「育ってほしい子どもの姿」まとめたコンセプトブック発刊。保育のICT化や園庭改革を進める追手門学院幼稚園
ものごとがめまぐるしく変化し、複雑で不確実なVUCA時代を迎えるなか、幼保連携型認定こども園追手門学院幼稚園(以下、こども園。大阪府豊中市、園長:田中真一)は、全教職員でのワークショップを通して「育ってほしい子どもの姿」と保育目標・保育方針を新たに策定し、このたびコンセプトブックを発刊しました。また、これに合わせて公式ホームページもリニューアルしました。
こども園では、現代を不確実で先が読みにくい一方で、たくさんのチャンスが存在する時代と捉え、非認知能力※を高めながら、育ってほしい子どもの姿として掲げる「自分らしく生きる力を持った子ども」に育ってほしいと、「①挑戦する力(やってみたい!)」、「②自分で考える力(なんで?どうして?こうしたい!)」、「③人を思いやる力(いっしょにしよ)」、「④みんなと生きていく力(やったー!できた!)」、「⑤表現する力(ねえねえ、あのね)」を育てたい5つの力としてまとめました。
2023年11月から4か月間、全保育教諭32人で各回それぞれのテーマを設けて議論するワークショップを計4回開催。複数のチームに分かれ、0才~2才までに身に付けて欲しいこと、3才~5才で身に付けて欲しいことなどをテーマに置きながら、園全体の新たな保育目標と保育方針をまとめあげ、コンセプトブックを制作しました。
こども園では、こうした力を伸ばす環境を整備しようと園庭改革にも取り組んでいます。「友達との関わりを広げ、何度もチャレンジでき、自分の好きを見つけられる園庭」をテーマに、2023年には大型の木製遊具や人工芝の築山を園庭に設置しました。子どもたちの遊び方を観ながら、今後、更なる園庭の充実を進めます。
また、ICTを活用した保育・教育の充実にも努めています。学年・クラスの保育の様子を伝えるドキュメンテーション、園児一人ひとりの育ちを記録したポートフォリオを作成し、アプリで保護者と保育教諭が共有できるシステムを導入。さらに、登校園管理システムや園バス追跡システムなどICT化を推進し、ハード面だけではなくソフト面でもより良い環境づくりを行っています。
【ポイント】
保育教諭が主導し、今の時代に育てたい力を考えるワークショップを開催。
育ってほしい子どもの姿と保育目標・教育方針をまとめ、コンセプトブックを発刊
園庭改革やICTの活用も進め「自分らしく生きる力」を育む環境も整備
追手門学院幼稚園公式ホームページ:https://www.otemon-youchien.ed.jp/
「育ってほしい子どもの姿」:https://www.otemon-youchien.ed.jp/feature/
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