メルコイン、「ビットコインつみたて機能」を提供開始
〜メルカリアプリで簡単に設定でき、銀行から自動でつみたて〜
株式会社メルカリ(以下、メルカリ)の子会社で、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行う株式会社メルコイン(以下、メルコイン)は、2024年8月1日より、メルカリアプリで簡単に設定でき、銀行からの自動引落しでビットコインをつみたてられる「ビットコインつみたて機能」の提供を開始(※1)いたします。
※1:本日よりメルカリアプリをご利用のお客さまは段階的に利用が可能になります(ビットコイン取引サービスご利用には審査がございます。また、18歳未満の方、75歳以上の方は利用できません)
■提供背景
昨今、少子高齢化や人生100年時代が謳われる中、消費者物価指数が34ヶ月連続で上昇(※2)するなど、長期的な資産形成の必要性が高まっています。また今年1月より開始された新NISAも追い風となって「つみたて」ニーズが顕著となり、実際にNISA総口座数の推移(※3)を見ても利用者は拡大しつつあります。一方で、日本国内の家計金融資産2,121兆円のうち、およそ半分の1,113兆円が現預金(※4)であり、政府が「貯蓄から投資へ」と掲げている通り、国内の資産形成には大きな伸びしろがあります。
※2:総務省「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)6月分(2024年7月19日公表)」
※3:日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況(証券会社10社・2024年2月末時点)」
※4:日本銀行調査統計局「2024年第1四半期資金循環(速報)」
メルコインは、暗号資産取引がお客さまの資産形成の一つの手段として広がるよう、2023年3月より、いつものメルカリアプリ内の慣れた操作で、使わなくなったモノを売って得た売上金やポイントを使ってビットコインに替えられ、誰でもかんたん・安心にご利用いただける「メルカリ」のビットコイン取引サービスを提供してきました。
2024年5月には、ビットコイン取引サービスの暗号資産口座数は220万口座(※5)を超え、2023年4月から1年間の暗号資産口座開設者数が業界No.1(※6)となりました。また、ご利用いただいているお客さまのうち84%(※7)が暗号資産取引が初めてで、これまでの暗号資産利用者層のイメージとは異なるお客さまにも選ばれるサービスに成長しながら、ビットコインの裾野を広げてきました。
このたび提供開始する「ビットコインつみたて機能」により、お客さまがこれまで以上に気軽にかんたんにビットコイン取引を始められるようにし、資産形成を身近にしていきたいと考えています。
※5:2024年5月16日時点の暗号資産口座数
※6:一般社団法人日本暗号資産取引業協会による暗号資産取引月次データによると、2023年3月末〜2024年3月末時点の新規口座開設数は約310万口座。同期間のメルコインの暗号資産口座開設数は約191万口座で、全体の過半数となる61.5%を占める。
※7:2024年6月末時点
■新機能概要
メルカリアプリで、つみたての金額・頻度・日付を設定するだけで、自動的にビットコインをつみたてることができます。また少額から気軽に始められて、メルカリアプリでいつでも簡単に「メルペイ」に戻して(※)お買い物にも使えます。
※「メルペイ」に戻すとは、つみたてたビットコインを売却し、そのお金をメルコインからメルペイ残高に出金することを指します。[8/2 13:00 Update]注釈について追記いたしました。
特徴1:最短30秒の口座開設後、即座につみたて設定が可能
本人確認済みのお客さま(※8)は、最短30秒でお申し込みが完了し、すぐにビットコインのつみたて設定が可能です。
つみたて頻度やつみたて日も自由度高く設定いただけるため、お客さまそれぞれのライフスタイルに合ったつみたて方法を選ぶことができます。
※8:2024年3月末時点で1,584万人
<選べるつみたて頻度とつみたて日>
つみたて開始時期は、設定画面で選択したつみたて日の中で近い日から始まります。
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月に4回
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7日、14日、21日、28日
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月に2回(いずれかを選択)
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7日、21日もしくは14日、28日
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月に1回(以下から1つを選択)
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7日、14日、21日、28日
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特徴2:自分に合ったつみたてプランを選べる
つみたて金額は1円から任意の金額を設定することができるため、負担の少ない金額で気軽につみたてを始めることができます。また、メルカリポイントを使用することも可能です。
また「メルペイ」に登録可能な800以上の金融機関ならどこでも、自動でつみたてチャージを設定できるため、ご自身が普段利用している銀行口座と連携可能です。
<設定できる金額>
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1,000円
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5,000円
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10,000円
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任意の金額(1円〜100万円)
※設定金額が1,000円に満たない場合は、1,000円が銀行口座から自動チャージ(入金)されます
※ビットコイン取引にチャージ(入金)したお金が設定金額以上ある場合は、銀行口座からの自動チャージ(入金)は行われません
登録可能な金融機関については、こちらをご覧ください。
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/580/
特徴3:見直し/解除も自由に、すぐに「メルペイ」に戻せる
つみたて設定はいつでも自由に見直し・解除が可能です。またつみたてたビットコインは、いつでもすぐにメルペイ残高に戻して、「メルカリ」でのお買い物や「メルペイ」「メルカード」の支払いに利用することができます。
「メルカリ」のビットコイン取引サービスをご利用いただいているお客さまのうち、約5割(※9)がビットコイン売却後にメルペイ残高を使って「メルカリ」でのお買い物を経験しています。つみたて機能の追加によって、より多くのお客さまに欲しいモノを手に入れたり、やりたいことを実現してもらいたいと考えています。
※9:「メルカリ」のビットコイン取引サービスでビットコインを売却した人のうち、売却後に「メルカリ」で買い物をした人の割合(2024年6月末時点)
詳細の設定方法については、こちらをご覧ください。
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1743/
今後は「メルカリ」の売上金をビットコイン取引に利用しやすくすることで、不要品を売って得たお金を使ってビットコイン取引のつみたてがより気軽にできる、新たな体験を提供したいと考えています。
メルコインは今後も、暗号資産やブロックチェーンの領域に関する新たな挑戦をより強力に推進してまいります。
(株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー(CFP®)
高山 一恵氏
◾️プロフィール
1級FP技能士。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。月400万PV超の女性向けWebメディア『Mocha(モカ)』やチャンネル登録者2万人超のYouTube「Money&YouTV」を運営。著書は『11歳から親子で考えるお金の教科書』(日経BP)、『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』(宝島社)、『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版) 『はじめてのお金の基本』(成美堂出版)など著書累計160万部超。
◾️コメント
ここ数年、インフレが加速しています。物価の上昇以上にお金を増やしていかないと、私たちの生活は苦しくなるばかりです。そこで、近年、投資が注目されていますが、中でも
ビットコインは値動きが大きく、ハイリスク・ハイリターンというイメージを持っている方がほとんどではないでしょうか。実際、ビットコインは、価格の変動が激しく、一攫千金を夢見て投資をしている方もいる一方で、短期間で一度に投資してしまうと、大きく損をしてしまう可能性が高かったり、心配で仕事や家事などに集中できない事態が発生してしまったりする可能性があります。
そこで、ビットコインのような値動きの激しい資産に投資する場合には、将来的に価格が上がることを期待して少額から長期で積立を行うことがおすすめです。毎月決まった金額を決まった日に自動で積み立てるので、設定さえしてしまえば、ほったらかしでOK。毎月一定金額ずつ、コツコツと積み立てることで、資産の価格が安いときにたくさん買い、高いときに少しずつ買うことになり、結果として平均購入単価を下げることができます(ドルコスト平均法)。つまり、少しの値上がりでも利益が出せるようになるということです。
ただし、リスクを低くするには、長期での投資が基本ですが、毎日の生活を楽しみたい方も多いはずです。ですから、途中で利益が出た場合には売却して、趣味や旅行、欲しかった洋服を買うなど、お楽しみに使うことも良いと思います。
「メルカリ」のビットコイン積立は、いつも使っているメルカリのアプリから1円という超少額からできるので、投資に不慣れな初心者でも、取り組みやすいでしょう。また、いつでもメルペイ残高に戻して、「メルカリ」でのお買い物や「メルペイ」「メルカード」の支払いに利用することができるのは、メルカリならではのサービス。積立投資で資産形成をしていくだけにとどまらず、まさに日頃の生活を充実させたり、楽しんだりすることができるのも良いですね。メルカリのヘビーユーザーの一人として、多くの方にこちらのサービスが普及されることを期待しています。
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