家にいることで「運動不足」「食事の支度」「自分の時間がない」が困りごと 「かかりつけ医」がいる人は半数、20~30代は知らない人も1割
- 2022年8月 新型コロナウイルス生活影響度調査(家庭生活編)-
■調査結果
【在宅状況と住まいへの考え方】
オミクロン株の感染者数の増加により、8月に本人や同居家族の在宅勤務、休業・休校・休園があった世帯は33%にのぼる。本人や家族が家にいることで、「自分の運動不足」「食事を作る回数、手間が増えた」「自分の時間を持てない」「買い物に行く回数・手間が増えた」などが困った点としてあげられた。60代は「自分の運動不足」「食事を作る回数、手間が増えた」「配偶者へ対するストレスが溜まる」において、突出して高い。<図1>
コロナ禍の住まいに対し、「今よりも広い家に住みたい」「書籍やマイルームがほしい」「庭つきの家に住みたい」との声があがった。20~30代は「今よりも広い家に住みたい」「庭つきの家に住みたい」が他世代より高い結果である。<図2>
【かかりつけ医】
第7波では発熱外来の予約が困難な状況となり、まずは、かかりつけ医へ相談と受診の依頼があったことを鑑み、かかりつけ医の有無を確認した。半数は、かかりつけ医がいるとの回答であり、最も高い60代で66%、最も低い30代は38%であった。そもそも「かかりつけ医がわからない・知らない」人が、20~30代は1割ほど存在している状況であった。<図3>
【直近1か月の外出状況】
感染者数が落ち着いた6月末に聴取した”今後、外出したい”ところと、この夏”直近1か月間に外出した”ところを比較した。 実際に行った先は「飲食店」が最も多く40%、次いで「友人・知人・恋人に会う」「アウトレット・ショッピングモール・百貨店」。「県境を越える国内観光旅行」は、意向が44%に対し、行った人は14%と最も開きが大きかった。行動制限のない夏ではあったものの、近場で行楽をすませている人が多かったと推察される。<図4>
【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】
定点指標の「直近1週間の不安度」は8p減の35%、「将来に対する不安度」は3p減の47%と不安度は減少した。「直近1週間のストレス度」は、先月と同様の42%である。<図5>
項目別の不安度は全項目において微減。その中でも「感染が分かった後の周囲の反応に対する不安」は4p減少した。<図6>
■レポート項目一覧
□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/子ども有無/同居家族/同居子ども/世帯年収/職業/ワクチン接種状況)
□ 調査結果トピックス(時系列比較まとめ・トピックスまとめ)
▼第1章 不安・行動の変化、ストレスについて
□ 直近1週間の不安度/将来の不安度/ストレス度
□ 現在の気持ち、項目別の不安度
□ 直近1週間と流行前との行動変化度合い、外出頻度、外出目的
□ 直近1週間に実施したこと/習慣化しそうなこと/現在困っていること
▼第2章 ワクチン接種・「かかりつけ医」・マスク着用・直近1ヶ月の外出について
□ ワクチン接種状況と追加接種意向
□ ワクチン追加接種阻害要因
□ 内科の「かかりつけ医」の有無
□ 家の外や外出時におけるマスク着用意向/マスク非着用者への反応
□ 活動シーン別のマスク着用意向
□ 「外出時にマスクを着用すべき」と思う子供の年齢・学齢
□ 直近1ヶ月 外出した場所・目的
▼第3章 コロナ禍における家庭生活について
□ 家事・生活行動の変化
□ 洗濯や掃除の行動変化
□ 軽減したい家事・生活行動
□ 生活用品・家電の購入・買い替え状況とコロナの影響
□ 自宅で備蓄している食材・日用品
□ 備蓄目的・理由/備蓄している量
□ オンライン購入の有無
□ テレワーク・休校・休園状況/困りごと
□ 住まいへの考え方の変化
□ ペットの有無/飼育数/生活・心身への影響
□ 植物育成の有無/生活・心身への影響
▼参考資料(調査結果詳細)
□ 各項目の詳細分析
□ 新規感染者数推移×調査期間 など
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/health/20220905corona/
■調査概要
調査手法 : インターネットリサーチ
調査地域 : 全国47都道府県
調査対象 : 20~69歳の男女
調査期間 : 2022年8月26日(金)~8月28日(日)
有効回答数 : 本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング http://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」
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