『Silence Park』 curated by Shuta Hasunuma ー4/1(木)再開|蓮沼執太と各国のアーティストが集めた世界各地の環境音をGinza Sony Parkにインストール

ニューヨークの森、フィリピンの街など、世界を“音”で感じる! 再開日:2021年4月1日(木)  #silencepark

ソニー企業株式会社

Ginza Sony Park (銀座ソニーパーク)では、音楽家 蓮沼執太をはじめとした世界のアーティストたちの視点を介してこの時代の空気感を表現する、世界各地の環境音を素材として制作したバックグラウンドサウンド「『Silence Park (サイレンスパーク)』 curated by Shuta Hasunuma」を2021年4月1日(木)から再開します。
 


Silence Parkは、海外を訪れることが難しい時代に、世界各地から銀座の街に集められた音の作品を通して遠い国の未知なるものを体験できる試みです。

昨年秋に開催し好評だった前回に続き蓮沼執太のほか、今回は新たにフランスの音楽家 Félicia Atkinson (フェリシア・アトキンソン)と、フィリピンを中心に世界で活躍するアーティスト Marika Constantino (マリカ・コンスタンティーノ)が参加。ある作曲家がかつて住んでいた森に流れる川の音や動物たちの声、フランスの雨とピアノの音色、フィリピンで道すがら聞こえてくる音など、各国の自然や街中から採集した音で制作した「バックグラウンドサウンド」を園内にインストールします。

今回は、Ginza Sony Parkと蓮沼執太の新たな試みとして、地上フロアでもバックグラウンドサウンドを公開します。朝、昼、夜と時間によって表情を変える銀座に溢れる音を捉え直し、銀座の音と環境音とを組み合わせることで、今までにない音の作品を創造します。銀座の街の喧騒と世界の環境音が織りなす、その瞬間にしか体験できない音の作品をお届けします。それぞれ30分ほどの作品の中で、さまざまな発見があるかもしれません。

また今回は、よりクリアにサウンドを楽しみたい方に向けて、お手持ちのヘッドホンで作品をお聴きいただけるプログラムを実施、園内スピーカーとは違う没入感をご体験いただけます(数量限定)。
特設サイトでは、蓮沼執太の作品の一部をお聴きいただくこともできます。

銀座にお越しの際は、ぜひ園内で耳を傾けてみてください。


■ Silence Park curated by Shuta Hasunuma 概要

再開日時:2021年4月1日(木) 11:00
開催時間:11:00 - 19:00
場所  :Ginza Sony Park (東京都中央区銀座5-3-1) 地上フロア、地下1~3階
特設サイト:https://www.ginzasonypark.jp/silencepark/
ハッシュタグ:#silencepark
参加アーティスト:蓮沼執太、フェリシア・アトキンソン、マリカ・コンスタンティーノ

※ 他のイベントとの関係で休止する場合があります。


■ サウンドタイトルとアーティストからのコメント

Stony Point|蓮沼執太(Shuta Hasunuma)
2017年10月12日、ニューヨーク州ストーニーポイントの森へ行ってきました。ここは1954年からアメリカの作曲家ジョン・ケージが住んだ場所。当時ケージは友人アーティストとコミューンのように集まって暮らしており、マッシュルームの研究家としても知られる彼はここで収穫をしていました。実際にケージが住んでいた家を訪ねてきました。そのコミューンの音、キノコ狩りをしていたという森の音をレコーディングしました(キノコ狩りもしてきました)。ケージが日々通っていたこの森の声を聞いてみたい。

蓮沼執太 (Tokyo/New York) プロフィール

音楽家、アーティスト
1983年東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、CM 楽曲、音楽プロデュースなど、多数の音楽制作。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、展覧会やプロジェクトを行う。主な個展に『Compositions』 (ニューヨーク・Pioneer Works 2018)、『 ~ ing』 (東京・資生堂ギャラリー2018) など。最新アルバムに、蓮沼執太フルフィル『FULLPHONY』(2020)。第69 回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。 http://www.shutahasunuma.com/


LES OMBRES / THE SHADOWS|Félicia Atkinson(フェリシア・アトキンソン)

「Les Ombres」(=影)は、ある場所に身を委ね、自身を手放したときの感情を表現した作品です。

影とは、一体何でしょうか。記憶でしょうか。それとも、希望でしょうか。私たちが知る由もありませんが、雨やピアノの旋律に耳を澄ませれば、そこから答えを見出せるかもしれません。

Félicia Atkinson (France) プロフィール

フランスの音楽家、アーティスト
最新のアルバムに『Everything Evaporate』 (2020)、『The Flower and the Vessel』 (2019)、『Hand in Hand』(2017)、Limpid as a The Solitudes』 (2018)、ジェフリー・キャントゥ=レデスマ氏との共作である『Comme Un Seul Narcisse』 (2016)、『A Readymade Ceremony』 (2015)がある。これらのアルバムは全て〈Shelter Press〉からリリース、アートワークは〈Mute Song〉から発表している。 https://feliciaatkinson.com/


When Venturing Out Is Out Of The Ordinar|Marika Constantino(マリカ・コンスタンティーノ)

新型コロナウィルスのパンデミックによってロックダウンが課され、外出は必要最小限にしています。そこで、家という守られた空間から出た短い旅路を、フィールドレコーディングしようと計画を立てました(このような特殊な状況下において、玄関より一歩でも先の場所はすべて、パブリックスペースだと思っています)。しかし、その日は終日大雨だった(その頃、フィリピンは雨季でした)ために、計画をキャンセルせざるを得ませんでした。面白いことに、外を見ると、雨に打たれたカエル達がとても活発に鳴いていました。なので、そのほんの一部を録音しました。改めてレコーディングを予定した日は、幸運なことに、雨季であったにも関わらずよく晴れ、太陽の光が降り注いでいました。そのため、私は家を出た瞬間から、一日のすべての道のりでフィールドレコーディングを決行したのです。まず、家を出てからフィリピンで一般的な公共交通機関であるトライシクルに乗った場所まで歩いた時の音を録音しました。次にトライシクルに乗っている時の音を録音し、さらに銀行までの道のりの音も録音しました。また、銀行からショッピングモールへ向かう際の音や、モールでブランケットを買う時の音も録音しました。そして目当てのものを買った後に食料品店に行く時の音も録音しました。私がまた冒険に出られるようになるまでの間、これらの音源で楽しみ続けられますように。


Marika Constantino (Philippines) プロフィール

アーティスト、KANTINAディレクター
フィリピン内外の主要な展覧会に参加。キュレーター及びリサーチャーとしても活動しており、また世界各国の出版物に多数寄稿しているフリーランスのライターでもある。ザ・フィリピン・カレッジ・オブ・アーキテクチャー大学で学位を得た後、UPカレッジ・オブ・ファイン・アーツでは美術史を専攻し、さらに学識を深めた。芸術が持つ知性的、概念的、経験的な側面のバランスを保ちながら、意欲的に活動を続けている。2015年から2018年には、マニラのエスコルタにあるファースト・ユナイテッド・ビルディング・コミュニティ・ミュージアムの事業を取りまとめ、同じくマニラのイントラムロスにあるDestileria Limtuaco Museumの監督も務めた。2018年から2019年には、アジアン・カルチュラル・カウンシルのニューヨーク・フェローシップに選出され、翌年2020年2月には、西ビサヤ地方に知識と創作活動を共有するためのアートスペース「KANTINA」を創立。そして現在は、フィリピンのマニラとカピスの首都ロハスにて活動を続けている。

 
■ Silence Park 音源試聴(B1/地下1階 インフォメーションカウンター)

各アーティストが各国の自然や街中から採集した環境音からなる「バックグラウンドサウンド」を、よりクリアに楽しみたい方に向け、ヘッドホンで楽しめるプログラムを実施します。地下1階インフォメーションカウンターにご用意した席で、ご自身のヘッドホンやイヤホンでお聴きいただきます。事前申し込みは不要ですので、直接インフォメーションカウンターまでお越しください。


費用:無料
場所:Informationカウンター(B1/地下1階)
定員:2~3名

※ 他のイベントとの関係で休止する場合があります。
※ 定員はInformationカウンターの席数分となり、利用状況によって変動します。
※ 再生機はカウンター上でスタッフが操作します。園内で自由に持ち歩くことはできません。
※ 当日、ヘッドホンやイヤホンをお持ちでない方には、除菌済みヘッドホンの貸し出しもございます。
 

■ Ginza Sony Parkについて

Ginza Sony Park (銀座ソニーパーク)は、旧ソニービル設立当初からの「街に開かれた施設」というコンセプトを継承し、ソニービル建て替え前の期間限定で2018年8月9日にオープンしました。年間を通して驚きや遊び心が感じられる様々なイベントやライブなどのプログラムを実施している、都会の中にある「変わり続ける実験的な公園」で、地下には吹き抜けのある「垂直立体公園」となっています。開園期間は2021年9月末まで。その後、建て替え工事を進め、2025年には「Ginza Sony Park」最終形が完成します。

Ginza Sony Park 公式Webサイト・SNSアカウント
Web:https://www.ginzasonypark.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/ginzasonypark/
Twitter:https://twitter.com/ginzasonypark/
Facebook:https://facebook.com/ginzasonypark/
YouTube:https://youtube.com/ginzasonypark/
@ginzasonypark #ginzasonypark #銀座ソニーパーク


感染防止への取り組みとお客様へのお願い
お客様やスタッフの健康・安全を守るため園内では感染予防および拡散防止策を実施しております。お客様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

・イベント受付時の体温測定にご協力ください。体温が37.5度以上の方はご入場をお断りする場合があります。
・園内ではマスクの着用をお願いします。
・発熱や体調不良の際は入園をお控えください。
・入園時の手指消毒にご協力ください。
・お客様同士の間隔の確保にご協力ください。
・エレベーター内やエスカレーターでは、間隔をあけてご利用ください。

・お客様の消毒用アルコールを設置します。
・トイレのハンドドライヤーは停止しています。
・手すりやドアノブなど接触が多い箇所の消毒や換気を強化します。

・スタッフはマスク着用、出勤前検温、こまめなうがい・手洗い・手指の消毒を実施します。

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会社概要

ソニー企業株式会社

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URL
https://www.sonypark.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区銀座四丁目2番11号 ヒューリック銀座数寄屋橋ビル7階
電話番号
-
代表者名
永野 大輔
上場
未上場
資本金
-
設立
1961年04月