九州初 ササキコーポレーションとユーグレナ社は、マリーナにおける次世代バイオ燃料の継続的な導入を開始しました
※後列 左から、博多港開発 池見常務取締役、海洋冒険家 白石氏、九州運輸局 重冨次長、博多港振興協会 安東専務理事、ユーグレナ社 執行役員 尾立
前列 左から、九州運輸局 鈴木局長、ユーグレナ社 社長 出雲、ササキコーポレーション 専務 佐々木、福岡市港湾空港局 井口局長
今回使用したサステオは、バイオマス(生物資源)を原料とし、船舶のディーゼルエンジンに対して内燃機関を変更することなく使用することが可能な次世代バイオディーゼル燃料です。サステオは、燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、バイオマス原料が成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、使用した際のCO2の排出量が実質的にはネットゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。今回、九州においても様々な分野で次世代バイオ燃料に関する関心や利用ニーズが高まることが見込まれていることから、今回ササキコーポレーションが運営する九州最大級のマリーナである「西福岡マリーナ マリノア」において、国土交通省九州運輸局のご協力のもと、九州では初めてとなるサステオの継続的な導入を行うこととなりました。
なお、7月31日(日)には、次世代バイオ燃料「サステオ」継続利用表明式を実施し、来賓として福岡市港湾空港局の井口宏樹局長、博多港振興協会の安東一眞専務理事、博多港開発株式会社の池見雅彦常務取締役、九州運輸局の鈴木史朗局長、九州運輸局の重冨徹次長、そして海洋冒険家の白石康次郎氏にご参加を賜りました。白石氏には、サステオを給油した船舶に試乗し、「サステオでのクルージングは、普段と全く変わらない乗り心地で、普段使用している(化石燃料由来の)軽油と比べてパワーも加速も全く変わりがありません。とても安心してクルージングできました。」とコメントをいただきました。
<株式会社ササキコーポレーションについて>
1930年の創業以来90年にわたり、「乗り物を通じて人々のより豊かな生活を応援する」ために、2輪車、4輪車の販売やメンテナンス、船舶の販売やマリーナの運営などの事業を展開してきました。
特にマリーナ部門では、西日本最大級の施設「西福岡マリーナ マリノア」をはじめ、九州・西日本で多くの施設を運営し、充実した設備による良質なサービスを提供しています。https://sasaki-corp.jp/
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
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