【国立科学博物館】企画展「発見!日本の生物多様性 ~標本から読み解く、未来への光~」 開催のお知らせ ≪2021(令和3)年12月14日(火)~2022(令和4)年2月27日(日)≫
日本列島は、豊富な固有種をはじめとする特徴的な生物相が見られる地域です。一方で、現在では多くの種が絶滅の一歩手前の危機的状況にあり、中には既に絶滅してしまった種も存在します。
本展は、標本などのコレクションが、日本の生物多様性の変遷と現状の把握、さらには実際の種の保全に対してどのように貢献しているのか、貴重な標本や関連資料の展示の中から「発見」していただくことを目指した企画展です。
- 開催概要
【会 場】国立科学博物館(東京・上野公園) 日本館1階企画展示室及び中央ホール
【会 期】2021(令和3)年12月14日(火)~2022(令和4)年2月27日(日)
【開館時間】午前9時~午後5時 ※入館は閉館時刻の30分前まで。
【休 館 日】毎週月曜日、12月28日(火)~1月1日(土・祝)
ただし12月27日(月)、1月3日(月)・10日(月・祝)は開館
※会期等は変更となることがあります。
【入 館 料】一般・大学生:630円(団体510円)(税込)、高校生以下及び65歳以上無料
※本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます。団体は20名以上。
【入館方法】新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を実施しています。
※入館の際は、当館ホームページでの事前予約が必要です。
※入館前に検温、体調等の確認をし、発熱等がある場合は入館をお断りします。
※入館方法の詳細等については、当館ホームページの予約サイトをご覧ください。
https://www.kahaku.go.jp/news/2020/reservation/index.html
【主 催】国立科学博物館、文化庁、日本芸術文化振興会
【公式サイト】https://www.kahaku.go.jp/event/2021/12biodiversity/
※「日本博」は文化庁及び独立行政法人日本芸術文化振興会が中心となって、関係府省庁、地方公共団体、民間団体等と連携しつつ、各地域が誇るさまざまな文化観光資源を活用し、年間を通じて体系的に展開する国家プロジェクトです。
- 展示紹介
代表的な日本の絶滅寸前種(絶滅危惧Ⅰ類)
・チシマラッコ・オオウラギンヒョウモン・アマミデンダ
絶滅からの「復活」を遂げた種
・シマクモキリソウ・ムニンキヌラン・ホソバノキミズ・カバイロチャダイゴケ・ハハシマアコウショウロ
・トキ・クニマス・カドタメクラチビゴミムシ
日本から絶滅した生物の標本が上野に集う
・ニホンオオカミ・ニホンカワウソ・チョウザメ・マミジロクイナ・シマハヤブサ・エンザガイ・トキウモウダニ
・イオウジマハナヤスリ・コウヨウザンカズラ・サガミメドハギ・オウミコゴメグサ・クモイコゴメグサ
・タカノホシクサ・チャイロテンツキ・アミラッパタケ
・ニホンカワウソ(最後の目撃は1979年)
・コウヨウザンカズラ(1966年に1回だけ採集されたシダ植物)
・アミラッパタケ(1914年以降見つからないキノコ)
絶滅種・絶滅寸前種を克明に記録した博物図
『両羽博物図譜』に描かれた日本の絶滅動物
・チョウザメ・トキ
ラン科植物絶滅寸前種原図
標本をもとに緻密に描かれ、今日でも新種記載に欠かせない植物の標本図
標本をたくさん集めると何がわかる?
博物館標本から生化学・分子生物学的な情報を取り出すミュゼオミクス
古い標本のDNAを分析し、絶滅個体群の正体が判明!
・1910年父島産のメグロ標本
生物多様性情報学
標本から得られた情報を地図上に落としこむと、日本の生物多様性の今が見えてくる!
・プロジェクションマッピング
日本の生物多様性を守るために ~博物館での取り組み~
種の特性の把握
希少な新種を発見し、種の保全を図る
・ツクバハコネサンショウウオ
リビングコレクションの活用
野外では絶滅してしまった植物の野生復帰を目指す
・コシガヤホシクサ
国立科学博物館ホームページ:https://www.kahaku.go.jp/
企画展「発見!日本の生物多様性 ~標本から読み解く、未来への光~」ウェブページ:https://www.kahaku.go.jp/event/2021/12biodiversity/
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