いま、世界の子どもたちに「希望を、贈ろう。」ー 国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン、11月1日から12月25日までクリスマスキャンペーン2025

世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(事務局:東京都中野区、事務局長:中島みぎわ/WVJ)は、世界の子どもたちの健やかな成長を願い、毎年クリスマスキャンペーンを実施しています。今年は、あす11月1日から12月25日まで、クリスマスキャンペーン2025「希望を、贈ろう。」を展開します。
合言葉は「希望を、贈ろう。」
紛争、自然災害、貧困— いまも世界の多くの子どもたちが、過酷な環境の中で日々を生きています。ワールド・ビジョン・ジャパンは、クリスマスまでにそうした子どもたちに「希望」を届けるため、子ども一人ひとり、特に困難な状況に置かれやすい少女たちの成長を支える「チャイルド・スポンサーシップ / 1000 GIRLSプロジェクト」や、「クリスマス募金(水・食糧支援)」への協力を広く募ります。キャンペーン期間中の12月6日(土)には、特別イベントも開催予定です。
ワールド・ビジョンは1950年に設立され、今年75年を迎えました。創設者のボブ・ピアスは、「一人の子どもを愛することから世界は変わり始める」と信じ、子どもたちを支援する活動を続けました。
「"何もかも"はできなくとも、"何か"はきっとできる」一夜にして世界を変えることはできないけれど、 一人の子どもの未来を変えることはできるのです。現実を変えていく力を、私たち一人ひとりが持っています。

キャンペーン期間中は、公式ウェブサイトやSNSを通じて、世界の子どもたちの希望の物語をお届けします。ぜひ、あなたも子どもたちに希望を贈る仲間になってください。
「希望を、贈ろう。」キャンペーンでは、以下のアクションへの参加を呼びかけます。
チャイルド・スポンサーシップ/ 1000 GIRLSプロジェクト
世界には“女の子”であるという理由だけで、未来を閉ざされてしまう子どもたちがいます。1000 GIRLSプロジェクトとは、早すぎる結婚や性的搾取、暴力などにより、未来をあきらめかけた少女たちに「学ぶ権利」と「夢見る力」を取り戻すための取り組みです。
キャンペーンでは、クリスマスまでに、1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集しています。

今年、ワールド・ビジョンは51の国と地域に住む少女たち432人に聞き取り調査を実施しました。調査に参加した少女たちの70%が学校と教育について語り、学ぶことが未来への鍵であると考えていました。困難な状況にありながらも、84%の少女が、より良い未来への希望を表明しています。
調査結果の概要はこちら(10月11日付プレスリリース)10/11 国際ガールズデー:51の国と地域で少女たちの声を調査 困難の中でも少女の84%が希望を表明
タンザニアのサラちゃん(12歳)は、貧しい家庭の事情から早婚を強いられる運命にありました。しかし、「学校に行きたい」と打ち明け、支援を受けて、結婚せずに学校に通えることになりました。いまではクラスでトップの成績を収め、先生になるという夢もできました。「勉強するたびに、自分の未来が少しずつ開けていくのを感じます」、そうサラちゃんは教えてくれました。

ワールド・ビジョンと共に女の子たちを応援する著名人がメッセージを寄せられています。酒井美紀さん(俳優、ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使)、宮崎京さん(モデル・俳優)、未来リナさん(モデル) からのメッセージを、1000Girls プロジェクト特設ページでご紹介しています。
水・食糧を届けるクリスマス募金 ~この一皿が、未来を変える~
「子どもにお腹いっぱいに食べさせたい」—その願いは、国や文化を超えて共通するものです。でも、きょうの食事に困る子どもたちもいます。
いま世界では、7億5700万人が飢餓に直面しており、これはおよそ11人に1人、アフリカでは5人に1人に相当します。食料価格の高騰や紛争、気候変動などの影響で、最も弱い立場にある子どもたちや人々が十分な食料を手に入れることが困難になっています。

アフリカ中部のコンゴ民主共和国は、長年の政情不安と経済危機、自然災害が重なり、飢餓が深刻化しています。ホーテンスちゃん(2歳)は、住んでいた地域での激しい戦闘から逃れる中で、十分な食事がとれず衰弱し、歩くことができなくなりました。ワールド・ビジョ ンの支援による医療機関での治療と栄養改善の取り組みによって、3ヵ月後には友だちと遊べる ほどに回復しました。
ご支援で、「栄養補助食」や「食糧」などを届けることができます。あなたからの贈り物、一皿の食事が子どもたちの‟明日への希望”になります。

ワールド・ビジョン クリスマスチャリティーコンサート
キャンペーン期間中、「The Light of the World〜世界の子どもたちに希望を〜」と題したクリスマ スチャリティーコンサートを開催します。
世界で活躍するマリンバ奏者 塩浜智子&玲子姉妹による心温まるクリスマス ソングメドレー、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校生アンサンブルによるクラシック曲の演奏、支援を受けて夢を追う子どもたちからのメッセージ、そしてワールド・ビジョンの支援現場からの報告など、多彩なプログラムを予定しています。
さらに今回は、ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使で俳優の酒井美紀さん がスペシャルゲストとしてご登場。朗読やご自身の支援体験を通して「希望」のメッセージを届けてくださいます。音楽とストーリーが紡ぐ優しいひととき、ぜひお越しください。

<クリスマスチャリティーコンサート概要>
■日時:2025年12月6日 (土) 14:00~15:30 (開場13:30)
■参加費:無料
■会場:淀橋教会 インマヌエル礼拝堂 (JR山手線「新大久保駅」徒歩3分/総武線「大久保駅」徒歩1分)
※詳細・お申し込みは近日中にワールド・ビジョン・ジャパン公式ホームページにて公開予定
◆ワールド・ビジョン・ジャパンとは
キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等により困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。詳しくはこちら
◆チャイルド・スポンサーシップとは
途上国の子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを目指し、水衛生、保健・栄養、教育等の地域の課題に取り組む支援プログラム。チャイルド・スポンサーになると、支援地域に住む子ども「チャイルド」をご紹介。手紙や現地訪問等を通じて、チャイルドとのつながりを持ちながら支援の成果を実感していただけます。なお、WVJは認定NPO法人として認定されており、皆さまからのご支援金は寄付金控除の対象となります。
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