メタルワンと日本IBM、自動車鋼材流通のデジタル・プラットフォーム「Metal X®」構築2023年4月よりメタルワンにてサービス開始
株式会社メタルワン（以下 メタルワン）と日本アイ・ビー・エム株式会社（以下 日本IBM）は、自動車鋼板流通においてデジタル変革を推進し持続可能なサプライチェーンを実現するデジタル・プラットフォーム「Metal X®」（メタルエックス）の構築に向けて協力し、2023年4月からメタルワンよりユーザーへのサービス提供を開始します。
自動車業界は、大量生産からマス・カスタマイゼーションへの移行に伴い、新素材や新技術、新たな調達手法を積極的に採用し、自動車鋼板流通もアジリティ（俊敏性）を高める必要があります。また、世界的なパンデミックや半導体不足などによる生産変動に対応できるレジリエンス（強靭性）の担保とカーボンニュートラルの実現に貢献できる持続可能なサプライチェーンが求められています。そのような事業環境の変化を踏まえて、メタルワンは、流通を横串で支える商社として新しい商社機能のあり方を提示したいと考えるに至りました。
このたび、メタルワンと日本IBMは、自動車鋼板流通に関わるサプライチェーン企業を1つの企業体（バーチャル・エンタープライズ）と見立て、企業間で同じシステムを使用しデータをシェアすることで企業間コミュニケーション、オペレーションを効率化・円滑化するデジタル・プラットフォームMetal X®を構築しました。Metal X®では、自動車部品から鋼材までの部品表(BOM: Bill of Materials)情報を保持し、自動車メーカーの生産計画に基づいて高炉メーカーへの発注に必要となる鋼材の所要量を自動算出します。また、日々の配送を自動車メーカー、部品メーカー、コイルセンター、商社が同時に管理できる共通納期管理ツールも提供予定であり、将来的には、鋼材から自動車部品ができる工程における温室効果ガス(GHG: Greenhouse Gas) 排出量を可視化し、サプライチェーン全体を通してGHG排出量が管理できるサービスを提供予定です。
まず第1弾のサービスとして、2023年4月より、企業横断型のBOM情報を管理する「原単位連関表」を利用した鋼材所要量自動算出サービスの提供を開始します。
Metal X®を利用することにより、ユーザーは市場変動への迅速・柔軟な対応を実現しながら、鋼材供給の安定化・最適化を図ることが可能になります。将来的にはAIなどを活用し、個社単位ではなくサプライチェーン全体としてGHG排出量削減ポイントを見つけ出し、鉄鋼新素材と新エネルギーへの切り替えや、納期調整や共同配送による物流の見直しなどの改善アクションをレコメンデーションすることで、カーボンニュートラルへの貢献も見込まれます。
さらに、メタルワン以外の商社でもMetal X®を広く利用いただきオープンに共創することで、自動車鋼板流通全体でのデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進による業界の変革や、ひいては、日本におけるいわゆる2025年問題である人材不足をはじめとした社会課題への解決にも貢献していきます。
＜メタルワン＞
メタルワンは国内外に108か所の拠点・事業会社を持ち、世界中に事業を展開している鉄鋼総合商社で、自動車や電機産業向けの薄板をはじめ、建材、容器、鋼製家具向け等、様々な鋼材を取り扱っています。
こうした国内外のネットワークを活用し、グループの物流、在庫、加工などのオペレーション機能に加えて、ファイナンス、ITソリューションなど独自の多様な機能・サービスを提供しています。中でも自動車鋼板は自動車メーカー向けの高品質な製品の安定供給と多様な加工を手がけ、ジャストインタイムのデリバリーでサプライチェーンの構築に貢献してきました。
今回、長きにわたりサプライチェーンに幅広く携わってきたノウハウを武器に、自動車鋼板流通に関わる企業のDX推進パートナーとなり、業界全体の変革・成長に寄与すべく、Metal Xプロジェクトを進めてきました。さらに、鉄鋼総合商社としての社会的責任を果たす為、環境に配慮した持続可能な事業活動を行うための基盤となるプラットフォームを構築し、新たな価値の創出を目指します。
<日本IBM>
日本IBMは、世界175カ国以上でビジネスを展開するIBMコーポレーションの日本法人で、基礎研究をはじめ、ビジネス・コンサルティングから、ITシステムの構築、保守まで一貫したサービスの提供を通じて、デジタル・トランスフォーメーションを支援しています。詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/ をご参照ください。
今回、サステナビリティー実現に向けた戦略策定などのコンサルティングから、プラットフォーム構築などの実装、さらには業界を超えたエコシステム組成に取り組んできた豊富な知見やスキルを活用し、デジタル・プラットフォームMetal X®の構想策定、戦略立案、サービス検討コンサルティングから、PoCによる検証・評価、本番システムの構築、運用・保守まで支援しました。日本IBMは、 今後も自社で実践してきたノウハウや国内外の先進事例も踏まえながら、お客様とともにサステナブル経営に向けた変革を推進し、持続可能な社会実現を可能とする、業界、国を超えたプラットフォーム構築を目指します。
製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
自動車業界は、大量生産からマス・カスタマイゼーションへの移行に伴い、新素材や新技術、新たな調達手法を積極的に採用し、自動車鋼板流通もアジリティ（俊敏性）を高める必要があります。また、世界的なパンデミックや半導体不足などによる生産変動に対応できるレジリエンス（強靭性）の担保とカーボンニュートラルの実現に貢献できる持続可能なサプライチェーンが求められています。そのような事業環境の変化を踏まえて、メタルワンは、流通を横串で支える商社として新しい商社機能のあり方を提示したいと考えるに至りました。
このたび、メタルワンと日本IBMは、自動車鋼板流通に関わるサプライチェーン企業を1つの企業体（バーチャル・エンタープライズ）と見立て、企業間で同じシステムを使用しデータをシェアすることで企業間コミュニケーション、オペレーションを効率化・円滑化するデジタル・プラットフォームMetal X®を構築しました。Metal X®では、自動車部品から鋼材までの部品表(BOM: Bill of Materials)情報を保持し、自動車メーカーの生産計画に基づいて高炉メーカーへの発注に必要となる鋼材の所要量を自動算出します。また、日々の配送を自動車メーカー、部品メーカー、コイルセンター、商社が同時に管理できる共通納期管理ツールも提供予定であり、将来的には、鋼材から自動車部品ができる工程における温室効果ガス(GHG: Greenhouse Gas) 排出量を可視化し、サプライチェーン全体を通してGHG排出量が管理できるサービスを提供予定です。
まず第1弾のサービスとして、2023年4月より、企業横断型のBOM情報を管理する「原単位連関表」を利用した鋼材所要量自動算出サービスの提供を開始します。
Metal X®を利用することにより、ユーザーは市場変動への迅速・柔軟な対応を実現しながら、鋼材供給の安定化・最適化を図ることが可能になります。将来的にはAIなどを活用し、個社単位ではなくサプライチェーン全体としてGHG排出量削減ポイントを見つけ出し、鉄鋼新素材と新エネルギーへの切り替えや、納期調整や共同配送による物流の見直しなどの改善アクションをレコメンデーションすることで、カーボンニュートラルへの貢献も見込まれます。
さらに、メタルワン以外の商社でもMetal X®を広く利用いただきオープンに共創することで、自動車鋼板流通全体でのデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進による業界の変革や、ひいては、日本におけるいわゆる2025年問題である人材不足をはじめとした社会課題への解決にも貢献していきます。
＜メタルワン＞
メタルワンは国内外に108か所の拠点・事業会社を持ち、世界中に事業を展開している鉄鋼総合商社で、自動車や電機産業向けの薄板をはじめ、建材、容器、鋼製家具向け等、様々な鋼材を取り扱っています。
こうした国内外のネットワークを活用し、グループの物流、在庫、加工などのオペレーション機能に加えて、ファイナンス、ITソリューションなど独自の多様な機能・サービスを提供しています。中でも自動車鋼板は自動車メーカー向けの高品質な製品の安定供給と多様な加工を手がけ、ジャストインタイムのデリバリーでサプライチェーンの構築に貢献してきました。
今回、長きにわたりサプライチェーンに幅広く携わってきたノウハウを武器に、自動車鋼板流通に関わる企業のDX推進パートナーとなり、業界全体の変革・成長に寄与すべく、Metal Xプロジェクトを進めてきました。さらに、鉄鋼総合商社としての社会的責任を果たす為、環境に配慮した持続可能な事業活動を行うための基盤となるプラットフォームを構築し、新たな価値の創出を目指します。
<日本IBM>
日本IBMは、世界175カ国以上でビジネスを展開するIBMコーポレーションの日本法人で、基礎研究をはじめ、ビジネス・コンサルティングから、ITシステムの構築、保守まで一貫したサービスの提供を通じて、デジタル・トランスフォーメーションを支援しています。詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/ をご参照ください。
今回、サステナビリティー実現に向けた戦略策定などのコンサルティングから、プラットフォーム構築などの実装、さらには業界を超えたエコシステム組成に取り組んできた豊富な知見やスキルを活用し、デジタル・プラットフォームMetal X®の構想策定、戦略立案、サービス検討コンサルティングから、PoCによる検証・評価、本番システムの構築、運用・保守まで支援しました。日本IBMは、 今後も自社で実践してきたノウハウや国内外の先進事例も踏まえながら、お客様とともにサステナブル経営に向けた変革を推進し、持続可能な社会実現を可能とする、業界、国を超えたプラットフォーム構築を目指します。
製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。
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