ウェルスナビ、ログイン時の多要素認証を必須化しセキュリティを強化

ウェルスナビ株式会社

預かり資産・運用者数 国内No.1ロボアドバイザー(※1)「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:柴山和久、以下「当社」)は、2025年6月9日(月)より、ログイン時の多要素認証を順次必須化します。

すでに提供中の認証アプリによる多要素認証を設定していないお客様に対して、メールを用いた追加認証を導入します。この取り組みにより、セキュリティをさらに強化し、安全性の高いサービスを提供できるようになります。

また、今後は所持情報と生体情報を組み合わせた「FIDO」などを採用し、セキュリティと利便性の両立を目指します。

■多要素認証の概要

多要素認証とは、ID・パスワードに加えて、他の要素での認証を重ねて行うことで、セキュリティを高める仕組みです。一般的には、他の要素による追加認証として、ログインに用いる端末の所持情報による認証や、生体情報による認証を用います。

当社では、2018年8月より認証アプリ「Google認証システム(Google Authenticator)」を用いた多要素認証を導入済みです。お客様は、当社のサービスサイトやアプリ上で、この認証アプリによる追加認証を設定することができます。

さらに、6月9日(月)から順次、認証アプリを用いた多要素認証を設定されていないお客様を対象にメールによる追加認証を導入します。スマートフォンやパソコンからサービスにログインする際、お客様が当社に登録済みのメールアドレス宛に認証コード(ワンタイムパスワード)をお送りします。このコードを入力していただくことで、お客様ご本人によるアクセスであることを確認する仕組みです。なお、今回、メールによる追加認証を導入した後も、よりセキュリティ・レベルの高い認証アプリを用いた多要素認証を選択可能です(※2)。

認証アプリまたはメールでの追加認証を用いた多要素認証を必須化することで、お客様の資産と情報のセキュリティを強化します。

■多要素認証を必須化する背景

昨今、金融機関を装ったフィッシングメールなどを契機とした証券口座の乗っ取り、不正取引が大きな社会問題となっています。

当社では、これまでに証券口座の乗っ取りによる不正取引は確認されていません。また、万が一、口座を乗っ取られたとしても、当社のサービスでは個別の株式の取引はできません。加えて、仮に勝手に資産を売却されたとしても、第三者の銀行口座への不正出金を防ぐ仕組みを設けています。

お客様の資産と情報のセキュリティを確保するためのこうした仕組みに加え、これまでも認証アプリを用いた多要素認証の導入(2018年8月)やログイン通知の導入など、セキュリティの強化に注力してきました。証券口座の乗っ取りや不正取引が大きな社会問題となっている状況を踏まえ、さらなる信頼性の向上と安全性の確保を目指し、多要素認証を必須化することにしました(※3)。

■今後について

誰もが安心して利用できるサービスを提供し続けていくため、今後、利便性やセキュリティをより高められる新たな多要素認証の手段を段階的に導入していく予定です。具体的には、多要素認証の認証手段を、所持情報や生体情報などを用いるセキュリティのより高いもの(FIDO等)に移行していくことや、信頼できる端末と環境からのログインとそうでないログインの扱いを区別するリスクベース認証の導入などを進めてまいります。

こうしたセキュリティ強化の取り組みと同時に、セキュリティに関する積極的な情報発信などを通じて、お客様が(当社にお預けになっている資産や情報に留まらず)幅広くご自身の資産と情報のセキュリティを高めていけるよう、サポートしてまいります。

今後も、サービスの使いやすさやサポート体制の向上に取り組むとともに、セキュリティの改善と強化を続け、誰もが安心して利用できるサービスの提供に尽力してまいります。

※1 一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2024年9月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2024年12月時点)

※2 お客様のメール自体がすでに乗っ取られている事態なども想定すると、導入済みの認証アプリによる追加認証の方が、今回導入するメールによる追加認証よりもセキュリティ・レベルが高いと考えられます。このため、認証アプリによる追加認証を設定しているお客様に対しては、メール認証による追加認証に代えて、引き続き認証アプリによる追加認証を行います。ただし、お客様が認証アプリによる追加認証の設定を解除した場合には、メールによる追加認証の対象となります。

※3 お客様自身が多要素認証を求めないよう設定した場合で、かつ、信頼できる環境からのログインと認められる場合には、従来通り、IDとパスワードでログインできるようにする予定です。


■ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の主な特長

1.「長期・積立・分散」の資産運用を自動化

世界の富裕層や機関投資家が実践する「長期・積立・分散」の資産運用を、テクノロジーの力で自動化。ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づき、厳選したETF(上場投資信託)を通じて、世界約50カ国1万2,000銘柄に分散投資します。資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべて自動で行います。

資産運用アルゴリズムをホワイトペーパーで公開しており、ホームページ上でどなたでもご覧いただけます。

2.忙しく働く世代向けのサービス

20~50代の働く世代を中心にご利用いただいています。スマホやパソコンから5つの質問に答えるだけで一人ひとりに合った運用プランを提案し、いつでも資産の状況を確認できます。忙しく働く世代でも、すきま時間で将来に向けた資産運用を手軽に行うことが可能です。

3.多彩な機能で快適な資産運用をサポート

NISA(少額投資非課税制度)の非課税メリットを活用しながら資産運用が行える「おまかせNISA」、資産運用の目標達成をサポートする「ライフプラン」、少額でも最適なポートフォリオを実現する「ミリトレ(少額ETF取引機能)」など多彩な機能で、お客様の快適な資産運用を応援します。「リバランス機能付き自動積立」、「自動税金最適化(DeTAX)機能※」は、中核となる技術について特許を取得しています。

※自動税金最適化(DeTAX)の適用には条件があり、必ず税負担を繰り延べることを保証するものではありません。

4.手数料は年率最大1%、NISAでさらにお得に

手数料は預かり資産の年率最大1%(税込1.1%)(※1)。NISAをご利用いただくと、ご利用状況に応じて手数料が下がります。自動積立だけでご入金いただいた場合の試算では、新NISA口座の手数料は預かり資産の年率0.63~0.67%程度(税込0.693~0.733%)(※2)となります。

※1 現金部分を除く。預かり資産が3,000万円を超える部分は年率0.5%(現金部分を除く、税込0.55%)の割引手数料を適用

※2 自動積立のみの入金で、入金後に「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の残高の割合が変わらなかった場合の試算。相場の変動により資産評価額が変動した場合、NISA口座全体の手数料も変動します。2023年までの旧NISAについては、手数料は年率1%(税込1.1%)となります。

■会社概要

会社名   ウェルスナビ株式会社(英語名:WealthNavi Inc.)

代表者   代表取締役CEO 柴山和久

設立    2015年4月28日

所在地   東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング9F

資本金   121億6,276万7,762円 ※2024年12月31日現在

URL    https://corp.wealthnavi.com/

事業内容  金融商品取引業

      関東財務局長(金商)第2884号

加入協会  日本証券業協会

      一般社団法人 日本投資顧問業協会

      一般社団法人 日本資金決済業協会

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ウェルスナビ株式会社

212フォロワー

RSS
URL
https://corp.wealthnavi.com/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都品川区西五反田8-4-13 五反田JPビルディング9F
電話番号
-
代表者名
柴山和久
上場
-
資本金
-
設立
2015年04月