【バトンズあとつぎ公募】茨城県久慈郡大子町 こだわりの奥久慈しゃもを提供する「有限会社永福 」があとつぎ募集中!
M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」を運営する株式会社バトンズ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:神瀬 悠一、以下バトンズ)は、茨城県久慈郡大子町 こだわりの奥久慈しゃもを提供する「有限会社永福 」があとつぎ公募を開始することをお知らせします。

茨城県久慈郡大子町「有限会社永福」のストーリー
創業1990年の「有限会社永福」は、「奥久慈しゃも」を使った料理を提供するお店。店主の小玉さんは元々、茨城県内の飲食店で板前として腕を振るわれていましたが、生まれ育った場所である大子町への帰郷をきっかけに魚屋さんで勤務。十数年お勤めになりましたが、自分のやりたいことをしたいと考えるようになり、退職されて奥様とお好み焼き屋として「お好み亭 永福」を開店されました。開店当時は周辺にお好み焼き屋がなかったこともあり、すぐに人気店へと成長。町中心部に店舗を借りて営業していましたが、お子さんが生まれたことをきっかけに現在の大子町池田にある住居兼店舗へ移転して法人化しました。
お好み焼き屋として営業しつつ、少しずつ提供メニューを増やしていかれた小玉さん。板前としてのご経験を活かして定食や仕出しにも手を広げていきました。時には東京都内へ出向いて有名店を食べ歩き、「永福」で提供する料理のレシピを磨かれていきました。その中で出会ったのが「奥久慈しゃも」。焼き鳥店として初めてミシュランを獲得した銀座の有名店を訪れた際、その美味しさの秘訣が生の丸鶏を仕入れて自店で下処理をしていることにあると知って大変驚かれたそうです。部位ごとに捌かれて冷凍された肉を仕入れ、鍋や親子丼に調理するのがしゃも料理を扱う飲食店の主流ですが、機械で捌かれた鶏肉にはどうしても細かい血管や筋が残り、臭みや固さが出てしまいます。「自分で捌いた奥久慈しゃもを店で提供したい」と考えた小玉さんは、次の週には「奥久慈しゃも生産組合」へ通い、毎週3羽ずつご自身で丸鶏の状態から捌くようになりました。最初は骨や関節の位置を覚えるところから試行錯誤を繰り返していたため、1羽を捌くのに3時間もかかっていたそうです。

定食や仕出しで売上を上げつつ、細々と「奥久慈しゃも」を使った料理を提供する日々が続きましたが、3年程続けていると次第にしゃもを使った料理の注文が増加していきました。評判が評判を呼ぶ形となり、「永福の極上しゃも丼」は知名度を上げていき、幅広い層のお客さんが訪れるお店となった最盛期には1日で130杯以上も提供されました。
「しゃもは、手間をかけて捌かないと臭みや固さが出る食材です。お客さんの中には、しゃもは固いから嫌いだったけど、永福の奥久慈しゃもを食べて好きになったとおっしゃる方もいます。この仕事をやっていて良かったなと感じる瞬間ですね。」
現在は営業を縮小されて、土日のお昼のみお店を開けています。それでも名物の「極上しゃも丼」は1日に40杯を売り上げる大人気メニュー。

日本三名瀑に数えられる袋田の滝が近くにあることもあり、お客さんの7割は観光客で、残りの3割は千葉や埼玉からも足を運ぶリピート客がついています。店内で飲食利用するだけでなく、店頭の冷凍庫で販売している焼き鳥セットや鍋の材料を購入しに訪れる方もいます。新型コロナウイルスが流行した際は一時的に売上が減少したものの、その後売上は回復しています。現在は、しゃもの仕込みに小玉さんと従業員3~4名が携わり、お店は小玉さんと従業員5名で運営されています。店舗のある場所は通りに面しており、広い駐車場も完備しています。
30年以上美味しい「奥久慈しゃも」を広めていこうと奮闘されてきた小玉さんですが、ご自身のご年齢と家族の体調不良をきっかけにあとつぎ探しを始められました。小玉さんとしては「お好み亭 永福」の店名や現在の業態の継続にこだわりはなく、「奥久慈しゃも」を扱っていただければ引継ぎ先として検討いただけるとのこと。例えば、「奥久慈しゃも」を使ったパスタを提供するイタリアンレストランや喫茶店への業態変更も可能になりますので、大子町で飲食店を開業されたいとお考えの方はぜひとも引継ぎをご検討ください。
<奥久慈しゃも>
「奥久慈しゃも」は、気性が荒い闘鶏用ニワトリである軍鶏(しゃも)を茨城県養鶏試験場で闘争心を抑え、繁殖力があがるよう改良を加えて生み出された品種です。軍鶏は肉、卵ともに味が良いことで知られており、特に「奥久慈しゃも」は全国特種鶏(地鶏)味の品評会で第1位に輝いたこともあります。奥久慈大子町の大自然の中で充分な運動をしつつ、穀物や青菜などを餌として使用して育てられていますので、肉質は低脂肪で歯ごたえが良く、深い味わいが特徴です。奥久慈しゃもを扱う飲食店は町内に約60店舗ありますが、一度も冷凍されていない生の丸鶏を仕入れて提供しているお店は永福を含めて3店舗しかありません。
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茨城県久慈郡大子町 こだわりの奥久慈しゃもを提供する「有限会社永福[A2] 」のあとつぎとしてもっと詳しい話が聞きたい場合には
電話番号:0120-998-196
メールアドレス:support@batonz.co.jp
案件の詳細:https://batonz.jp/sell_cases/63125
※「詳細情報を問い合わせる」よりお問合せください。バトンズのアカウントをお持ちでない方は、アカウント登録後に決算情報を確認できます。
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あとつぎの募集要件
・永福の味を引き継いでいただける方

未経験の方でも問題ありませんが、「奥久慈しゃも」の特徴を理解して捌き方や調理法を真摯に学んでいただく姿勢のある方に来ていただきたいと考えています。しゃも肉は仕込みのやり方で調理後の味が大きく変わるため、丁寧な下処理にこだわっています。捌き方については、小玉さんから教えていただくことができます。現在雇っている従業員の方も筋取りなどの処理ができるので、力を借りることが可能です。
また、「永福」で出している親子丼は特別なため、その作り方を習得していただく必要があります。常連さんとしていらっしゃるお客さんに満足いただける味を残していただきたいと小玉さんはお考えです。
・地場産業に興味を持ってくださる方
これまで小玉さんは、「しゃもの町 大子」と呼ばれることを目指して「奥久慈しゃも」の美味しさを広めたい、大子町にはこんなに素晴らしい食材があることを全国の人に知ってもらいたいという強い気持ちをもって「永福」を営業されてこられました。そんな小玉さんの意思を引継ぎ、今後「しゃもの町 大子」として町を盛り上げていってくださる方をお待ちしております。大子町には袋田の滝のような素晴らしい自然もあり、さまざまな調理の可能性のある素晴らしい食材として「奥久慈しゃも」があります。将来は、「喜多方といえばラーメン」といったように「大子といえば奥久慈しゃも」といわれるように大子という町を魅力があるところにしてほしいと思われています。
M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」について
「誰でも、どこでも、簡単に、自由に、M&Aができる社会を実現する」ことをビジョンに掲げ、あらゆる会社/事業のバトンタッチを実現しています。M&A・事業承継支援プラットフォーム「BATONZ」は、専門家サポートとDXを組み合わせた最先端のM&A支援サービスの提供により、累計成約件数・総登録案件数・成約件数において業界シェアNo.1※のM&A・事業承継支援プラットフォームです。
※M&Aプラットフォーム市場における累計成約件数・総登録案件数・成約件数2021~ 2023年度(見込値を含む) No.1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所 2023年発刊「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2023年版】」 (mic-r.co.jp)
会社概要
会社名 : 株式会社バトンズ
所在地 : 東京都中央区築地3-12-5
設立 : 2018年4月
資本金:1億円
代表取締役CEO: 神瀬 悠一
事業内容 :インターネットを利用したM&Aマッチング/経営コンサルティングウェブサイトの企画、制作、運営及び管理/M&Aに関する各種教育
会社HP:https://batonz.jp/company
M&A事業承継支援プラットフォーム「BATONZ(バトンズ)」:https://batonz.jp/
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