20年来の絆が織りなす、梅沢富美男&研ナオコの重厚な対談「明日どうなるか分からないから必死なんだよ」「私たち、70歳を過ぎてからの方が元気!(笑)」
土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』(東海テレビ・ フジテレビ系全国ネット 8月2日(土)23時 40分放送)

梅沢富美男が下町・浅草の最強人情おばあちゃんを演じる土ドラ『浅草ラスボスおばあちゃん』(東海テレビ・フジテレビ系毎週土曜日23時40分)。便利屋・日向松子(梅沢富美男)の元に寄せられる悩みや問題を、“松子節”全開で豪快に解決していく物語だ。
今夜放送の5話では、便利屋の仕事が増えてきた松子のもとに、外国人から浅草を案内してほしいと依頼が舞い込む。言葉の壁に戸惑う松子のために、50年来の親友の土井梅子(研ナオコ)が助け舟で通訳を紹介するも…。
作中では、大親友役の抜群のコンビネーションが光る、梅沢富美男と研ナオコ。
プライベートでも20年来の親交がある2人だからこそ語れる人生の酸いも甘いも乗り越えてきたリアルな思いを2週にわたってお届けする!
今を懸命に生きることが元気の秘訣!?ドラマへの思いや共演者について2人に熱く語ってもらった。
梅沢富美男&研ナオコの対談
「舞台では20年近く一緒していますけども、ドラマは今回が初めて」
―――これまでの撮影で印象に残っているシーンを教えてください。
梅沢: 75歳になって初めて、全国放送のテレビドラマで連続ものの主役を務めさせていただいたんです。そういう意味もあって1話がやっぱり一番心に残っていますかね。
研 :私は梅沢さんとドラマ初めてで、すごく新鮮ですね。やっぱり役者さんなんですよね。しっかりと松子おばあちゃんに見えるんで、本当にすごいなあと感心しました。
梅沢:舞台では20年近くご一緒していますけど、ドラマとなると今回が初めてですね。

「松子は一番好きなばあさん」「柔軟さと優しさを持っているところも魅力」
―――お二人は松子のようなおばあちゃんと友達になれますか?
梅沢・研:なれますね!
梅沢:一番好きなばあさんだな。彼女は、これまでさまざまな経験を積み重ねて、75歳になった今でも、前向きに生きてきて、まだまだ多くの人と関わっていたい、若い人たちに自分の経験を伝えていきたいと思っている。その姿を見ていると、いいばあさんだなと思いますね。
研 :それでいて、ちゃんと若い世代の意見にも耳を傾けてあげてね。自分の考えを押しつけるだけじゃなく、相手の話をきちんと受け止めて、そのうえで経験から何かを伝えようとする。柔軟さと優しさを持っているところも、松子おばあちゃんの魅力だよね。

―――今、お二人が便利屋の松子に依頼をするとしたら、どんなことを依頼しますか?
梅沢:地方でも公演が多いんだけど、出演者やスタッフ分でいつも40個以上のお弁当が必要になる。最近は配達アプリもありますけど、5〜6個くらいなら運んでくれるけど、40個以上になると、まず運んでくれない。そういう事情もあって、松子さんにはお弁当を頼めるお店を見つけてもらいたい。
研 :なんなら松子さんは作っちゃうかもしれないよね。浅草のいろんなお店の美味しいもの少しずつ集めて「それをまとめて出せばいいじゃないの」って、サラッと言って(笑)私は松子さんに愛犬のメロちゃんの面倒を見てもらおうかな。メロちゃんは寂しがるから(笑)松子さんがメロちゃんと散歩してるのも面白いでしょ。絶対に可愛いよね。
梅沢:面倒見るのきっと上手だね。
「俺は基本、役者を褒めないんだよ 褒めたら負けだと思っているから」
―――今作で共演されている若手俳優の皆さんには、どんな印象をお持ちですか?
梅沢:セリフって、ただ言えばいいわけじゃないんだよ。大事なのは“間”。堀田茜ちゃんは、その“間”が本当にうまい子で、久しぶりに感心しましたね。あと、台本を見ながら芝居するのは役者として一番やっちゃいけないことなんだよ。茜ちゃんも現場で台本を一度も持ってなかったんだよ。そこは褒めてあげたい。それと朝日奈央ちゃんも良かった。ある泣くシーンで「思いっきり泣きな。これは一番感情を出すところだから」と伝えて、スタッフにも「一発で撮れよ」と。いいシーンはテンションが一番大事だから。彼女は見事に応えてくれて、本当に素晴らしかった。俺は基本、役者をあまり褒めないんだよ。褒めたら負けだと思ってるから(笑)。
研 :若手キャストさんたち、レベルが高いし、これからが楽しみだよね。

「私たちは70歳を過ぎてからのほうが不思議なくらい元気なんですよ(笑)」
―――松子は75歳で“便利屋”として新たな一歩を踏み出しましたが、これから挑戦したいことは
梅沢:芸能界って本当に先が読めないから「映画やミュージカルにも出たい」なんてキレイごとを言っても仕方がないしさ。正直、明日どうなるかなんて誰にもわからないから必死なんだよ。でも、もしできるなら、あと5年くらいは劇団を続けたいし、この世界にもまだいたい。
研 :私たちは70歳を過ぎてからのほうが、不思議なくらい元気なんですよ(笑)。むしろ仕事がどんどん増えちゃって、「殺す気か〜!」って冗談言うくらい(笑)。梅沢さん5年前に「もう自分はダメだ」なんて言っていたけど、もう5年以上経っても元気だからこの方は、これからもずっとお仕事されると思いますよ。
梅沢:あと、もう一度“芸能界のオリンピック”に出て、金メダルを取りたいね。

第5話ストーリー
便利屋ラスボスおばあちゃんの仕事が徐々に増えてきた日向松子(梅沢富美男)に、外国人から浅草の観光案内の依頼が舞い込む。英語が話せない松子は、親友の土井梅子(研ナオコ)から通訳として外国人を紹介してもらうことに。しかし松子の元を訪れたのは…。
一方、区職員の森野礼(堀田茜)は、区議の熊田久美(遊井亮子)の肝いり企画として、職人を集めた
観光客誘致イベント「A-1グランプリ」を任されるが、「自分たちは見せ物じゃない」と、職人たちから反感を買い、準備は一向に進まない。そんな時、江戸切子職人の遠野源次(林和義)の工房で事件が起きる。さらに松子の通訳の正体もわかり…。


〈放送概要〉
【タイトル】 「浅草ラスボスおばあちゃん」
【放送日時】 2025年7月5日(土)~9月13日(土)予定<全11話>
毎週土曜日23時40分~24時35分 東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
【出演】 梅沢富美男 堀田茜 朝日奈央 堀井新太 阿部亮平 石川翔鈴 絃瀬聡一 長田光平 志田こはく ・ 遊井亮子 / 研ナオコ / 浅丘ルリ子
【脚本】 政池洋佑 武井彩 川口清人
【音楽】 出羽良彰 堀川真理子
【主題歌】 「大喝采」ズーカラデル(Colourful Records / Victor Entertainment)
【オープニング曲】 「Pon de SKY, Pon de STAR」 DA PUMP (SONIC GROOVE)
【企画】 稲吉豊(東海テレビ)
【原案・制作】 元生茂樹(プロデュースNOTE)
【プロデューサー】 鵜澤龍臣(東海テレビ) 森安彩(共同テレビ) 手銭陸(共同テレビ)
【演出】 村上正典(共同テレビ) 菊川誠(共同テレビ) 北坊信一(共同テレビ)
【制作協力】 共同テレビ
【制作著作】 東海テレビ
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