スペラファーマ株式会社、「日本薬剤学会第40年会」に出展し、株式会社リガクとの共同研究について発表
スペラファーマ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岩城 慶太郎)は、2025年5月22日(木)~24日(土)開催される「日本薬剤学会第40年会」に株式会社リガクと共同出展し、口頭発表を行います。本研究は、『3D ED / MicroEDを用いた製剤中の原薬の構造及び結晶解析』に関する株式会社リガクとの共同研究となります。
開催概要
学会名:公益社団法人 日本薬剤学会第40年会
テーマ:Patient-centricに臨・産・学・官が協奏する薬剤学
年会長:深水 啓朗(明治薬科大学 教授)
会 期:2025年5月22日(木)~ 24日(土)
会 場:TFTホール(東京都江東区有明3丁目4-10 TFTビル西館2階)
発表概要
日 時:2025年5月24日(土)13:15-13:30
会 場:東館9F 第4会場
演題番号:24-4-11
演 題:3D ED / MicroEDを用いた錠剤中のAPIの結晶構造と立体配座の直接確認と
製剤中のAPIの結晶学的理解への貢献
演 者:中井 啓陽*1、三木 邦力*1、菊池 貴*2、佐々木 明登*2、山野 光久*1
*1 スペラファーマ株式会社 *2 株式会社リガク
要 旨:医薬品錠剤中に含まれる有効成分の結晶多形情報を検出することは非常に困難であるとされています。これは、製剤中に含まれる賦形剤や添加剤のシグナルが、所望の結晶多形シグナルとオーバーラップし邪魔をすることに起因します。このような状況から、通常、錠剤を作る “打錠” の前後で、原料の結晶多形が変化していないかどうかについては、あまり分析を行っていないのが現状でした。
今回、近年世界的に注目を集めている3D ED / MicroED結晶構造解析を利用し、各種医薬品錠剤中の有効成分の一義的な構造決定に成功しました。さらに、構造を解き明かすだけでなく、それらを打錠前パウダーの3D ED / MicroED構造情報と詳細に比較することにより、打錠の前後で結晶多形に変化があったかどうかについて細かく調査することに成功しました。
[参考URL]

スペラファーマ株式会社 会社概要
会社名:スペラファーマ株式会社
所在地:大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17番85号
(武田薬品工業 大阪工場内)
代表者:代表取締役社長 岩城 慶太郎
設 立:2017年(平成29年)4月20日
U R L :https://www.spera-pharma.co.jp/
事業内容:医薬品のCMC研究開発及び製造受託事業
【本件に関する問い合わせ先】
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