREC1100の後継品にあたるエアゾール品で、スプレー缶で手軽に塗装できる上、HIREC100やHIREC-Rの塗膜面の部分補修など、小規模な適用を検討されている方におすすめです。また、HIREC1100に比べて噴射均一性が向上し、より使いやすくなりました。
HIRECは着水だけでなく、着氷・着雪防止にも効果を発揮し、アンテナ・レーダー・橋梁・鉄塔・電力・鉄道・ビルなど幅広い分野での利用が可能です。

2. 展示会への出展予定
HIRECは、以下の展示会への出展を予定しています。
展示会名:「Meteorological Technology World Expo 2025」
開催日程:2025年10月14日(火)~16日(木)
開催場所:VIECON – Vienna Congress & Convention Center Vienna, Austria
出展情報:Meteorological Technology World Expo I 14-16 October 2025
3. 超撥水材料HIRECに関する詳細情報
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