美味しく・楽しく海を学ぶ1dayイベント「函館地ブリパーク」を開催しました!

10月10日(日)10時〜15時【函館蔦屋書店】

はこだて海の教室実行委員会は、函館近海でのブリの漁獲量が最盛期を迎えるこの時期に、地ブリを味わい、楽しんでいただけるよう、ブリを使用した飲食メニューの販売や函館ブリ塩ラーメンの無料提供、小学生向け海のお仕事体験プログラムなどを実施する「函館地ブリパーク」を開催しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

  • 概要
・開催概要:「函館地ブリパーク」
・日程:2021年10月10日(日)
・開催場所:函館蔦屋書店(屋外パーク)【住所:北海道函館市石川町85‐1】
・協力団体:はこだて・ブリ消費拡大推進協議会(渡島総合振興局)
  • 「ブリ節」を使用した「函館ブリ塩ラーメン」無償提供
はこだて海の教室実行委員会では、地球温暖化の影響により、函館近海で漁獲量が急増しているブリに注目し、ブリの新しい食文化の定着を目的に活動を展開しています。その活動の一つとして、ブリを使用した汎用性が高い商品の開発に着手し、香りがまろやかで和食の出汁や香り付けとして活用が期待できる「ブリ節」が完成しました。函館の隣町、北斗市にある地元の食材を使用した料理を提供している飲食店「Pokke dish」代表の齊藤氏とこのブリ節で作った「函館ブリ塩ラーメン」を共同開発しました。麺は函館ラーメンならではのストレート細麺を使用し、スープは化学調味料を一切使わず、ブリ節やブリのアラ、豚肉、鶏肉など使って出汁を取った透き通った清湯スープになっており、具材は麩、ネギ、ブリのチャーシュー、そして最後にブリ節を乗せて完成となります。このブリをふんだんに使ったラーメンは、12時から提供を開始し13時には用意していた食数が全て無くなり、子どもから大人まで多くの方々に食べていただき大好評で終了しました。

  • お仕事体験!地ブリワークス for kids
私たちが飲食店や家庭でブリを食べるまでの過程にはどのようなお仕事が関わっているのか大人でさえもよく知らないことがたくさんあります。そんなトレーサビリティについて、実体験を基にしたリアルな学びの機会を創ることこそが、これからの海について考え、海を守る人を増やすきっかけにつながると私たちは考えています。
お仕事体験!地ブリワークス for kidsは、漁師や料理人など各分野のプロと一緒にブリが海で獲れてから飲食店で提供されるまでの過程を学ぶ海のお仕事体験プログラムです。
函館近海でブリの漁獲量が急増している原因や、それぞれの仕事内容についての説明を聞いた後、海水プールで泳ぐブリをタモで捕まえたり、鮮度を落とさないようにする技術「神経締め」や競り、ブリの捌き方などを体験しました。参加した子どもたちは、ブリを楽しそうに捕まえたり、そのブリを使用して作った函館ブリたれカツを保護者と一緒に食べてとても喜んでくれました。

  • 磯の生き物に触れるミニタッチプール
磯や海岸に生息するカニや小魚など7種類の海の生き物を触る体験ができる「磯の生き物に触れるミニタッチプール」を実施しました。この企画は、市立函館高校の代表生徒5名と共同で企画運営を行い、子どもにも分かりやすく工夫した手作りの海の生き物図鑑を持ち寄り、子どもたちに海の生き物に関する知識をレクチャーしました。函館には水族館がなく、海の生き物に触れる機会が少ないので、子どもたちはとても楽しそうに魚を触ったりカニに驚きながら楽しんでいました。

  • ブリを使った料理を提供する飲食ブース
今年の5月から9月までの間に道南エリアをキッチンカーで巡りながら移動販売を行い、大盛況の中販売を終了した「函館ブリたれカツバーガー」の1日限りの再販売や、八雲町で漁師や魚介類販売業を営む「噴火湾鮮魚卸龍神丸」の館岡氏が開発した、ブリオッシュパンにブリのオイル漬けなどのコンフィを挟んだ商品「ブリ魚ッシュ」の特別販売を行いました。ご購入いただいたお客様にブリの新しい食べ方を楽しんでいただき13時には全ての商品が完売となるほど大盛況となりました。

  • コメントや感想
【お仕事体験!地ブリワークス for kids】
◎参加した子どもの声
・魚が海でとれてから自分たちのところまでどうやってくるのかが良く分かった。
・海はいま本当に危機に瀕していることを感じました。
・魚を初めてさばいて楽しかった。家でも函館ブリたれカツを作りたい。
◎保護者の声
・子どもに普段ではできない事も体験させてあげれたので本当に貴重な体験となりました。
・ブリが身近に感じられるようになった。おうちでも子どもと一緒に函館ブリたれカツを作ってみたいと思います。

【函館ブリ塩ラーメンを試食した方からの声】
・40代女性:ブリの臭みがなく、さっぱりしながらもコクがあった。何度でも食べたい味です。
・30代男性:函館といえば塩ラーメンだから、函館ラーメンの新形態として期待したい。

団体概要
団体名称:はこだて海の教室実行委員会
本社所在地:北海道函館市旭町6-14
代表理事:菅原雅仁
設立:2018年12月1日
URL:https://www.hakodate-umi.com/
活動内容:豊かな海を未来に残すため、次世代を担う子どもたちや市民を対象に、海に親しむ事業を実施する市民有志の任意団体です。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/


 

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会社概要

URL
https://uminohi.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂2-14-4  森崎ビル3階
電話番号
03-6441-2561
代表者名
渡邉友弘
上場
未上場
資本金
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設立
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