12月6日(土) 「The Light of the World ~世界の子どもたちに希望を~」温かな光を灯すワールド・ビジョン クリスマスチャリティーコンサート開催

世界各地で今日も懸命に生きている子どもたち、
その一つひとつのいのちに、光が照らされますように。
そんな願いを込めて、美しい音楽の調べと、子どもたちの物語をお届けするクリスマスイベント―
世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(事務局:東京都中野区、事務局長:中島みぎわ/WVJ)は、12月6日(土)に都内にて、「The Light of the World ~世界の子どもたちに希望を~」と題したクリスマスチャリティーコンサートを開催します。入場無料、WVJ公式ウェブサイトでお申し込みを受け付けています。
イベントの概要
コンサートでは、ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使で俳優の酒井美紀さんが特別出演します。日本のスポンサーと長年交流を続けてきたチャイルドの物語やメッセージを、朗読でご紹介いただきます。また、ご自身の支援体験を通して語られる“希望”のメッセージが、あたたかな光となって会場を包み込みます。
音楽演奏では、クリスマスソングから誰もが知る名曲まで、世界で活躍するマリンバ奏者・塩浜智子さん&玲子さん姉妹とパーカッションの赤羽一則さんによる情熱的で心温まるパフォーマンスをお届けします。さらに東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の生徒有志の皆さんによるクラシック演奏の調べをご堪能いただけます。
ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフによる支援現場からの報告も予定しています。過酷な状況にあってもなお、希望となる変化を生み出したいと奮闘する人々の姿をお伝えします。

特別ゲスト 酒井美紀
俳優/株式会社不二家社外取締役/ワールド・ビジョン・ジャパン親善大使
15歳で芸能活動をスタート。映画『ひめゆりの塔』『Love Letter』で日本アカデミー賞新人俳優賞、『誘拐』で同優秀助演女優賞を受賞。ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍している。2007年よりワールド・ビジョン・ジャパン親善大使として活動し、現在はフィリピンとカンボジアの2人のチャイルドを支援している。
日時
2025年12月6日 (土) 14:00~15:30(開場13:30)
会場
ウェスレアン・ホーリネス教団 淀橋教会(アクセスはこちら)
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-17-8
JR山手線「新大久保駅」徒歩3分/総武線「大久保駅北口」徒歩1分
入場料
無料
家族やご友人とともに、音楽とストーリーが紡ぐクリスマス前の優しいひとときにぜひご参加ください。
●未来を切り開いたチャイルドの“希望”の物語
「私の夢は医者になることです。そうすれば、自分のコミュニティや助けを必要としている人たちを助けることができるからです」(フィリピン、11歳)
「私がすべての女の子に見てほしい未来は、安全に満ちたものです。どの女の子も、表現することや夢を見ることを恐れない世界、私たちが心から尊重される世界を願っています」(アルバニア、13歳)
世界中の支援地域に暮らす子どもたちからは、日々、さまざまな声が届きます。ワールド・ビジョンが今年行った51の国と地域に住む少女たち432人に聞き取り調査では、困難の中でも夢や希望を伝える声が多く寄せられました。イベントでもそうした声の一部をご紹介できればと思います。
中でも、日本のスポンサーから15年にわたって支援を受け、未来を切り開いたフィリピンのマリアちゃん(仮名)の物語をお届けします。
「あなたの人生の一部の中に、私の存在があることを心から感謝しています。
そして、私と分かち合ってくださったあなたの人生の一端に、感謝します。」
これは、現在22歳になったフィリピンのマリアちゃんが綴った言葉です。ご自身も2人のチャイルドのスポンサーである俳優・WVJ親善大使の酒井美紀さんを特別ゲストにお迎えし、長年にわたるマリアちゃんと日本から彼女を支え続けたスポンサーの交流の物語を、酒井美紀さんによるメッセージの朗読とともにお届けします。フィリピンでのチャイルド・スポンサーシップ事業を担当する野本理恵スタッフから、現地の状況もご紹介します。


WVJでは現在、1000人の少女のチャイルド・スポンサーを募集する「1000 GIRLSプロジェクト」を展開中です。早すぎる結婚、性的搾取、暴力など、“女の子である”という理由で、多くの困難に直面する子どもたちが、未来を切り開けるよう支援する取り組みです。
●“希望”の食糧支援~ソマリランド報告~
深刻な食糧危機に直面するソマリア・ソマリランドの支援地域を今年9月に訪れた松岡拓也スタッフが、最前線の報告も行います。干ばつの影響で多くの人が家や家畜も失い、「仕事も食べ物もない」状況が続いています。食糧不足は、子どもたちの発育に大きな影響を与え、実際の年齢よりずっと幼く見える子どもも少なくありません。そうした厳しい環境の中でも、食糧を届けようと奮闘する現地スタッフの姿や、少ない水で実施できる水耕栽培によって、レタスやホウレン草、小麦などを育て、住民の栄養改善につなげる試験的な取り組みなど、希望を生み出そうとする現場の様子をお伝えします。


クリスマスに、いのちをつなぐ贈り物を子どもたちへ。水・食糧支援にぜひご協力をお願いいたします。
●“希望”に寄り添う豊かな音楽の調べ
世界各地の希望の物語や子どもたちのメッセージを包み込むのは、世界で活躍するマリンバ奏者・塩浜智子さん&玲子さん姉妹とパーカッションの赤羽一則さんによるクリスマスソングメドレー、そして東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の生徒有志(池田虎之介さん、伊藤理子さん、川瀬眞子さん、和久井美里さん)によるクラシック演奏です。ぜひその響きをご堪能ください。
出演者

塩浜智子(写真右)
マリンバ
9歳よりマリンバを始める。常盤木学園高等学校音楽科卒業。洗足学園音楽大学打楽器科コース卒業。打楽器科コース優秀賞を受賞し、同大学卒業演奏会に出演。卒業後はカワイ音楽教室で講師を勤め、現在は音楽教室等にてレッスン、リトミックの指導をしている。その傍ら、マリンバトリオ「3Tomokkinn」、姉妹マリンバDuo「塩浜智子&玲子」の演奏活動、またパーカッショングループ「パラディアム」や「東京パーカッションクルーズ」のメンバーとして全国各地で演奏活動もしている。
塩浜玲子(写真左)
マリンバ
6歳よりマリンバを始める。桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。マリンバを草刈とも子、星律子、安倍圭子、打楽器を小林美隆、佐野恭一の各氏に師事。現在、打楽器アンサンブル、吹奏楽、オーケストラ、スタジオ録音、学校公演等で活動中。安倍圭子氏率いるアンサンブルのメンバーとして、国内外で演奏。またマリンバ奏者・作曲家の吉岡孝悦氏とマリンバDuo Wingsを2013年に結成し、これまでに20ヶ国以上で演奏している。

赤羽一則
パーカッション
尚美学園短期大学(音楽学部管弦打楽器科)、東京コンセルヴァトアール尚美(音楽社会研究コース打楽器科)卒業。クラシカルパーカッションを塚田靖、石内聡明、ラテンパーカッションを白石啓太の各氏に師事。卒業後は、打楽器アンサンブルによる演奏活動の傍ら、アーティストのバックバンドなどでも精力的に演奏活動をおこなっている。パーカッション&ピアノユニット『まりずむん』主宰。フルート&アルパ&パーカッショントリオ『Afloat』メンバー。ラテンバンド『ラ ・バンバ』主宰。琉球フィルハーモニックオーケストラ客演打楽器奏者。

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校有志
在学中の生徒によるアンサンブルグループ
チェロ:池田虎之介(写真 右)
2年チェロ専攻。5歳よりチェロをはじめ、中木健二氏に師事。2024年78回全日本学生音楽コンクール全国大会チェロ部門第1位、及びNHK会長賞受賞
ヴァイオリン:川瀬眞子(写真 中右)
2年ヴァイオリン専攻。5歳よりヴァイオリンをはじめ、山﨑貴子、瀬崎明日香両氏に師事。2023年第44回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール第2位
フルート:和久井美里(写真 中左)
2年フルート専攻。12歳よりフルートをはじめ、栗田智水、萩原貴子、大平記子、高木綾子の各氏に師事。2024年第78回全日本学生音楽コンクール東京大会第3位
ビィオラ:伊藤理子(写真 左)
2年ヴァイオリン専攻。5歳よりヴァイオリンをはじめ、野口千代光、漆原朝子の両氏に師事。2025年K夏季ヴァイオリンコンクール第2位
編曲:矢口晴
1年作曲専攻。5歳よりピアノを、12歳より作曲をはじめる。市川景之、鈴木純明、林達也の各氏に師事
「The Light of the World〜世界の子どもたちに希望を〜」クリスマスチャリティーコンサート
<ワールド・ビジョンとは>
キリスト教精神に基づき、貧困、紛争、災害等により困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録され、約100カ国で活動しています。
詳しくはこちら
ワールド・ビジョン・ジャパンのクリスマスキャンペーン 「希望を、贈ろう。」
クリスマスまでに厳しい環境で生きる子どもたちに「希望」を
11月1日~12月25日まで「希望を、贈ろう。」キャンペーンを実施中
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