SHIFTの 小島 秀毅氏が、アスエネのM&A戦略アドバイザーに就任
-脱炭素・ESGのバリューチェーン領域でのM&Aによる非連続な成長を狙う-
日本およびグローバルで豊富なM&A経験と業界知識を持つ小島氏と連携し、当社事業のオーガニックな成長に加えて、M&Aを通じた非連続的な成長を実現させ、脱炭素・ESGバリューチェーンの拡大を図り世界 No.1を目指してまいります。
就任の背景と目的
カーボンニュートラルの不可逆的な流れのなか、企業にとって脱炭素への取り組みは喫緊の課題となっています。当社は、これらの課題を解決するため、国内導入社数No.1*のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を提供し、企業の脱炭素・ESG経営を支援しています。
この度当社は、SHIFTの小島氏をM&A戦略アドバイザーに迎えました。SHIFTは2014年に東京証券取引所マザーズ市場に上場、2019年に第一部へ市場変更後、2022年4月よりプライム市場に属する、ソフトウェアテストを起点に売れるサービスづくりまでを支援するDX総合企業です。SHIFTの事業成長の柱として累計31件(2024年4月末時点)のM&Aを実行、また2023年においては国内上場企業で最多の10件のM&Aを行っており、戦略的なM&Aとその仕組み化を強みとしています。脱炭素・ESG領域のリーディングカンパニーである当社と、再現性のあるM&AおよびPMI*の仕組みづくりなど豊富な業界知識と経験を持つ小島氏のノウハウを融合し、戦略的な提携や買収を推進することで、事業規模の拡大とソリューションの拡充を図ります。
当社は、国内外でさらなる事業拡大と脱炭素・ESGバリューチェーンの拡大を目指します。そして企業の脱炭素・ESG経営の取り組みをさらに加速させ、サステナブルな社会の実現に挑戦してまいります。
小島 秀毅氏の役割とコメント
1. 戦略的事業提携、M&A全般に関する相談・助言
2. アスエネと共にM&Aを推進するためのセミナー・対談などの実施
3. 事業開発・提携に関する関係者、顧客の紹介
<プロフィール>
小島 秀毅(こじま ひでたか)氏
株式会社SHIFT グループ経営推進部 部長
株式会社SHIFTグロース・キャピタル 取締役
大和証券、GCA(現・フーリハン・ローキー)を経て、2011年に三菱商事にてライフサイエンス本部立ち上げと合わせて同社に入社。国内外のM&A/PMIを推進しグループのコア事業に育てる。また、米国企業買収に伴い現地本社でもCEO補佐として北米のM&A/PMI戦略の立案と実行に携わる。2020年からSHIFTにてM&A/PMIを一貫して行える体制を組成し責任者を務める。2022年にSHIFTグロース・キャピタルを設立、取締役として参画しM&Aをリード。2023年は国内の上場企業で最多のM&Aをリリース。
東京外国語大学外国語学部卒業、一橋大学大学院商学研究科経営学修士課程(MBA)修了、ハーバード・ビジネス・スクールPLD修了(PLDA)、米国公認会計士
著書:『クロスボーダーM&Aの契約実務』(共著、中央経済社)
<コメント>
「これまで一貫して国内外のM&A/PMIを推進するなかで、常に再現性のある戦略の立案と実行を心がけてきました。脱炭素化は気候変動の緩和と持続可能な未来の実現に不可欠です。今までの経験を活かし、“M&A”という軸から「脱炭素」「ESG」というテーマに取り組むことで、次世代により良い世界を創っていくことに尽力してまいります」
「ASUENE」について
「ASUENE」は、複雑だったCO2排出量算出業務をカンタンにサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3* のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
<主な特長>
・請求書などをAI-OCRでスキャン、お客さまの業務工数を削減、カンタンにCO2見える化
・SX*コンサルティングの豊富な実績
・GHGプロトコル*に基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告支援
・製品別CFP*機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能
・CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供
・GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済み
アスエネサービスサイト:https://earthene.com
「ASUENE ESG」について
「ASUENE ESG」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。
<主な特長>
・サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能
・サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減
・有価証券報告書の開示に対応したコンサルティング
・表彰・PRで認知と集客の最大化
アスエネ ESGサービスサイト:https://earthene.com/rating
アスエネ 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業:CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
カーボンクレジット・排出権取引所 「Carbon EX」の運営
資本金:25億2,681万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、
パビリオンキャピタル(シンガポール政府/テマセク傘下ファンド)、
Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、
Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
URL:https://earthene.com/corporate/
【採用について】
ミッションである「次世代によりよい世界を」を実現するため、全方位で採用を強化しています。
採用サイト:https://earthene.com/corporate/recruitment
【アライアンスについて】
当社サービスの展開を共にお取り組みいただけるパートナーを募集しています。
協業例:金融機関・地域金融機関、総合・専門商社、コンサル、製造業、投資ファンドなど
問い合わせ先:https://earthene.com/corporate/form/contact
<注釈補足>
* 国内導入数No.1:調査対象(CO2排出量見える化サービス、調査内容:調査対象各社のCO2の排出量見える化サービスについて累計導入社数を調査、調査方法:ヒアリング調査、調査対象時点:2023年7月末時点、調査実施:株式会社東京商工リサーチ)* Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
* PMI:Post Merger Integration(ポスト・マージャー・インテグレーション)の略称。M&A成立後に効果を最大化するために行う経営統合プロセスのこと。
* Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
* SX:Sustainability Transformation(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の略。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える取り組み
* GHGプロトコル:温室効果ガスの排出量算定と報告の国際・世界基準
* CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み
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