2,000人のママが回答!「回覧板は必要だと感じない」の回答がママたちで6割超。地域社会での回覧板の価値はどこに?
町内会などで必要なお知らせを、順にまわして閲覧する「回覧板」。近所付き合いが希薄になりつつある現代、回覧板を使って近隣と連絡を取る地域も少なくなってきているのかもしれません。そこでママスタセレクトでは「回覧板の習慣、あなたは必要だと感じますか?」というアンケートを実施。「必要だと感じる」「必要だと感じない」「回覧板がない(または回覧板を知らない)」の選択肢を設定したところ、2,000人を超える回答が寄せられました。
「回覧板がない(または回覧板を知らない)」と答えた人は全体の2割弱。集合住宅に住んでいる人たちからは「掲示板でお知らせを確認しているため回覧板はない」との声が寄せられ、「町内会に入っていないので回覧板は来ない」という人も一定数いました。
「必要だと感じない」と答えた人は64.1%と大多数を占めました。その理由は主に「回すのが面倒」「回すのに時間がかかり情報が古くなっている」そして「デジタル化してほしい」の3点。特に「フルタイムで仕事しているので、次の家に回すのは面倒」といった声が多く寄せられました。日中に不在の家庭があることも影響しているようです。
「自治体のアプリやSNS等を活用すべき」との声も聞かれましたが、デジタル化に慣れていない世代にも平等に情報を伝達するためには課題が残りそうです。
一方で「必要だと感じる」と答えた人は16.1%。全体の2割にも満たない数ですが、「廃品回収のお知らせ、子育て情報など、回覧板にしか載っていないことがあるから」と“わが家”にとってより身近な情報を得られるツールとして活用している人もいました。
さらに「必要だと感じる」と答えた人のなかには「年配のひとり暮らしが多い地域なので、見回りも兼ねて」「自然災害が増えているので、近所と繋がりを持っているのは安心」と、回覧板を通して近隣とのコミュニケーションを取りたいと考えている人も多くいました。
回覧板が存在することが、お互いの状況を把握し合える「顔の見える」付き合いに繋がっているのかもしれません。忙しいママ世代にとって、回覧板は面倒な側面は大きいようです。しかし地域で高齢者を見守り、子どもを育てていく。そんな関係・繋がりを大切にしたいと考えるとき、その手段として回覧板は十分に価値があるとも考えられるのではないでしょうか。
【アンケート概要】
総回答数:2,082票
調査方法:インターネット
調査月:2023年6月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
【連載特集ページ】
https://select.mamastar.jp/851111
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