【開催レポート】音楽プロデューサー・本間昭光還暦コンサート開催!2日間の祝祭は“共鳴”の軌跡!
超豪華アーティストが集結し感動セッション。Day2では槇原敬之と25年ぶりに共演。本間に捧げた名曲をセッション「感無量です」

90年代は槇原敬之のライヴアレンジとバンドマスターを担当し、2000年代はak.hommaとしてポルノグラフィティの数々の楽曲の作・編曲、トータルプロデュースを手掛け、2010年代はいきものがかりの楽曲のアレンジ、ライヴのバンマスとして活躍するほか、多くのヒットソングを作り上げた日本を代表する音楽プロデューサーの一人・本間昭光。その還暦を祝福する、豪華アーティストが集結したライヴ『Akimitsu Homma 60th anniversary concert “RESONANCE”(レゾナンス)』が9月26日、27日に東京ガーデンシアターで行われた。
【Day1】
開演時間を少し過ぎ場内が暗転すると、アリーナ後方に一本のスポットライトが当たる。そこに立っていたのは亀梨和也。場内から悲鳴が上がり、亀梨が“オープニングトーク”だ。「本間さん凄い人だけど、はっきり言って地味です」「本間さんはおしゃべりで、前回の50歳記念ライヴではおしゃべりが過ぎて1時間押したので、今日は黙ってもらいます」と説明すると爆笑が起こる。総合演出は松任谷正隆。本間の師匠だ。亀梨は客席の間を通ってステージへ。すると「青春アミーゴ」のイントロが流れ、客席から驚きの声が上がる。誰もが知る平成の名曲を、亀梨が華麗な振付と歌でパフォーマンスすると会場の温度が一気に上がる。

一曲目から、本間昭光(Key.)、 山本陽介(Gt.)、 中村タイチ(Gt./26日)、林部直樹(Gt./27日)、安達貴史(Ba.)、江口信夫(Dr.)、坂井"Lambsy"秀彰(Per.)、室屋光一郎ストリングス(1st Violin 室屋光一郎、2nd Violin 小寺里奈、Viola島岡智子、Cello 水野由紀)、今井マサキ(Cho.)、佐々木詩織(Cho.)、会原実希(Cho.)、足立賢明(Man.)、nang-chang(Man.)という錚々たる顔ぶれのミュージシャンが揃ったスーパーバンドが放つ音の素晴らしさに、このライヴが最高のものになると確信したのではないだろうか。
このライヴの見どころ、聴きどころのひとつはバンドが作るアンサンブルだった。そして本間が全てアレンジし直し作り上げた“原曲を越える原曲アレンジ”もそうだ。原曲の薫りを最大限に生かし、そこに2025年の空気を纏わせるアレンジで、楽曲とアーティストにリスペクトを込めた。
本間と亀梨の関係は、本間が亀梨のソロプロジェクト「Inside 23 experiment」のライヴの音楽監督&キーボードを担当したところから始まる。2曲目の「絆」(『ごくせん(第2シリーズ)』挿入歌)のイントロでも歓声が上がる。情感豊かな歌に客席はグッと引き寄せられるのがわかる。キラキラした華やかなステージで最高のオープニングを作り上げ、鈴木雅之にバトンタッチ。
鈴木はまずは「恋人」から。ソウルフルかつ、瑞々しく繊細な歌が会場に響き渡る。「亀梨和也はラブソングのプリンス、そしてラブソングの王様・鈴木雅之です」と自己紹介すると大きな拍手が贈られる。そして「本間からグループ時代の曲をやって欲しいというリクエストがあったので」と、ラッツ&スターのトレードマークの白い手袋をしながら桑野信義と佐藤善雄を呼び込み、鈴木のツアーのコーラス隊を加え「ハリケーン」を披露。続いて桑野のトランペットが鳴り響く「め組のひと」を投下すると、客席も一緒に振付を楽しむ。そして「みんなと歌える曲を」と、美しい大滝詠一メロディの名曲「夢で逢えたら」を歌うと、客席も大合唱だ。本間は「夢で逢えたら(2020ver.)」のサウンドプロデュースを手掛けている。デビュー45周年の鈴木の貫禄を感じる最高のエンタメショウだった。


木村カエラは本間と出会うきっかけとなったミュージカル『アニー』の主題歌「Tomorrow」のカバーからステージをスタート。その伸びやかな歌声からは自由とポジティブなマインドが伝わってきた。「Butterfly」はピアノとストリングスの美しいイントロが響き、途中からバンドサウンドになり、美しいメロディをより美しく、歌をよりドラマティックに伝えるアレンジを作り上げる。さらにオーディエンスの「ラララ」の大合唱を加えて、アレンジは完成した。

木村カエラとハイタッチしステージに吉岡聖恵が登場。いきものがかりのステージの幕が開く。「人生は一人で走ってるんじゃない、伴走者が必要。いきものがかり、私にとってそれは水野良樹であり本間さん」と語り、いきものがかりと本間が大切な絆で結ばれていることを語り、そして「本間さん、ありがとう」と改めて伝えると、聴き慣れたあのイントロを本間のピアノが奏でる。「ありがとう」だ。吉岡の豊潤な歌とサウンドが交差して感動が生まれる。ギターを弾いていた水野がピアノに移って「コイスルオトメ」。2コーラス目から分厚いバンドサウンドが重なり、吉岡の表情豊かな歌が胸に迫ってくる。水野の熱いギターソロが唸りをあげる。水野が「大分高まってしまいました(笑)」と語っていたが、あとになって、次の曲での貴重なセッションに向けて気合入れのようにも聴こえた。

「YELL」ではこの曲のアレンジを手掛け、今回のライヴの総合演出を手掛ける、本間の師匠でもある松任谷正隆が登場し、ピアノを演奏。吉岡の歌と水野、コーラス隊の厚いコーラスが重なり、ゴスペルのような佇まいに。「ブルーバード」は客席が総立ちになり、「この曲は本間さんのアレンジではないけど(笑)、日本一この曲を演奏してくれた」(水野)と紹介した「じょいふる」は、どのアーティストのファンも関係なく全員がタオルを振り回し会場がひとつになった。

興奮冷めやらぬ客席にピアニストの清塚信也が登場し、爆笑トークを繰り広げる。すると同じく客席に村上信五(SUPER EIGHT)が登場し、悲鳴に近い歓声が上がる。二人の掛け合いに全員が笑顔だ。そしてステージに上がると「大阪ロマネスク」を清塚のピアノ、本間のローズをバックに歌った。美しい旋律のバラードを感情を露わにしたボーカルで届ける。本間は「大阪ロマネスク feat.葉加瀬太郎」のアレンジを手掛けている。「一人で本気で歌ったのは久しぶりです」と村上が語っていたが、哀愁感を感じさせてくれるボーカルに、客席に感動が広がっていくのが伝わってきた。

インターバルの時間には、“ホンマの本間”と題して、本間の妹さんを始めゆかりのある方々が映像で登場し、その人生を辿る時間になった。
第二幕の最初にVTRで登場したのは大泉洋だ。TEAM NACSの舞台や大泉洋のソロライヴの音楽を本間が手がけているが、親密な関係性だからこそ言える大泉節満載のトークに、会場に笑いが起こる。
大泉の朗らかなムードから一転、木村カエラが読む詩に、本間の兄弟子にあたる音楽プロデューサー武部聡志と本間が即興でピアノで音楽を付けるという企画からスタート。ちなみに詩は始まる直前に松任谷から読み手に渡されるという、まさに一発勝負の文字通りの“セッション”だ。詩を朗読した木村は「音が付くとこんなにも景色が変わるんだ」と感激していた。


鈴木愛理はいきものがかり水野良樹のギターと共に「ハートはお手上げ」を披露。可憐でポップな歌声で魅了した。そして鈴木雅之が登場し、水野が「今この会場で一番緊張しているのは僕です(笑)」と語り水野作詞・作曲、本間昭光アレンジの鈴木雅之の大ヒットナンバー「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」をパフォーマンス。アーティストも客席も全員が楽しみ、熱い盛り上がりを作り出し、W鈴木と水野が手をつなぎステージを後にした。


ポルノグラフィティ岡野昭仁も客席から登場。本間との思い出を語りながら新藤晴一が待つステージに向かう。そして「本間さんと作った初期の曲をメドレーでやります」と「夕陽と星空と僕」のイントロが奏でられると、レア曲の登場にポルノファンから驚きの声が上がる。そして「ラビュー・ラビュー」のイントロでも歓声があがり、次にボコーダーで『惑星キミ』のイントロで煽り、そのまま「Century Lovers」へ。意外な展開にポルノファンは盛り上がる。ポルノグラフィティと本間は出会って27年。思い出話に花が咲くが、本間はしゃべらない“ルール”なので、二人の面白思い出話に客席から笑いが起こる。デビュー曲「アポロ」は今も斬新で新鮮で、岡野のボーカルはここにきてますますパワーアップしていることを感じさせてくれる。そしてポルノ最大のヒット「サウダージ」を投下すると、会場の温度はさらに上昇する。

22年前のこの日にリリースされた「メリッサ」では、バンドの演奏もさらに熱を帯び、安達貴史のベースがうなり、強烈なグルーヴが生まれ、新藤のギターが交差して、岡野の規格外のパワーのボーカルがひとつになり、熱狂が生まれる。さらに「ハネウマライダ—」では岡野が「いきものがかりの『じょいふる』みたいにタオルを回しやすいテンポじゃないけど、一緒にタオル回して下さい」と伝えると、全員がタオルをまさに“ぶん回す”。会場の熱気を切り裂くような風が生まれるほどだった。
ラストは『本間祭2015 ~これがホンマに本間の音楽祭~』の一夜のために作られ、それ以来演奏していない「最後のステージ」(作詞新藤晴一 作・編曲本間昭光」を、新たなアレンジで10年ぶりに披露した。メロディアスかつエモーショナルなこの曲を歌う岡野の迫力ある歌声を、オーディンスは前のめりになり聴き入っていた。


そしてアンコールに突入すると本間のトークがようやく解禁され、感謝の言葉を伝え、「このメドレーができるなんて幸せ者です」と語り、本間がこれまでアレンジを手掛けた楽曲をアーティストのコラボで披露するメドレーがスタート。ピアノは清塚信也。広瀬香美「DEAR...again」は木村カエラが伸びやかな歌を聴かせ、同じく広瀬香美「promise」は亀梨和也とポルノグラフィティという超レアなコラボが実現。カズン「冬のファンタジー」は鈴木愛理とコーラス・今井マサキが圧倒的な歌声で魅了。中川翔子「綺麗ア・ラ・モード」はいきものがかりが原曲とはまた違うカラーを作り出し、そしてV6「Darling」は、鈴木雅之と亀梨という、これもレアなコラボが歌を響かせ、客席が湧いた。

アーティスト一人ひとりが改めて本間にメッセージを伝え、ラストは水野良樹と本間が作り上げた「SONG」をオールキャストで歌った。出演アーティストから赤いレイをかけられ、満面笑顔で演奏する本間の姿がスクリーンに映し出されると、改めて大きな拍手が贈られる。「色々なアーティストのファンの方が駆けつけてくださっていると思いますが、他のアーティストのことも是非知って欲しいというのが、このライヴのテーマでもあります。これからもアーティストを後ろで支えていきたい」というメッセージで一日目を締めくくった。

【Day2】

祝祭——このライヴの初日を観て、やはりこの言葉しか浮かんでこなかった。一人のプロデューサーを祝福したい人達が集まり、プロデューサーは感謝とリスペクト込め、最高のアレンジを紡ぎ、バンドは美しいアンサンブルを奏で、アーティストは最高のパフォーマンスと言葉でその思いを伝える。客席は大きな拍手と歓声でそのパフォーマンスを称賛する。“最幸”の瞬間の連続が最高の一日を作り上げた。2日目は本間の“盟友”でこのライヴタイトル『RESONANCE』の“名付け親”の槇原敬之が登場する。二人がステージで共演するのは25年ぶりだ。どんなステージになるのか——。
オープニングは初日同様亀梨が務め、「青春アミーゴ」(修二と彰)と「絆」で会場全体を掴む。色気を感じさせてくれる歌、しなやかなダンスで一人だがとびきり華やかなステージを作り上げる。
そして2番手に登場したのはいきものがかり。前日と同じセットリストを“深化”させた歌で聴かせる。鈴木雅之が「本間と最初に会った時、『イントロに命をかけてます!』って言っていたことを今でも覚えている」と初日に語っていたが、「ありがとう」はまさにイントロのピアノのあのフレーズから心を掴まれる作品だ。「YELL」では松任谷正隆が再びピアノで参加し、歌に寄り添うように、支えるようなピアノの音色にひきつけられる。
そしてポルノグラフィティだ。初日に続いて岡野昭仁が客席から登場して沸かせる。本間と作り上げた初期の作品のメドレーには初日同様歓声が起こり、様々な音楽を共に作り上げてきたことがわかる。2日目は「アゲハ蝶」(2001年)が日替わり曲としてセットリストに追加された。パーカッシブなラテンフレーバーのサウンドと圧巻の歌は進化している。「ラララ」の大合唱は美しく、岡野の歌と重なり感動が生まれる。「ミュージック・アワー」も日替わりで演奏され、全員でポルノのライヴではおなじみの“変な踊り”で盛り上がる。初めてポルノのライヴを観た人は、岡野の圧倒的な滑舌の良さに驚いた人も多いのではないだろうか。言葉が一語一句全部きれいに聴こえ、届いてくる。ポルノグラフィティの音楽の真骨頂だ。前日に続いて「ハネウマライダー」はライヴのクライマックスのような熱量で、ポルノグラフィティがTHEライヴバンドであるということが再確認できた。10年ぶりの披露となった「最後のステージ」。<命>という歌詞をリフレインするところは、まるで命をしぼり出すかのような岡野の気迫のこもった歌声が印象的だった。
『本間祭2015』にも出演した藤井隆は、本間がアレンジを手掛けた名曲「絶望グッドバイ」を披露。ダンサブルかつどこかノスタルジックな楽曲を、歌謡フォルクローレとでもいうべきアレンジで聴かせる。ロマンティックな歌詞を丁寧に歌い届ける藤井。「ナンダカンダ」で華麗なダンスを披露すると歓声が上がった。


インターバルは初日同様、本間にゆかりのある人がインタビューに答えている映像が流れるが、インタビュアーを松任谷正隆自らが務めていることに驚かされた。
後半は1日目に続き、武部聡志と本間の即興ステージ。この日詩を朗読したのは藤井隆だ。この日も本番直前に松任谷正隆から藤井に詩が渡され、全員が“ガチ”でセッションを繰り広げる。朗読に合わせてピアノの音を二人が重ねていき、主旋律にオブリガードを重ねたり、天才二人のセンスがぶつかり合いながら、ひとつの作品を作り上げていく過程を目の当たりにした客席は、息を飲み聴き入っていた。

渡辺美里が登場。一曲目は「My Revolution」。名曲に本間が新たに光を当て“原曲を越える原曲アレンジ”を作り上げていた。渡辺の歌はどこまでも伸びていくようで、約40年前の楽曲は新鮮さを失うことなく輝きを放ち伝わってきた。ここで槇原敬之を呼び込み、槇原が渡辺に「トマト」以来20年ぶりに書き下ろした最新曲で、槇原節炸裂の「折りたたみ傘」(編曲:本間昭光)をデュエットした。楽曲を手掛けた槇原と本間、渡辺がステージの上に揃うというこれも奇跡の瞬間だった。


そして槇原がステージに残り武部を呼び込み、「本間さんとやっていた頃の懐かしい曲を楽しんでください」と「Hungry Spider」からスタートだ。印象的なイントロを本間がアコーディオンで奏で、武部がピアノを弾き、日本のポップスシーンを牽引してきた巨人が顔を揃える豪華セッションが実現。槇原と本間の共演は25年ぶりだ。二人はどんな想いで歌い、奏でていたのだろうか。2曲目の「髪を切る日」を槇原がライヴで披露するのは31年ぶりだ。この曲のレコーディングをしている時にスタジオに遊びに来た本間に「なんか弾いてよ」と槇原がリクエストし、ピアニカを演奏したというエピソードも紹介された。槇原は「本間さんのピアノで歌えるのは感激です。そして特別です」と語った。本間はSNSに終演後の打ち上げでの槇原の2ショット写真をアップし、「20代の頃からこんな気さくな感じで毎日遊び、その中から色んな興味や知識を膨らませ、その全てを音楽に昇華させてきたんです」と、コメントを寄せている。二人の感性から数多くの曲が生まれ、それが上質なポップスとなっていった。


「大阪から出てきた二人にとってこの曲を演奏するのは特別なものがあると思う」と披露したのは「遠く遠く」だ。一緒に口ずさんでいる人も多い。「どんなときも。」は切なさが広がるがコール&レスポンスで一体となる。そして当時本間の失恋話を聞いた槇原が「歌でも作って元気になってもらおうと書きました。本間昭光の生き血が流れている(笑)」と語った「もう恋なんてしない」を紹介すると、本間がキーボードで即興でおどろおどろしい音を一瞬鳴らし、イントロへ。色々なストーリーが重なる濃密な時間、セッションを終えた二人はハグして、大きな拍手が贈られ、本間は槇原に手を引かれ客席に挨拶し、本編が終了。

“本間コール”に応え再び登場した本間は「ようやくしゃべれます(笑)」と、集まったお客さんとアーティストに感謝を伝えた。そして「このコンサートが決まった時、まず槇原くんに相談しました。“RESONANCE”というタイトルを付けてくれたのも彼です。“本間ちゃんは色々なアーティストと『共鳴』して音楽を作り続けてきた”と言ってくださいました。今回もう一度、槇原くんと一緒に音を鳴らすことができて感無量です」と、25年ぶりの共演に感動していた。
そして本間がこれまでアレンジを手掛けた作品を、アーティストがメドレーで披露するコーナーがスタート。渡辺美里は、30周年記念第一弾シングルとして大江千里が書き下ろした「ここから」(編曲:本間昭光)を披露。<未来はここにある ここからまた始めよう>と本間にメッセージを贈った。広瀬香美「promise」は亀梨和也と岡野昭仁(ポルノグラフィティ)という異なる色気を感じるボーカリストの共演に客席が沸き立ち、カズン「冬のファンタジー」は藤井隆とコーラスの会原実希が美しいハモりで魅了する。松本隆×筒美京平のゴールデンコンビの手による名曲、中川翔子「綺麗ア・ラ・モード」は、いきものがかりがカバー。80年代の薫りを感じるこの曲を吉岡が丁寧に歌い、届ける。そしてV6「Darling」はこの日は槇原敬之がカバー。人懐っこいメロディがさらに親近感を湛えて伝わってくる。

アーティストが本間へ愛のあるメッセージを伝え、ラストは水野良樹と本間が書き下ろした「SONG」をオールキャストで歌った。武部がピアノを弾き、岡野昭仁×吉岡聖恵という稀代のボーカリストのデュエットが実現。このライヴだからこそ実現したシーンだった。曲中に出演者から本間へ次々とかけられる赤いレイの中には、槇原からの直筆メッセージが書かれたタスキも用意され、サプライズのプレゼントとなった。

本間とアーティストが「RESONANCE(共鳴)」し生まれた音楽が、様々な人の心に届き“何か”を残した。そしてこのライヴはアーティストとアーティストを繋げ、新しい感動が生まれる場所、時間になり、オーディエンスの心にまた“何か”を残した。音や声を重ね、響き合うことの大切さ、つながることの素晴らしさを感じさせてくれたライヴだった。そして松任谷正隆が仕掛けた魔法に出演者も観客も魅了されたショウだった。「また10年後に!」と本間は客席とアーティストに約束し、2日間を締めくくった。

オフィシャルカメラ:
Day1 撮影:田中聖太郎
Day2 撮影:田中聖太郎写真事務所
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