【エステー】新学期に向けて保護者向けの調査を実施「小学校生活における子どもの感染への不安に関する意識調査」保護者の約8割が小学校生活の感染リスクに不安。
横浜市立荏子田小学校では「福育(拭く育)」発表会を実施 “児童主体の感染対策” で校内改革を実施。手作り啓発ステッカーや保護者への発表会で、新学期に備える
エステー株式会社は、コロナ禍で新学期を迎える上での不安を明らかにするため、小学生の子どもを持つ保護者400名を対象に、「小学校生活における子どもの感染への不安に関する意識調査」を実施しました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、保護者の約8割が感染リスクに不安を感じ、子どもに「学校を休ませたい」と考えたことがある方も約4割に上ることが分かりました。また、2人に1人が学校の感染対策に対して不安を感じており、子ども自身の感染対策への不安を感じていると回答した保護者も半数近くいました。依然として子どもの新規感染率が高い割合を占める中、春休みや新年度を迎えるにあたって人との接触機会が増えることが予想され、学校での徹底した感染対策と、保護者への感染対策の浸透が一層必要になるものと考えられます。
当社は、長期化するコロナ禍で様々な現場の除菌改革を応援するプロジェクト「『Dr.CLEAN⁺』除菌応援プロジェクト」を、医療環境管理士・松本忠男氏と共に、2021年8月より実施しています。そのプロジェクトの一環として2021年11月より、子どもに正しい清掃方法を教え、家庭や地域に啓発することを目指した授業「福育(拭く育)授業」を横浜市立荏子田小学校にて実施。活動の成果として、 3月23日(水)に荏子田小学校において感染対策の詳細を児童から保護者へ伝える「福育(拭く育)」発表会を開催されました。
【調査概要】
■調査内容:小学校生活における子どもの感染への不安に関する意識調査
■調査期間:2022年3月16日~3月17日
■調査対象:小学生の子どもをもつ保護者400名
■調査方法:インターネット調査
調査結果 サマリー
●保護者の約8割が、小学校生活における感染リスクに不安
子ども同士の距離の近さ、接触箇所の多さ、感染意識の低さなど、子どもの性質にリスクを実感
●保護者の約4割が、自主休校を検討した経験あり
持ち込みによる家庭内感染も懸念に
●保護者の半数以上が、学校側の感染対策に不安
一方で、4人に1人の保護者は、学校の感染対策を理解できていない
●保護者の約半数が、子ども自身の感染対策にも不安
TOPIC【1】
保護者の約8割が、小学校生活における感染リスクに不安
子ども同士の距離の近さ、接触箇所の多さ、感染意識の低さなど、子どもの性質にリスクを実感
小学校生活における子どもの感染に不安があるか聞いたところ、「非常に感じている」(25.3%)「やや感じている」(55.3%)と、保護者の約8割(80.6%)が小学校生活における感染リスクに不安を感じていることが分かりました。その理由として、「教室での生徒同士の距離が近いから」(47.8%)が最も多く、さらに「子どもは色々な場所、顔回りを触るから」(37.3%)「子どもは感染対策への意識が低いから」(36.6%)と続き、小学校生活かつ小学生特有の感染リスクを踏まえると十分に対策ができていないのではないか、という疑念が不安につながっていることが明らかになりました。
TOPIC【2】
保護者の約4割が、自主休校を検討した経験あり
持ち込みによる家庭内感染も懸念に
小学校での感染に不安を感じる保護者が増える中、「子どもに学校を休ませたい」と考えたことがあるか聞いたところ、「よく考える」(6.5%)「時々考える」(31.0%)と、約4割(37.5%)の保護者が感染不安のために自主休校を検討した経験があることが分かりました。理由としては、「学校での感染リスクが不安だから」(76.7%)と子ども自身の感染を心配することに加え、「子どもが持ち込むことで、家庭内感染が起こるのが怖いから」(38.7%)と、家庭内での感染拡大を危惧する声も多く見受けられました。また、4人に1人が「楽しみにしている行事などに向けて感染させたくないから」(25.3%)とも回答し、行事のために日々の学校生活を休ませるという選択も検討していることが明らかに。卒業式、入学式とイベントが続くシーズンに向けて、学校での徹底した感染対策と、保護者への感染対策の浸透が一層必要になってくると考えられます。
TOPIC【3】
保護者の半数以上が、学校側の感染対策に不安
一方で、4人に1人の保護者は、学校の感染対策を理解できていない
保護者が小学生の子どもの感染リスクが高いと認識している中、それに応えるため学校側も独自の感染対策を実施してきました。それにもかかわらず、「学校側の感染対策に不安を感じますか?」と聞いたところ、「非常に感じる」(8.8%)「やや感じる」(44.7%)と、半数以上(53.5%)の保護者が学校側の感染対策に不安を感じていることが明らかになりました。一方で、学校側の感染対策の内容については、「理解している」と答えた保護者が73.9%と大半を占める反面、「あまり理解していない」(22.3%)「全く理解していない」(3.8%)と、理解できていない保護者も4人に1人に上る結果に。保護者の不安が増大する一因として、学校側の対策が保護者の間で十分に浸透していないことが課題として考えられます。
TOPIC【4】
保護者の約半数が、子ども自身の感染対策にも不安
子ども自身での感染対策ができていると思うか保護者に聞いたところ、「(できていると)思う」と答えた保護者が52.0%いる一方で、「(できていると)思わない」と答えた保護者も48.0%と、半分近くいました。保護者の目が届かない小学校生活において、子どもが自身で感染対策を徹底できているのか、保護者側が実感できていないことが不安につながっていると考えられます。
■“児童主体の感染対策”を保護者にアピール
横浜市立荏子田小学校「福育(拭く育)」発表会
横浜市立荏子田小学校では、医療環境管理士・松本忠男氏考案の「福育授業」を導入し、“児童主体の感染対策” を推し進めてきました。2021年11月より「コロナに負けるな!衛生対策調査隊 正しい清掃を広げよう」をテーマに4年生が総合学習に取り組み、これまで教室内での目に見えない汚れをブラックライトで可視化、正しい拭き方を考えるグループワークや、児童による他学年へのレクチャー、地域施設への取材、衛生対策のステッカーの校内外掲出など、能動的に感染対策に向き合い、児童自身の感染対策意識を向上させることに成功しています。
3月23日(水)には集大成として、「福育(拭く育)」発表会を開催し、学んだ感染対策や活動の成果を児童が保護者に対して発表しました。コロナ禍での衛生対策について自ら考え、学んだことを保護者に発信することで、家庭や地域へと広めていくことが狙いです。これまでの活動をまとめた発表内容をレポートします。
●児童が“衛生対策調査隊”として地域の衛生対策を取材
総合学習の授業の一環で、児童たちは“衛生対策調査隊”として、近隣の商業施設への衛生対策の実態取材を行いました。取材を通じて、自分たちが生活する地域でも様々な感染対策が行われていることを発見。人に害の少ないアルコール濃度の消毒剤の使用や飛沫防止シートの設置、テイクアウトの開始など、コロナ禍の前後での衛生対策やサービスにどのような変化があったのか、取材での気づきをプレゼンしました。
●福育授業を通して学んだ衛生対策を紹介
昨年12月、医療環境管理士の松本忠男氏が、清掃を通じて衛生対策を伝える「福育授業」を実施しました。児童たちは、蛍光塗料とブラックライトを用いた汚れの可視化実験や、松本氏が推奨する清掃における正しい拭き方“一方向拭き”を学びました。汚れの可視化実験を通じて、みんながよく触る先生の机や学習用タブレットにたくさんの汚れが付着していることを発見。授業を通して、自分の身近なところに多くの汚れが存在することに気づいたと感想を発表しました。
●冬休みの課題として、正しい衛生対策を家庭で実践
児童たちは「福育授業」で学んだ”一方向拭き”を家庭にも広げるべく、冬休みの課題として「Dr.CLEAN⁺」を用いた家庭での大掃除を実施。汚れを正しく拭き取ることを意識して効果的に大掃除ができたと同時に、除菌・抗菌の大切さを改めて実感したことと報告しました。
福育授業を受けた4年生の児童たちは、家庭だけでなく全校に正しい衛生対策を広めるべく、1年生~6年生の各クラスへの出張授業を行いました。出張授業を通じて、他学年の児童の大半が間違った拭き方をしていることが判明。一人一人に除菌・抗菌の習慣をつけることの大切さを学んだからこそ、広める活動を通してみんなが校内で安心して過ごせるようになってほしいと強い想いを語りました。
「福育授業」で学んだ正しい衛生対策を、校内からさらに地域へと広めるべく、オリジナルの啓発ステッカーを作成。このステッカーには、1人でも多くの人の衛生意識を高め、自分を守る大切さに気付いてほしいという願いが込められています。動物を用いた可愛らしいものや、「見てますよ」の言葉と共に目をデザインしたドキッとするようなものまで、注意を引くための工夫を凝らしたステッカーの数々を、取材を行った近隣の商業施設などに貼らせてもらいました。地域の方々からは、「小学生が作ったとは思えないくらい本格的」「衛生対策への意識が上がった」といった声が寄せられました。
●“児童主体の感染対策”を経て「正しい衛生対策を全国に広めたい」
最後には「福育授業」で学んだことのまとめとして児童が感想を発表。「安心安全な生活を送るために、全員に正しい衛生対策を実践してほしい」という熱い想いや「次は全国に正しい対策方法を広めたい」という頼もしい声が上がりました。それを受け、保護者からは「これほど本格的に感染対策を広める活動をしているとは思わなかった」 「会社で取り組んでいることと変わらないほどレベルの高い発表だった」との驚きや、「2年生にいる兄弟も“一方向拭き”を知っていて、確実に校内での啓発活動の成果が出ていると思う」と活動による変化を実感する声も寄せられました。主体的な活動の結果、自分たちが意欲的に衛生対策を取り組むだけでなく、他者にも広めたいという積極的な姿勢が見受けられ、保護者も活動内容を理解して彼らの衛生対策意識の高まりを実感することができた、有意義な機会となりました。
■「福育(拭く育)」とは
多くのメディアで、正しい拭き方や健康になる掃除法を伝えてきた医療環境管理士の松本忠男氏が提唱する、キレイの先にある、大切な人の安心した笑顔を見据えた科学的な清掃方法を身に付けることで、健康でより良い社会を育てること。
「拭く」ことは清掃の基本であり、拭き方一つ間違えるだけで、菌やウイルスを塗り広げることにつながります。『「拭く」ことで、社会に「福」を招く。人を育てる。人に寄り添う。」をモットーに、清掃をきっかけに社会をより良くすることを目指しています。
■今後の「Dr.CLEAN⁺除菌応援プロジェクト」について
今後も新型コロナウイルスやインフルエンザをはじめとする感染対策への備えとして、企業や学校、社会において衛生対策は継続して行われるものと考えられます。エステーは、除菌作業への負担やストレス増加、正しい清掃方法への知識不足といった課題解決に向けて、正しい清掃方法を楽しく学ぶ「福育」活動の啓発をさらに進めて参ります。
当社は、長期化するコロナ禍で様々な現場の除菌改革を応援するプロジェクト「『Dr.CLEAN⁺』除菌応援プロジェクト」を、医療環境管理士・松本忠男氏と共に、2021年8月より実施しています。そのプロジェクトの一環として2021年11月より、子どもに正しい清掃方法を教え、家庭や地域に啓発することを目指した授業「福育(拭く育)授業」を横浜市立荏子田小学校にて実施。活動の成果として、 3月23日(水)に荏子田小学校において感染対策の詳細を児童から保護者へ伝える「福育(拭く育)」発表会を開催されました。
【調査概要】
■調査内容:小学校生活における子どもの感染への不安に関する意識調査
■調査期間:2022年3月16日~3月17日
■調査対象:小学生の子どもをもつ保護者400名
■調査方法:インターネット調査
調査結果 サマリー
●保護者の約8割が、小学校生活における感染リスクに不安
子ども同士の距離の近さ、接触箇所の多さ、感染意識の低さなど、子どもの性質にリスクを実感
●保護者の約4割が、自主休校を検討した経験あり
持ち込みによる家庭内感染も懸念に
●保護者の半数以上が、学校側の感染対策に不安
一方で、4人に1人の保護者は、学校の感染対策を理解できていない
●保護者の約半数が、子ども自身の感染対策にも不安
TOPIC【1】
保護者の約8割が、小学校生活における感染リスクに不安
子ども同士の距離の近さ、接触箇所の多さ、感染意識の低さなど、子どもの性質にリスクを実感
小学校生活における子どもの感染に不安があるか聞いたところ、「非常に感じている」(25.3%)「やや感じている」(55.3%)と、保護者の約8割(80.6%)が小学校生活における感染リスクに不安を感じていることが分かりました。その理由として、「教室での生徒同士の距離が近いから」(47.8%)が最も多く、さらに「子どもは色々な場所、顔回りを触るから」(37.3%)「子どもは感染対策への意識が低いから」(36.6%)と続き、小学校生活かつ小学生特有の感染リスクを踏まえると十分に対策ができていないのではないか、という疑念が不安につながっていることが明らかになりました。
TOPIC【2】
保護者の約4割が、自主休校を検討した経験あり
持ち込みによる家庭内感染も懸念に
小学校での感染に不安を感じる保護者が増える中、「子どもに学校を休ませたい」と考えたことがあるか聞いたところ、「よく考える」(6.5%)「時々考える」(31.0%)と、約4割(37.5%)の保護者が感染不安のために自主休校を検討した経験があることが分かりました。理由としては、「学校での感染リスクが不安だから」(76.7%)と子ども自身の感染を心配することに加え、「子どもが持ち込むことで、家庭内感染が起こるのが怖いから」(38.7%)と、家庭内での感染拡大を危惧する声も多く見受けられました。また、4人に1人が「楽しみにしている行事などに向けて感染させたくないから」(25.3%)とも回答し、行事のために日々の学校生活を休ませるという選択も検討していることが明らかに。卒業式、入学式とイベントが続くシーズンに向けて、学校での徹底した感染対策と、保護者への感染対策の浸透が一層必要になってくると考えられます。
TOPIC【3】
保護者の半数以上が、学校側の感染対策に不安
一方で、4人に1人の保護者は、学校の感染対策を理解できていない
保護者が小学生の子どもの感染リスクが高いと認識している中、それに応えるため学校側も独自の感染対策を実施してきました。それにもかかわらず、「学校側の感染対策に不安を感じますか?」と聞いたところ、「非常に感じる」(8.8%)「やや感じる」(44.7%)と、半数以上(53.5%)の保護者が学校側の感染対策に不安を感じていることが明らかになりました。一方で、学校側の感染対策の内容については、「理解している」と答えた保護者が73.9%と大半を占める反面、「あまり理解していない」(22.3%)「全く理解していない」(3.8%)と、理解できていない保護者も4人に1人に上る結果に。保護者の不安が増大する一因として、学校側の対策が保護者の間で十分に浸透していないことが課題として考えられます。
TOPIC【4】
保護者の約半数が、子ども自身の感染対策にも不安
子ども自身での感染対策ができていると思うか保護者に聞いたところ、「(できていると)思う」と答えた保護者が52.0%いる一方で、「(できていると)思わない」と答えた保護者も48.0%と、半分近くいました。保護者の目が届かない小学校生活において、子どもが自身で感染対策を徹底できているのか、保護者側が実感できていないことが不安につながっていると考えられます。
■“児童主体の感染対策”を保護者にアピール
横浜市立荏子田小学校「福育(拭く育)」発表会
横浜市立荏子田小学校では、医療環境管理士・松本忠男氏考案の「福育授業」を導入し、“児童主体の感染対策” を推し進めてきました。2021年11月より「コロナに負けるな!衛生対策調査隊 正しい清掃を広げよう」をテーマに4年生が総合学習に取り組み、これまで教室内での目に見えない汚れをブラックライトで可視化、正しい拭き方を考えるグループワークや、児童による他学年へのレクチャー、地域施設への取材、衛生対策のステッカーの校内外掲出など、能動的に感染対策に向き合い、児童自身の感染対策意識を向上させることに成功しています。
3月23日(水)には集大成として、「福育(拭く育)」発表会を開催し、学んだ感染対策や活動の成果を児童が保護者に対して発表しました。コロナ禍での衛生対策について自ら考え、学んだことを保護者に発信することで、家庭や地域へと広めていくことが狙いです。これまでの活動をまとめた発表内容をレポートします。
●児童が“衛生対策調査隊”として地域の衛生対策を取材
総合学習の授業の一環で、児童たちは“衛生対策調査隊”として、近隣の商業施設への衛生対策の実態取材を行いました。取材を通じて、自分たちが生活する地域でも様々な感染対策が行われていることを発見。人に害の少ないアルコール濃度の消毒剤の使用や飛沫防止シートの設置、テイクアウトの開始など、コロナ禍の前後での衛生対策やサービスにどのような変化があったのか、取材での気づきをプレゼンしました。
●福育授業を通して学んだ衛生対策を紹介
昨年12月、医療環境管理士の松本忠男氏が、清掃を通じて衛生対策を伝える「福育授業」を実施しました。児童たちは、蛍光塗料とブラックライトを用いた汚れの可視化実験や、松本氏が推奨する清掃における正しい拭き方“一方向拭き”を学びました。汚れの可視化実験を通じて、みんながよく触る先生の机や学習用タブレットにたくさんの汚れが付着していることを発見。授業を通して、自分の身近なところに多くの汚れが存在することに気づいたと感想を発表しました。
●冬休みの課題として、正しい衛生対策を家庭で実践
児童たちは「福育授業」で学んだ”一方向拭き”を家庭にも広げるべく、冬休みの課題として「Dr.CLEAN⁺」を用いた家庭での大掃除を実施。汚れを正しく拭き取ることを意識して効果的に大掃除ができたと同時に、除菌・抗菌の大切さを改めて実感したことと報告しました。
●全校児童へ正しい衛生対策・「Dr.CLEAN⁺」の使い方を伝授
福育授業を受けた4年生の児童たちは、家庭だけでなく全校に正しい衛生対策を広めるべく、1年生~6年生の各クラスへの出張授業を行いました。出張授業を通じて、他学年の児童の大半が間違った拭き方をしていることが判明。一人一人に除菌・抗菌の習慣をつけることの大切さを学んだからこそ、広める活動を通してみんなが校内で安心して過ごせるようになってほしいと強い想いを語りました。
●地域も巻き込んだ衛生対策徹底のため、啓発ステッカーを制作
「福育授業」で学んだ正しい衛生対策を、校内からさらに地域へと広めるべく、オリジナルの啓発ステッカーを作成。このステッカーには、1人でも多くの人の衛生意識を高め、自分を守る大切さに気付いてほしいという願いが込められています。動物を用いた可愛らしいものや、「見てますよ」の言葉と共に目をデザインしたドキッとするようなものまで、注意を引くための工夫を凝らしたステッカーの数々を、取材を行った近隣の商業施設などに貼らせてもらいました。地域の方々からは、「小学生が作ったとは思えないくらい本格的」「衛生対策への意識が上がった」といった声が寄せられました。
●“児童主体の感染対策”を経て「正しい衛生対策を全国に広めたい」
最後には「福育授業」で学んだことのまとめとして児童が感想を発表。「安心安全な生活を送るために、全員に正しい衛生対策を実践してほしい」という熱い想いや「次は全国に正しい対策方法を広めたい」という頼もしい声が上がりました。それを受け、保護者からは「これほど本格的に感染対策を広める活動をしているとは思わなかった」 「会社で取り組んでいることと変わらないほどレベルの高い発表だった」との驚きや、「2年生にいる兄弟も“一方向拭き”を知っていて、確実に校内での啓発活動の成果が出ていると思う」と活動による変化を実感する声も寄せられました。主体的な活動の結果、自分たちが意欲的に衛生対策を取り組むだけでなく、他者にも広めたいという積極的な姿勢が見受けられ、保護者も活動内容を理解して彼らの衛生対策意識の高まりを実感することができた、有意義な機会となりました。
■「福育(拭く育)」とは
多くのメディアで、正しい拭き方や健康になる掃除法を伝えてきた医療環境管理士の松本忠男氏が提唱する、キレイの先にある、大切な人の安心した笑顔を見据えた科学的な清掃方法を身に付けることで、健康でより良い社会を育てること。
「拭く」ことは清掃の基本であり、拭き方一つ間違えるだけで、菌やウイルスを塗り広げることにつながります。『「拭く」ことで、社会に「福」を招く。人を育てる。人に寄り添う。」をモットーに、清掃をきっかけに社会をより良くすることを目指しています。
■今後の「Dr.CLEAN⁺除菌応援プロジェクト」について
今後も新型コロナウイルスやインフルエンザをはじめとする感染対策への備えとして、企業や学校、社会において衛生対策は継続して行われるものと考えられます。エステーは、除菌作業への負担やストレス増加、正しい清掃方法への知識不足といった課題解決に向けて、正しい清掃方法を楽しく学ぶ「福育」活動の啓発をさらに進めて参ります。
エステーは「空気をかえよう」のスローガンのもと、この活動をさまざまな業種や教育現場、地域に広げて社会全体への浸透を図り、現場の衛生対策をサポートして参ります。
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