アスリートたちのヒノキ舞台ができるまで。写真集『国立競技場 Construction』が7月12日発売! 24時間×1137日間の建設ドラマ
国立競技場の目の前で撮影された16万枚の写真から厳選、他では絶対見られない記録写真集!
競技場というものは、そして、たくさんの人が集まる場所というものは、人がいようといまいと、寂しくなく、温かく、やさしい場所でなければいけない。
どんな時代が来ようとも、人類にどんなことが降りかかろうと――
(建築家・隈研吾氏「序文」より)
株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長小野寺優)では、新しい国立競技場が誕生するまでの一部始終を定点カメラにより撮影した写真集『国立競技場 Construction』(一般社団法人共同通信社著)を刊行いたします。
- 定点撮影16万枚の写真が語る誕生のドラマ
トータル約16万枚にも上る膨大な記録の中から精選された写真の数々は、いわば日本を代表するスタジアムが完成するまでのドラマであり、四季を三度めぐった国立競技場の誕生劇です。
36ヶ月という工期の間、この巨大で特別な建造物は、どのような工法を用い、どんな重機を使い、どれだけの人員、企業が参加して完成したのか。地盤整備から、基礎構築、スタンド建設、屋根の架構、フィールド整備、内装外装、歩行者デッキ構築、外構整備まで、さまざまな工夫と努力がつぶさに見てとれる写真、人間の業と自然とが調和し、融合する瞬間を切り取った美しい写真が時系列で収録されています。
- 本書で知る、国立競技場ができるまで
各章冒頭では、「杜のスタジアム」というコンセプト、「世界最高水準のユニバーサルデザイン」などスローガンの実現へ向けた様々な手法、工夫が詳細に解説されています。
他にも、スタジアムの外周を覆う特徴的な軒庇の木々は、47都道府県で生育された木材が使用され、その産地の方角へ向けて配置されているといったエピソード、一日最大2,700人、延べ150万人もの建設に関わった作業員数、天然芝へのこだわり、観戦環境への入念な配慮等、本書ならではの知識や注目点も満載です。
国立競技場と周辺の位置関係がひと目でわかるフォトマップや、1964年に東京五輪が開催され、2015年に取り壊された旧国立競技場についてのメモリアル・ページでは、国立競技場の地理・歴史も知ることができます。
- 世界へ、そして未来へ伝えたい克明な記録
数年後に本書を手にとった人が、この建造物をどのようにとらえるのか。
私たちへの、未来からの宿題である。
(共同通信社写真部「結び」より)
今後、さまざまな大規模スポーツイベント、人気アーティストのライブ会場として利用され、多くの感動を呼ぶ場として脚光を浴びる国立競技場。
その着工から完成までの軌跡をまとめた本書は、建築、デザイン、スポーツ、エンターテイメント等、あらゆる分野の関係者、教育現場から、ひろく一般読者までが興味深く楽しめる一冊です。
また、本書では写真の説明文に英訳を併載することで、日本人のみならず、世界中の読者が理解できるつくりとなっています。
本書についての取材、ご依頼などは下記の問い合わせ先までご連絡下さい。何とぞよろしくお願いいたします。
【書誌データ】
書名:国立競技場Construction
著者名:一般社団法人共同通信社
予価:本体2,850円(税込3,135円)
体裁:B5判・横長/上製/96頁/オールカラー
ISBN:978-4-309-25670-2
発売日:2021年7月12日発売予定
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309256702/
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