【開催レポート】東急不動産 眞明氏 × 渋谷未来デザイン 久保田氏が語る「既存の広告枠に依存しないコミュニケーション戦略とブランドの本質」渋谷のクローズド勉強会でトップマーケターが“本音”を熱論
~渋谷ブランドマーケターコミュニティ主催~
2026年5月20日(水)、渋谷ブランドマーケターコミュニティ交流会が開催されました。今回は、渋谷未来デザインの久保田夏彦氏と、東急不動産株式会社 コーポレートコミュニケーション部 統括部長の眞明大介氏が登壇。第一線で活躍する両氏からは、既存の広告・マーケティング業界の“通例”に対するアンチテーゼや、真の企業ブランディング論について、クローズドな場だからこそ語れる濃密なエピソードが次々と飛び出しました。本リリースでは、その熱気あふれる対談の一部をレポートします。

■開催の背景
toC向けのプロダクトまたはサービスに仕事として関わる方の情報交換や学びの場、そして新たなネットワークや横のつながり創出を目的とした本コミュニティ。渋谷KOBUSHI BEERで開催される”クラフトビール飲みながら勉強会”では、「ブランドの熱をどう生み出すか」「ファンを惹きつけ続ける仕組みとは」をテーマに語り合います。
■対談ハイライト
1. 「私はマーケターではない」— 既存の広告枠・関係性に依存する業界へのアンチテーゼ
対談の冒頭、眞明氏は “コーポレートコミュニケーション統括” というブランドの要職にありながら、「自分はマーケターではない」という衝撃的な一言を放ちました 。そこには、華やかな広告手法に頼りすぎる傾向や一部の既存の広告・マーケティング業界に今なお残る悪しき通例や前例踏襲への強い問題意識がありました 。 眞明氏は「こうした本質を欠いた構造が日本の経済成長を止まらせている」とまで指摘し 、単なる広告枠の買い付けや付き合いではなく、大企業の発注(ジャッジ)側が「その提案が真に経営や事業に貢献するのか」を見極める目を養うことの重要性を熱論しました 。
2. すべての仕事は経営と事業に繋がる
眞明氏が一貫して大切にしているのは、「すべての仕事は経営と事業に紐づいているべき」という現場基点の経営視点です 。 現在、同氏が管轄するコーポレートコミュニケーション部は、IR(投資家向け広報)、広報・危機管理、そしてブランディングの3つの柱からなります 。企業の社会的信頼(トラスト)やブランド価値を最大化させるために、それぞれの機能がいかにして企業の経営戦略と連動し、事業の成長へと結びついているのか、その統合的なコミュニケーション戦略の真髄が語られました。
3.「着任30分で覚悟が決まった」異色の中途キャリアがもたらす大企業の変革
プロパー社員が中心となりがちな大企業において、中途入社から現在のポジションに就いた眞明氏は、社内でも極めて異色なキャリアを歩んできました 。これまで商業施設事業や、スタートアップ共創や、スマートシティなどの渋谷のソフト開発関連の部署を歴任。実はコーポレート機能であるブランド推進の部署への異動は全くの予想外だったと言います 。 しかし、異動を命じられたわずか30分後には「実は自分に向いている仕事かもしれない」と客観的に自己を捉え、周囲からの評価を力に変えていったというリアルなエピソードを披露。希望しない部署であっても、自身の事業視点を持ち込むことで、組織に新しい風を吹き込み変革を起こす事が出来るという、ビジネスパーソン必見のキャリア論が展開されました。
4. 次回は“共感されるブランドづくり”を語る夜──7月15日(水) 19:00~
次回は、渋谷から最先端のカルチャーと街づくりを仕掛ける、日本屈指のブランド統括者が登壇。ナイキジャパン・アダストリアでブランドを築いてきた久保田夏彦氏と共に、「ブランドの熱の生み出し方」「ファンを惹きつけ続ける仕組み」について、代理店では語れない事業会社ならではの“現場のリアル”を深掘りします。
次回開催:2026年7月15日(水) 19:00~
詳細を知りたい方は、KOBUSHI MARKETING 井上まで
https://www.facebook.com/nowaysangel
■今後の展開
渋谷ブランドマーケターコミュニティでは、今後も「事業会社の実務家」「熱量のあるマーケター」に限定したクローズドなイベントを定期開催してまいります。次回開催等の情報は、公式SNS等で発信予定です。
■登壇者プロフィール

Kubotech代表 / 元ナイキジャパン・アダストリア CMO
久保田 夏彦
1993年オージス総研に入社。1996年よりナイキジャパンにて、Nike.jp, NIKEiD, インフルエンサーマーケティング、MIYASHITA PARK 、NIKE HARAJUKU立上げなどを歴任。2016年に株式会社アダストリア執行役員・マーケティング本部長に就任。25ブランドのマーケティングとDX、コーポレートブランディングを統括した。2019年10月に独立。渋谷未来デザインにおける都市のスマート化を中心に、JIBUNHOUSEなど複数ブランドのCMOとしてコミュニケーションやDXを実装している。and GOLFというゴルフ練習場とkubotech合同会社というクルマ屋を経営しており、実は本業はこちら。
東急不動産ホールディングス株式会社 兼 東急不動産株式会社
コーポレートコミュニケーション部 統括部長 眞明 大介
施設運営・管理の現場を起点にキャリアをスタートし、オフィス・商業施設の運営管理を経て都市事業に携わる。2016年に東急不動産に入社後は、商業施設の収益責任者として施設価値向上に取り組んだほか、渋谷における都市戦略やスタートアップ共創、スマートシティ、コンテンツ開発など、都市の魅力や価値を高める取り組みを幅広く経験。 その後、ブランド推進室にて経営方針の社内外発信や企業ブランド戦略を担当し、広告・協賛、トップメッセージ、社内コミュニケーションなどを通じて企業と事業の接続に取り組んできた。 2026年4月より、ブランド推進室・IR室・広報室を管轄するコーポレートコミュニケーション部 統括部長に就任。現在はホールディングスと事業会社の両社において、コーポレートコミュニケーション全体を統括している。 経営の意思や戦略を社内外に翻訳し、企業と社会の関係を形づくりながら、企業価値の向上につながるコミュニケーションに取り組んでいる。

■主催

井上 裕介
KOBUSHI MARKETING 代表
岡山県出身。千葉大学教育学部在学中、学生時代に音楽レーベル兼アーティストマネジメント会社を起業。COOとして年間売上1.2億円規模に成長させる。その後、青山学院大学専門職大学院MBA取得。2015年-2018年まで、デジタルマーケティング、メディア、システム開発企業に勤務後、フリーランスとしてデジタルマーケティング新規事業を中心としたコンサルティング&デリバリー、フリーランスやベンダーのアカウントマネジメント、オリジナルブランドKOBUSHI BEERを中心とした、イベント、コミュニティ事業を展開。
■KOBUSHI MARKETINGについて
渋谷発のオリジナルクラフトビール「KOBUSHI BEER」を通じて、人と人とを繋ぐ取り組みをおこなっている。渋谷のマーケターや起業家を集めた5,000人が参加するコミュニティを運営しており年間200本以上のビジネス交流会を主催。また、ウェブIT系やクリエイティブ系の経営者を中心とした10,000人の人脈を使った営業支援メニュー「コミュニティスポンサー」には、成長ベンチャー企業など約80社が参加している。

■関連サイト
■KOBUSHI BEERコミュニティスポンサーについて

KOBUSHI BEERコミュニティスポンサーとは、渋谷発のクラフトビールブランドが保有する1万人規模の経営者・マーケター人脈を活用し、月額3万円(税別)からの低コストで「信頼に基づく紹介(リファラル)」による質の高い商談機会を提供するパートナーシップ制度であり、単なる名刺交換に留まらず、渋谷道玄坂の拠点での集客支援付きイベント主催権や5,000名超のクローズドなオンラインコミュニティでの発信権といった「主催者側」としてのブランディング機会も付与されることで、過去にはROI約15倍を達成する事例が出るなど、認知拡大と実利的な売上向上を同時に実現する高い費用対効果が特徴です。
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