アジラ、資金調達及び事業進展のお知らせ

来期黒字化を視野に、世界最先端VLM開発・海外展開・異音検知AI・スマートビルソリューションへ事業拡大

アジラ

「テクノロジーの力で安心で快適な世界へ」をビジョンに掲げる株式会社アジラ(本社:東京都町田市、代表取締役CEO 尾上 剛、以下「アジラ」)は、このたび第三者割当増資による資金調達を完了し、累計調達額は約30億円となりました。また2022年にリリースした「AI Security asilla」をはじめとするプロダクト事業は、商業施設や公共交通、オフィスビルなど国内およそ250拠点に展開しております。
来期以降は創業以来初となる恒常的な黒字化を視野に入れており、外部資本に依存しない自己資金による成長フェーズへの移行を進めてまいります。

今回の資本業務提携先

今回の資金調達では、以下の2社との資本業務提携を実施しました。

  • 日鉄興和不動産株式会社(以下、日鉄興和不動産)

  • 株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(以下、チャームケア)

日鉄興和不動産とは、AI・人流データを活用した次世代施設運営の共創に向けた資本業務提携(2026年7月発表)を締結しており、チャームケアとは、介護現場におけるAIを活用した見守りの共創を目的とした資本業務提携(2026年7月発表)を締結し、介護・福祉施設向けの見守り支援システム「asilla care」の共同開発を進めています。いずれも事業シナジーを伴う戦略的提携です。


アジラはこれまで、警備、通信、製造、不動産、鉄道、金融と、業界を横断する事業会社・投資家から出資を受けてまいりました。これは、アジラのAIが特定業界向けのツールではなく、あらゆる空間の安全を支えるインフラとして期待されていることの表れだと考えています。

黒字化の見通し

警備領域での導入拡大に加え、ビルマネジメント、プロパティマネジメントなどへの展開が進むほか、防犯カメラ映像を活用した人流・属性分析による施設DX領域や介護領域にも進出しています。

主力プロダクトのストック型収益(ARR)は直近1年で約1.9倍、直近2年で約4.5倍に拡大しました。積み上がるリカーリング収益を基盤に、来期以降の恒常的な通期黒字化を視野に入れています。

今後の成長領域

① GENIACを通じた世界最先端VLMの開発

経済産業省およびNEDOが実施する「GENIAC」に採択され、防犯カメラに特化した世界最先端のVLM(Vision Language Model)の開発を推進しています。すでにVLMを「AI Security asilla」へ本格実装しており、多数のカメラ映像のリアルタイム解析とVLMによる状況認識を単一基盤上で統合し、「検知」から「意味理解」までを担う次世代の映像解析を実現しています。

② 海外展開

2025年9月、「Global Deep Tech Geeks Startups Competition」において世界1位を受賞し、中東・アフリカ地域最大のスタートアップ展示会「GITEX GLOBAL」(UAE・ドバイ)に出展しました。2026年には「J-StarX」欧州長期派遣プログラムに採択され、「Station F」を拠点に欧州展開を推進すると同時に「VivaTechnology 2026」に出展いたしました。さらにフランス欧州・外務省と日本外務省が開催した官民政策対話「日仏AIハイレベルダイアログ」にも参加しました。

これらの活動により、すでに海外市場における導入事例が複数件生まれていることに加え、年内にサウジアラビアでの展示会が複数予定されており、欧州・中東・ASEANを軸としたグローバル展開が本格化しつつあります。

③ 異音検知AI(設備異常の早期検知)

これまでの映像×AIに加え、機械・設備の「異音」を検知するAIの研究開発を進めています。施設のポンプやファン、チラーなどが発する音の変化から設備異常の予兆を捉え、点検業務の省人化と予知保全を実現します。ビル・商業施設・インフラを運営する株主・パートナー企業との協業により、社会実装を加速します。

④ データ活用型スマートビルソリューション

「asilla BIZ」を通じてAI・人流データを活用した次世代施設運営を推進しています。施設内の利用実態や混雑状況をリアルタイムに把握し、運営高度化や利用体験向上に役立つ各種データを提供します。警備・防災・エリアマネジメントに加え、空調の省エネ化を通じたエネルギーマネジメント等、施設全体を最適化するスマートビルソリューションへと発展させてまいります。

⑤ ロボットとの連携

警備ロボットや四足歩行ロボットに付帯するカメラの映像をアジラのAIで解析し、現場の異常を検知する取り組みを進めています。あわせて、「AI Security asilla」が異常を検知した際にロボットが自律的に現場へ向かい、状況を確認するといった連携の開発も複数のロボットメーカーと共同で推進しています。これにより、これまで人が担ってきた巡回・現場確認の一部をAIとロボットが分担し、限られた人員でも対応の質を保つ運用を実現します。
警備・施設運営における人手の確保が難しくなる中、国内外で成長領域として注目されるフィジカルAI分野において、AIとロボットが連携して現場対応を支える仕組みづくりを進めています。

資本業務提携先一覧(一部・五十音順)

NTT東日本株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、株式会社ザイマックスグループ、セコム株式会社、大成株式会社、ダイビル株式会社、株式会社チャーム・ケア・コーポレーション、東急株式会社、株式会社ニコン、日鉄興和不動産株式会社、阪急阪神不動産株式会社

代表コメント

株式会社アジラ 代表取締役CEO 尾上 剛

4年前にゼロからスタートしたプロダクト事業も、おかげさまでおよそ250の拠点で利用され、黒字化が視野に入るところまでまいりました。アジラは創業来、磨いてきた技術力にご注目いただくことも多いのですが、ここまで来られたのは、ひとえに、お客様、パートナーの皆さまが、私たちのAIを現場で育ててくださったおかげです。お客様の現場に通い、声を聞き、プロダクトを直す。その繰り返しが技術を鍛え、次にやるべきことを教えてくれました。今回発表した新しい取り組みも、すべてお客様との会話の中から構想が生まれたものです。この度、資本業務提携を結ばせていただいた日鉄興和不動産さま、チャームケアさまとの歩みも、やはり現場から始まりました。信頼してくださったご両社に心より感謝申し上げます。

 

アジラはこれからも現場を大切にし、何かが起きてからではなく、起きる前に気づける社会を目指してまいります。そして、日本の現場で磨いたこの技術を、世界の当たり前にできるように引き続き尽力してまいります。

株式会社アジラ 執行役員CFO 内田愛希

当社がこうして次のフェーズへ進めるのは、これまで様々な企業様からいただいたご支援と、日々の事業を支えてくださった皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます。

人手不足が深刻化する現場において、当社のAI技術は現場で働く方々を支え、限られた人員でも安心や快適な空間を守れる社会の実現に貢献できると確信しています。

これからも、当社を取り巻く利害関係者の皆さまの期待に応え、社会に還元できる会社であり続けられるよう努めてまいります。
当社のビジョン「テクノロジーの力で、安心で快適な世界へ」——この先に広がる景色を、一人でも多くの方と分かち合えることを、心から楽しみにしています。

会社概要

代表者:代表取締役CEO 尾上剛

所在地:東京都町田市中町一丁目4-2

事業内容:行動認識AIをベースとした各種プロダクト・ソリューションの開発・提供

公式webサイト:https://jp.asilla.com/

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社アジラ
広報担当:中村
Email:pr@asilla.jp

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会社概要

株式会社アジラ

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URL
https://jp.asilla.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都町田市中町一丁目4-2
電話番号
042-785-5091
代表者名
尾上剛
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年06月