円安が訪日へのきっかけになっているのは4割半~訪日(旅行)外国人に関する調査【アメリカ】~
訪日経験は「訪問したことはないし、今後もする予定がない」が最も高く、訪日経験者は2割に留まる
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、アメリカの20代~40代男女に「訪日(旅行)外国人に関する調査」を実施し、その結果を4月6日に公開しました。
中国・韓国・ベトナム・各国比較版を順次公開予定です。
※調査日は2022年12月26日(月)~12月28日(水)です。
中国・韓国・ベトナム・各国比較版を順次公開予定です。
※調査日は2022年12月26日(月)~12月28日(水)です。
【 調査結果 】
かつては、「爆買い」という言葉に代表されるように、インバウンド消費により5兆円にも迫る勢いの経済効果がありました。しかし、コロナ禍により消費が一気に落ち込み、全盛期の40分の1程度にまで減少し、インバウンド消費を見込む企業にとって苦しい期間が続いていました。ようやく2023年1月、日本政府観光局(JNTO)により、1月の訪日外客数が前年比8327.9%増の149万7300人(推計値)となったと発表があり、本格的にインバウンド需要が回復しつつあります。
そこで、当社は海外調査のお問い合わせが多いアメリカ・中国・韓国・ベトナムを対象に、訪日旅行に関するアンケート調査を実施しました。調査項目は、訪日の動機や買い物事情、日本製品に対するイメージなど全20項目について聴取しています。
今回はアメリカを対象とした調査データを公開しています。
※中国・韓国・ベトナム・各国比較版を順次公開予定です。
< トピックス >
- 訪日経験は「訪問したことはないし、今後もする予定がない」が最も高く、訪日経験者は2割に留まる
- 日本に来たことがない未訪問者の3割が、1年以内の訪日を予定している
- 円安が訪日へのきっかけになっているのは4割半ばで、「とてもなっている」のは2割強
- 訪日での楽しみは「日本の文化体験」が最も高く、「自然・景勝地観光」「日本食を食べる・日本の酒を飲む」がそれに続く
※調査結果のダウンロードはこちら
https://www.asmarq.co.jp/data/trip_foreigner_america/
< ピックアップ >
■訪日経験
Q.あなたは、これまでに日本を訪問したことがありますか。訪問したことがある方は、直近の訪問時期をお答えください。(1つ選択)※出張は除きます。
訪日経験は「訪問したことはないし、今後もする予定がない」が最も高く、これまでに日本を訪れた方は2割に留まる。 性別でみると、『男性』は『女性』よりも訪日経験が特に高い。また、男女共に年代が若くなるほど訪日経験が高くなる傾向がみられる。
■訪日予定者:訪日予定時期
Q.日本を訪問したことはないが、今後する予定があるとお答えの方におうかがいします。あなたが日本を訪問する時期はいつごろの予定ですか。以下の中からお答えください。(1つ選択)
日本に来たことがない未訪問者の3割が、1年以内の訪日を予定している。
性別でみると、『女性』は『男性』よりも半年以内の訪問意向が高く、なかでも『女性20代』『女性30代』で特に高い。
■円安による訪日への影響
Q.訪日経験のある方、訪日を予定されている方にお伺いいたします。円安状況であることは訪日のきっかけの1つとなりますでしょうか。(なりましたでしょうか。)(1つ選択)
円安が訪日へのきっかけになっているのは4割半ばで、「とてもなっている」のは2割強。
性別でみると、『男性』は『女性』よりも「なっている計」が上回っており、なかでも『男性20代』が特に高い。
■訪日で楽しみにしていた(している)こと(TOP2)
Q.あなたが日本を訪問する際、以下についてどの程度楽しみにしていましたか。いますか。それぞれあてはまるものをお答えください。(それぞれ1つずつ選択)
訪日で楽しみにしていた(している)ことをTOP2「とても楽しみにしていた(している)+まあ楽しみにしていた(している)」でみると、「日本の文化体験」が最も高く、「自然・景勝地観光」「日本食を食べる・日本の酒を飲む」が同程度でそれに続く。一方で、「スポーツ (観戦を含む)」「治療・健診」は他の項目よりも低く、あまり魅力に感じられていない。しかし、『男性』の期待値はやや高め。
【 すべての調査結果はこちら 】
https://www.asmarq.co.jp/data/trip_foreigner_america/
※上記ページにて、集計表を含むデータを無料でダウンロードしていただけます。
【 調査内容 】
■スクリーニング
- 訪日経験
■本調査
- 直近半年以内の訪日経験者:これまでの訪日回数
- 直近半年以内の訪日経験者:訪日の同行者
- 訪日予定者:訪日予定時期
- 訪日で楽しみにしていた(している)こと(TOP2)
- 訪日で楽しみにしていた(している)こと(TOP1)
- 直近半年以内の訪日経験者:日本での過ごし方
- 直近半年以内の訪日経験者:日本での過ごし方に対する満足度(全体)
- 直近半年以内の訪日経験者:日本でのショッピングで購入したもの
- 直近半年以内の訪日経験者:日本でのショッピングで使用したカテゴリ別購入金額(国別)
- 直近半年以内の訪日経験者:日本でのショッピングをした購入場所
- 直近半年以内の訪日経験者:ショッピング関連の情報入手経路(いくつでも)
- 直近半年以内の訪日経験者:ショッピング関連の情報入手経路(最も)
- 直近半年以内の訪日経験者:買うものを決めてから訪日しているか
- 直近半年以内の訪日経験者:購入予定の商品を変更するきっかけ
- 日本製品に対するイメージ(全体)
- 日本製品に対するイメージ:日用品・生活雑貨
- 日本製品に対するイメージ:家電
- 日本製品に対するイメージ:ファッション
- 日本製品に対するイメージ:化粧品
- 日本製品に対するイメージ:食品
- 訪日で使用する予定金額の優先順位(全体)
- 訪日で使用した金額(全体)
- 円安による訪日への影響
- 円安による訪日中の行動変化
- ライフスタイル(TOP2)
- ライフスタイル(TOP1)
- 価値観(TOP2)
- 価値観(TOP1)
- 欲しいもの(いくつでも)
- 欲しいもの(最も)
【 調査概要 】
調 査 名:訪日(旅行)外国人に関する調査【アメリカ】
調査対象者:アメリカの20-40代男女
有効回答数:300サンプル
割 付:性年代均等回収
調 査 期 間:2022年12月26日(月)~12月28日(水)
調 査 方 法:Webアンケート
調 査 機 関:株式会社アスマーク
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像