国内最大級の産業観光見学イベント「RENEW※1」と連携!越前たけふ駅周辺の地域創生に向けた観光需要・動態調査を実施
AIとIoTを活用してムダな「待つ」をなくすサービスを提供するスタートアップ、株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野剛進、以下「バカン」)は、戸田建設株式会社(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介、以下「戸田建設」)とscheme verge株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:嶂南 達貴、以下「cheme verge」)と協業し、福井県越前市のRENEWにて、越前鯖江地域(福井県鯖江市・越前市・越前町)の観光促進に向けて、アンケート調査およびデジタルクーポンを活用したエリア連携型の観光需要・動態調査の一環として、混雑検知を行います。
※1 福井県鯖江市・越前市・越前町で開催される、持続可能な地域づくりを目指した産業観光見学イベント
1.本調査の背景
当社は、飲食店や商業施設、オフィス、空港、宿泊施設、それらのトイレ、投票所や避難所などの公共施設など、ありとあらゆる場所の混雑状況の検知を行ってきました。戸田建設は、越前たけふ駅周辺での越前市版スマートシティ事業の具現化に向けた取り組みを推進しており、まちや建物の利用者の「体験」を通じた価値の創出と向上に向けて活動をしています。今回は、観光需要・動態調査や、調査結果に基づく具体的な仕掛けとしてscheme vergeのエリア活性化プラットフォーム「Horaiエリアマネジメント」と、当社の混雑検知サービスを活用し、持続可能なまちづくりに向けた調査を行うこととなりました。
2.本調査の目的
戸田建設の主導する本調査では、国内最大級の産業観光見学イベント「RENEW」と連携することにより、駅前施設利用者のみならず、市内観光イベント参加者へと、人・地域を拡大して、観光にかかる需要・動態の把握、並びにそれらの需要を受け入れる交通課題の抽出を目的としています。
当社は、越前たけふ駅の近隣地区の施設における人と車の滞在状況をAIカメラを用いて計測し、検知した滞在・混雑状況のリアルタイム配信を行います。このことから、実態の把握とデータ活用、エリア活性化に向けた効果検証を行います。
3.本調査の実施内容
期間 11月1日(金)~11月3日(日)
対象 RENEWの参加者
手法
①アンケート調査
②人流データの収集
③AIカメラによる、施設での人および車の滞在・混雑状況データの収集
調査プラットフォームHorai エリアマネジメント
調査スキームアンケート回答者へ抽選で越前鯖江エリア内の店舗・施設や、RENEWシャトルバスで使用できるデジタルクーポンを配布し、利用してもらう
実施体制
主催 戸田建設
事務局 scheme verge[Horaiサポートチーム]
協力[地域](一社)越前市観光協会
(一社)SOE RENEW事務局
協力[技術]バカン[AIカメラ、混雑状況]
RYDE(株)[RENEWシャトルバスチケット]
4.今後の展開について
本調査において得られた、検討材料・エビデンスとなるデータや分析結果を活かし、越前鯖江地域をはじめ観光客の移動範囲全体を対象とした課題を把握することにより、北陸新幹線延伸開業を呼び水とする「宿泊を含む通年での滞在型産業観光」の需要を掘り起こすための観光誘客の施策に役立て、ひいてはを起点としたまちづくりの展開につなげてまいります。
■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区麹町2-5-1 WeWork 半蔵門 PREX South 3F
設立:2016年6月
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理なども行っており、空き/混雑情報を起点としたムダな「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。
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