スターティアレイズが提供するiPaaS『JENKA』とAI-OCR『DX Suite』で自治体業務の迅速化と効率化を支援
AMUSE株式会社様の”Hybrid BPO”導入事例記事を公開

スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役:本郷秀之、証券コード:3393)は、連結子会社であるスターティアレイズ株式会社(本社:東京都、代表取締役:鈴木健太)が提供するiPaaS『JENKA』およびAI inside株式会社 が開発するAI-OCRサービス『DX Suite』を活用した、AMUSE株式会社(本社:東京都、代表取締役:平井孝博、以下同社)の導入事例記事を公開しました。
同社は本サービスの活用により、自治体向けの給付金支援業務における書類受付からデータ登録までのプロセスを自動化。これにより、住民への迅速な給付を実現しつつ、業務の標準化・構築の迅速化・運用の安定化を達成する先進的なBPOサービスの体制を構築しました。
■AMUSE株式会社様について
AMUSE株式会社は、「システム」と「人」を融合させたHybrid BPO(ハイブリッド・ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を軸に、イベント運営や人材派遣、BPO事業など幅広いサービスを展開しています。全国7拠点とグループ会社2社を基盤に、ホスピタリティと経験豊富な人材を活かし、多様な業務課題の解決を支援しています。
特に自治体向け給付金支援業務に強みを持ち、OCRによる電子化とデータ連携の仕組みを確立し、標準パッケージとして提供することで、効率的で精度の高い運用を実現しています。単なる人材派遣にとどまらず、業務全体の効率化を実現するトータルサポートを行っています。
■導入背景・課題
同社は、これまで多数の自治体における給付金支援業務の運営を行ってきました。近年、ガバメントクラウドへの移行が進み、行政DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる動きが広がっています。こうした中で、同社では自治体の業務効率化と住民サービスの向上を目的に、サイボウズ株式会社が提供するクラウドサービス『kintone(キントーン)』を基盤としたシステム活用に取り組んできました。
給付金支援業務では、オンラインと郵送の2種類の申請を受け付けるケースが多く、特に郵送分はスキャン・PDF化後に手作業やRPAでkintoneへ入力・アップロードする必要がありました。この二重のプロセスにより、
データの集約に時間を要する
審査業務の滞留と遅延
滞留解消のための残業増加
といった課題が生じ、短期間での業務立ち上げや安定的な運用を難しくしていました。
■成果
【自治体向けの給付金支援業務における成果】
紙で提出される申請書類をスキャン・PDF化後に、Boxにアップロードするだけで、AI inside株式会社が開発するAI-OCRサービス『DX Suite』での、OCR処理から『kintone』へのデータ登録までを完全に自動化する仕組みを構築しました。
従来、RPAが個別にローカルフォルダからkintoneへPDFをアップロードしていたプロセスを見直し、アップロード先をBoxに一本化。JENKAとRPAを組み合わせることで、OCR処理へのデータ投入から戻り値の受け取りまでを自動化し、データ集約の工程全体を効率化しました。
この仕組み化により、郵送申請書類のデータ集約にかかる時間が大幅に短縮され、人手による作業が不要となり、担当者は例外対応や審査といったコア業務に専念できる体制を整えることができました。結果として、滞留や残業時間の増加といった課題の解消にもつながっています。
さらに、自治体ごとに異なる日付・住所・電話番号などの表記形式をiPaaS『JENKA』上で自動変換・整形することで、フォーマットの違いに柔軟に対応可能となりました。これにより、自治体ごとの要望に沿った形式でのデータ提供が可能になり、短期間での納品にも対応できる体制を実現しました。
【社内DXの推進】
同社では、自治体業務で構築した自動化ノウハウを自社のバックオフィス業務にも応用し、請求処理の完全自動化を実現しました。
人材派遣事業を展開する同社では、企業や自治体に対して多数の請求書を発行しており、従来はOCRと手入力を併用して対応していたため、入力負荷の増大やミスの発生が課題となっていました。
この課題に対し、iPaaS『JENKA』と『DX Suite』を組み合わせ、請求書のアップロードからOCR処理、データ入力、電子帳簿保存までを一連で自動化する仕組みを構築しました。これにより、手入力作業をゼロにし、業務コストの削減と処理精度の向上を両立しました。
また、JENKA上で必要な帳票のみを抽出してOCR処理を行う仕組みとしたことで、不要な処理を防ぎ、コストも最適化。入力工程に人が関わる部分を最小限に抑えることで、これまで課題となっていた入力の揺れや人的ミスを解消し、社内業務の標準化を実現しました。
JENKAとDX Suiteを組み合わせたこの自動化ソリューションは、単なる業務効率化にとどまらず、社内のDX推進を加速させる仕組みとして機能しており、今後のさらなる業務領域への展開も見込まれています。
■DX推進部 統括マネージャー 齊藤様からのコメント
この度のJENKAとDX Suiteの活用によるBPO業務の自動化は、弊社の『システム』と『人』を融合させるHybrid BPOという戦略において、非常に大きな足がかりとなりました。
短期間での業務立ち上げと安定運用を実現できたのは、JENKAの柔軟なデータ連携機能と、スターティアレイズ様のきめ細やかなサポート体制のおかげであり、心より感謝申し上げます。
しかし、今回の成功は単なるゴールではありません。iPaaSという仕組みの真価は、その無限の拡張性にあると確信しています。
今後は、この自治体業務で培った高度なノウハウとJENKAの拡張性を活かし、DX推進の道筋を探求されているあらゆる企業・組織に対し、データ連携による効率化や、現場で役立つユニークな便利機能をパッケージ化して提供することで、一過性の改善に留まらない、長期的に進化し続けるビジネス基盤の構築をご支援したいと考えております。
スターティアレイズ様とは、これからも新しい挑戦を通じて、より深いパートナーシップを築いていけることを楽しみにしております。
■導入事例記事の全文はこちら
https://jenka.jp/case/amuse-inc/
■iPaaS『JENKA』について
『JENKA』は2023年4月に提供開始された安心の国産iPaaSです。さまざまなSaaSをつなぎ、自動でデータ連携を行うサービスで、ノーコードで簡単にAPI連携を行うことができるため、情報システム部やIT人材が不足している中小企業でも簡単に使いこなせるiPaaSとなっています。
・JENKA連携サービス
Microsoft365/Googleアプリケーション/OpenAI GPT/Slack/Chatwork/LINE公式アカウント/LINE WORKS/kintone/Salesforce/Dropbox/Box/Zoom/BowNow/DX Suite/RECERQA Scan/FUJIFILM IWpro/RoboTANGO etc…
▶WEBサイト:https://jenka.jp/
また、販売パートナーを積極的に募集しております。iPaaSをお客様にご提供されたい方はお問い合わせください。
▶パートナーに関するお問い合わせはこちら:https://jenka.jp/partner/
■スターティアレイズ株式会社について
スターティアレイズは国内労働力減少を社会課題と捉え、労働生産性の向上対策としてRPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』の業務効率化ツールを中心に展開しています。PC作業の自動化とクラウドサービスの連携を通じて、データ処理や情報共有を効率化し、企業の業務改善とDX推進に貢献しています。
【会社概要】
会社名:スターティアレイズ株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
代表者:代表取締役社長 鈴木健太
資本金:9,000万円
設立:2017年11月10日
事業内容:バックオフィスDX支援事業
HP:https://www.startiaraise.co.jp/
※会社名及び製品名・ロゴマークは、各社の商号・商標または登録商標です。
■スターティアホールディングス株式会社について
スターティアホールディングスグループは、DXソリューション (事業会社:クラウドサーカス株式会社)とITインフラ(事業会社:スターティア株式会社、等)を通じ、中小企業のデジタルシフトを進めていきます。「最先端を、人間らしく。」をコーポレートスローガンに、デジタル技術やサービスを、分かりやすく寄り添って提供します。
会社名:スターティアホールディングス株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
代表者:代表取締役社長 本郷秀之
資本金:824,315千円
設立:1996年2月21日
上場取引所:東京証券取引所 プライム市場(証券コード:3393)
事業内容:グループ会社の経営管理等
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