【イベントレポート】【第2回オフライン開催】 弁護士のための 生成AI実践コミュニティ 600名突破記念
「AI時代に変わっていく弁護士のキャリアを、世代を超えて考える」

👉弁護士のための生成AI実践コミュニティへの参加はこちら(無料)
「法とすべての活動の垣根をなくす」をパーパスに掲げるGVA TECH株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山本 俊 東証上場 証券コード 298A)が運営する、弁護士のための生成AI実践コミュニティにてAI時代の法曹界の未来を展望するオフライン会を開催しました。
本オフライン会では、生成AIの急速な普及が弁護士業務や法律事務所の経営に与える影響について活発な議論が交わされ、単なる効率化ツールとしてだけでなく、AIを弁護士が人間ならではの付加価値を最大化するためのパートナーとして捉えることの重要性が示されました。
1:競争力の源泉は「各事務所が保有する独自データベース」にある
AIが学習できない、各事務所が独自に蓄積してきた過去の相談内容や所内検討履歴といったクローズドなデータこそが、他事務所との最大の差別化要因となります。
この独自データベースをAIで解析・活用することで、「過去の類似案件ではこういう結果が出ている」といった統計的根拠に基づいた精度の高い法的アドバイスが可能になります。
一方で、機密情報を扱う上でのセキュリティは最重要課題です。
対策として、情報を外部に出さないローカル環境で動作する小規模なLLMを用いるか、「AIマスキングツール」を用いるなどし、安全性を確保した上でAIの恩恵を享受するアプローチが有効であるとの見解が示されました。
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2:AIに代替されない価値の中核は「信頼を勝ち取る対人能力」
単純な情報処理はAIに代替されること、そうであるゆえに依頼者との信頼関係を築く能力の重要性はむしろ高まります。
書面作成を中心とした作業ベースの実務が代替されていく中、共感力や交渉力といった人間ならではのソフトスキルこそが、最終的に依頼者から「選ばれる」弁護士の条件であると提言されました。
実際の事例として、電話相談時の対応、声や話し方など一つ一つによって、その後の受任率が大きく変化したということも紹介されました。
その中で、「生き残る弁護士キャリア」についても言及がされ、弁護士業界の大きな変化のうねりを参加者とともに感じる会となりました。
3:若手弁護士は「AIファースト」で変革の主役に
既存の業務プロセスを持つシニア層とは異なり、若手弁護士は最初からAIの利用を前提とした「AIファースト」の業務フローをゼロから構築できるという大きな強みを持ちます。
最新のAIツールを積極的に業務に取り入れ、その知見を事務所全体に共有することで、単なる作業者ではなく、若手であっても事務所の経営課題を解決するキーパーソンとして活躍することが期待されます。
今回のオフライン会を通じて、AIが弁護士の脅威ではなく、むしろ専門性を深化させ、より本質的な価値提供に集中するための強力な触媒となることを参加者の皆様に改めて認知いただくことができました。
私たちは、AI技術を積極的に活用しながらも、最終的には人と人との信頼関係こそがリーガルサービスの根幹であると信じています。今後もこうした議論の場を提供し、法曹界全体の発展に貢献してまいります。
当コミュニティには、同じ問題意識を持つ多くの弁護士がいます。日々生じる疑問も多く投げかけられており、その中でそれぞれの知見を共有し合うことで、変化の時代を乗り越えるための羅針盤となるはずです。
👉仲間と共に、AI時代の法律実務を探求する(コミュニティに参加)(無料)
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■GVA TECH株式会社 会社概要
会社名:GVA TECH株式会社
代表取締役:山本 俊
本社所在地:東京都渋谷区代々木3-37-5 2階
設立日:2017年1月4日
資本金:409百万円
事業内容:リーガルテックサービスの開発・提供
URL:https://gvatech.co.jp/
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