【2023年度版】 ITインフラエンジニアのワークライフバランスに関する意識調査を実施

株式会社アイエスエフネット

株式会社アイエスエフネット(本社:東京都港区、代表取締役:渡邉幸義、以下アイエスエフネット)は、アイエスエフネットグループのITエンジニアを中心とする従業員2,592名を対象にワークライフバランスに関するアンケート調査を実施いたしました。

  • 調査の目的

アイエスエフネットグループでは、従業員が長く働きやすい環境作りに取り組んでいます。ワークライフバランスの充実や人事評価、キャリア支援など、さまざまな制度を時代に合わせて改善を続け、企業に求められる多様な働き方に応え続けることを目指しています。

ITインフラを専業とするアイエスエフネットでは、すべての人が働きがいのある仕事に就き、労働時間の生産性を高めて個人裁量の時間を確保し、その時間で仕事以外の生活を充実させ、そこで得た経験や価値観を仕事に反映して成果を上げるため、セルフケア休暇(※1)、育児休業3年、育児短時間勤務、失効有給積立制度(※2)、すまいる共済会(※3)など、さまざまな取り組みを実施しています。

取り組みによって、2018年に「プラチナくるみん」(※4)の認定を取得し、2023年にはその認定基準に合わせて、不妊治療のための休暇制度や理解促進の取り組みの基準を満たした企業として、「プラチナくるみんプラス」の認定を取得しました。そのほかにも、株式会社ワークライフバランス主催「男性育休100%宣言」への賛同をしています。


この度の調査は、アイエスエフネットグループ従業員の意識と満足度の把握や労働環境を評価し、必要な調整を行うことを目的としています。



(※1)セルフケア休暇:

医師の診断のもと不妊治療や性別適合手術・ホルモン治療を行う社員は、必要な期間休暇を取得でき、そのうち月1日については有給休暇を取得できます。


(※2)失効有給積立制度:

失効する有給休暇を年2日、最大20日まで積立保存し、育児や介護、疾病の際に利用できます。


(※3)すまいる共済会:

ご結婚・ご出産・お子さまのご入学時などにお祝い金を給付しています。


参考URL:

アイエスエフネットグループ ワークライフバランス次世代育成支援対策推進法にもとづく一般事業主行動計画について

https://www.isfnet.co.jp/sustainability/employee_balance.html


(※4)プラチナくるみん

次世代育成支援対策推進法にもとづき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を得ることができます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/index.html



  • 調査結果の概要

1.  現在のワークライフバランスへの満足度

「現在のワークライフバランスに満足しているか」という質問に対して、「満足している」と回答した割合は全体の23.3%であり、「やや満足している」と答えた割合は全体の52.2%である。

また、「点数別に見た、ワークライフバランス満足度の割合」を参照すると、生活面での満足度について9割の従業員が満足と示しているが、仕事面での満足度については低いと回答している。これにより、仕事の割合が多いと考えている従業員ほど満足度が低い傾向がわかる。


ワークライフバランスに満足している従業員は、「ワークとライフにメリハリをつけて生活できている」「育児の負担が増えたが、在宅勤務をすることでまかなえている」という意見があるのに対して、やや不満、不満と回答した従業員は「スキルアップして、色々挑戦したい。自分のスキルが足りない」「ワークに力を注いでいる感が強い。さらにライフに力を注ぎたい」という意見が挙がった。


これらに対し、アイエスエフネットでは今後も継続して次世代育成行動支援計画の目標に取り組み、ワークライフバランスの特設サイトの展開や相談窓口による手厚いサポートを行うことで改善に向け取り組む。


2. 従業員満足度

「総合的に見て、現在の仕事・会社・環境に満足しているか」という質問に対して「非常にそう思う」と回答したのは全体の12.2%、「ややそう思う」と回答したのは全体の50.4%、「どちらでもない」と回答したのは22.6%であった。数値としては高いが、アイエスエフネットは10のビジョン(※5)を目指しているため、この項目では従業員の声に耳を傾ける姿勢と改善が必要である。


(※5)10のビジョン:アイエスエフネットが社員の意見をもとに企業文化の指針とミッションをすり合わせ、目指すべき姿として明文化したものです。 社員がワクワクする、そして、求められている近い未来の達成すべき目標を、社員と共有するために制定しています。


3.従業員のキャリアパス

「自身のキャリアパスは明確ですか」という質問に対して、「はい」と答えた従業員は全体の38.9%であり、思わしくない結果となった。

アイエスエフネットでは、CDP制度(※6)での自律的なキャリア形成の機会を設ける動きや、スキルアップ支援やキャリア支援を行っている一方、知識獲得のための活動例の共有や常駐先での幅広い業務請負において改善の余地がある。これに関して、2023年にキャリアパスサイト(※7)を開設したことでキャリアの理想を実現するために必要なことや、従業員それぞれがキャリア形成の方向性を理解することができるようになった。


全従業員がやりがいを感じ、いきいきと働ける職場環境を創ることができるよう今後も従業員の意見に真摯に寄り添い、新たな制度導入の検討をしていく必要がある。



(※6)CDP制度:

「Career Development Program(キャリア ディベロップメント プログラム)」は、アイエスエフネットの会社方針により重点的に強化する部門や、人員が不足しているポジションを社内に公開し、選抜の上、新たなミッションにチャレンジできる機会を提供する社内公募制度です。自律的なキャリア形成の機会として活用されています。


(※7)キャリアパスサイト:

エンジニアの従業員が明確なキャリアパスを描くために役立つ資格や案件情報、研修が掲載されたアイエスエフネットの従業員向けサイトです。


本調査の結果をもとに、アイエスエフネットグループでは引き続きワークライフバランスの改善に努め、全ての方が安心して働ける環境を創造してまいります。



  • 調査概要

調査方法:無記名方式

調査地域:アイエスエフネットグループ

調査期間:2023年9月11日(月)~2023年9月29日(金)

調査対象:従業員2,592名



  • アイエスエフネットグループ概要

アイエスエフネットグループは、グループ社員約2,600名が一体となり、「IT」と「障がい者支援事業」を柱に、国内および海外のITインフラなど多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスを提供しております。また、多様な方々がお互いを尊重し認め合い、それぞれを受け入れながらともに成長していくため、ダイバーシティ(多様性を認め)とインクルージョン(個々を活かす)を掛け合わせた「ダイバーイン雇用」にも取り組み雇用創出に尽力しています(2024年1月1日時点)。

アイエスエフネットグループHPはこちら:https://www.isfnet.co.jp/



  • 株式会社アイエスエフネット概要

社名:株式会社アイエスエフネット(ISF NET, Inc.)

代表者:代表取締役 渡邉 幸義(アイエスエフネットグループ 代表)

本社所在地:東京都港区赤坂7-1-16オーク赤坂ビル 3階

設立:2000年1月12日

資本金:100,000千円

従業員数:2,546名(2024年1月1日時点)、グループ全体2,667名



企業のITシステムに関する課題解決に向けて、幅広いソリューションで状況やニーズに応じたサービスを展開するITインフラ企業です。約2,000名のクラウド、サーバー、ネットワークセキュリティなどのITエンジニアが在籍し、日本全国15カ所の拠点に加え、中国、韓国、シンガポールにも拠点を展開(2023年12月1日時点)「人財育成会社」を企業ブランドとし、ITインフラエンジニアの育成に力を入れています。

アイエスエフネットHP:https://www.isfnet.co.jp/isfnet/



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会社概要

株式会社アイエスエフネット

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URL
https://www.isfnet.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂7-1-16 オーク赤坂ビル 3階
電話番号
03-5786-2300
代表者名
渡邉幸義
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2000年01月