目利き揃いのSFファンが選ぶ「星雲賞」のノンフィクション部門で、NHK100分de名著「アーサー・C・クラーク スペシャル」の番組テキストが受賞!

7月21日、第52回星雲賞の選考結果が発表され、ノンフィクション部門でNHK100分de名著「アーサー・C・クラーク スペシャル」の番組テキスト(講師:瀬名秀明)が受賞しました。

 


1970年に始まった星雲賞は、日本で最も長い歴史を誇るSF賞で、SFファンの投票によって受賞作が決まります。歴代の受賞者には筒井康隆、小松左京、半村良、萩尾望都、大友克洋など錚々たる面々が連なり、日本におけるSF文化の発展と常に伴走してきた賞として有名です。

 受賞作となったテキストは、SF作家アーサー・C・クラークの代表作「太陽系最後の日」「幼年期の終わり」「都市と星」「楽園の泉」の四作を詳しく読みときながら、作風の変化とクラーク自身の人生を重ね合わせた読み応えたっぷりの一冊。宇宙に対する素朴な好奇心から執筆活動を始め、ダイビングと出会ったことで自然の偉大さや人と協同することの意義を知り、最晩年に人間讃歌となる作品を書き上げる――。瀬名秀明さんが「楽観的な懐疑主義者」と表現するクラークの魅力が詰まった一冊で、見事な評伝に仕上がっています。

詳細はこちら
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000062231092020.html
 
  • 「100分de名著」秋満吉彦プロデューサーの受賞コメント(抄録)
私自身、年来のSF好きで、いつかクラーク作品に関わる仕事をしてみたいと夢見ておりました。数ある名作のどれを取り上げるか悩みに悩みましたが、結果的に「太陽系最後の日」「幼年期の終わり」「都市と星」「楽園の泉」の四作に決まったのは、瀬名さんの「センスのよさ」あってのことと深く感謝します。これらの作品はクラークのターニングポイントに当たっており、並べて論じることによって、さながらクラークの生涯をたどる一大絵巻ともなっています。

企画当初の目論見として、SFの魅力の深さに開眼してほしいという思いもありました。瀬名さんによる情熱溢れる筆致、解説にクラークの人生を織り込む巧みな構成、科学することの喜びを伝えるメッセージ等々のおかげで、その目論見は100%以上叶えられました。

ファンの手によって選ばれる星雲賞を受賞できたことは、SFファンの一人として光栄の至りです。
 
  • 『NHK100分de名著「アーサー・C・クラーク スペシャル」』
通信衛星の発案者にして、SF黄金時代を創り出した作家クラーク。豊富な科学知識に基づきつつも、想像力の翼を羽ばたかせたその作品群は、来たるべき未来を大胆に予言する。人類にとって「進化」とは何か? 科学はユートピアを作れるのか? 宇宙に知的生命体は存在するのか? 「太陽系最後の日」「幼年期の終わり」「都市と星」「楽園の泉」の四作を中心に、卓越した文明論としてクラークの思考実験を読みとく。
 
  • 講師情報
瀬名秀明(せな・ひであき)
作家。1968年、静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。薬学博士。在学中の95年、小説『パラサイト・イヴ』(新潮文庫)で第2回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。SF小説をはじめ、ロボット学や生命科学など科学に関する著作多数。
 
  • 商品情報

 

出版社:NHK出版
発売日:2020年2月25日
定価:576円(税込)
判型:A5判
ページ数:144ページ
ISBN:978-4-14-223109-6
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