<開催報告>アフリカにおける食料安全保障と国連WFPの活動-民間企業とのパートナーシップの未来-
WFP国連世界食糧計画日本事務所と認定NPO法人国連WFP協会は、チュニジアで行われる第8回アフリカ開発会議(TICAD8)に先立ち、8月23日(火)にオンラインでTICAD8の公式サイドイベントを開催しました。
国連WFP協会理事の小谷真生子がファシリテーターを務めた本イベントでは、高木啓外務大臣政務官、高野光二郎国連WFP国会議員連盟会長、小川良介農林水産審議官が来賓挨拶をしました。7月に国連WFP親善大使に就任した女優の杏さんは、「飢餓は遠い国の話と思うかもしれませんが、飢餓人口の数字の裏には血の通った生身の人間がいます。まずはこの問題に目を向け行動をすることが大切です」とメッセージを寄せました。続いて、国連WFPの焼家直絵日本事務所代表は、世界的な食料危機と、かつてないほど支援のニーズが拡大している現状について報告。国連WFPのマイケル・ダンフォード東アフリカ地域局長は、急速に悪化しているアフリカの飢餓と国連WFPの支援の状況をビデオメッセージにて伝えました。
パネルディスカッションでは、ファシリテーターの小谷氏、焼家代表に加え、国連WFPの活動とも縁が深く、アフリカで事業を展開している公益財団法人味の素ファンデーションの山崎一郎専務理事、また豊田通商株式会社の和田明アフリカ本部アフリカ企画部長はチュニジアから生中継で参加。現地の母親の行動変容促進まで落とし込んだ母子栄養改善の取組や、食料支援に欠かせない物流の要である車両や車両整備トレーニングの支援など、各社のアフリカでの取り組みを紹介しました。焼家代表は、「緊急支援だけでなく、自立を目指した開発支援には民間企業との連携が大切。日本の技術力を生かしたインパクトの大きな支援を広げていきたい」と民間企業との連携に大きな期待を寄せました。
【イベント概要】
アフリカにおける食料安全保障と国連WFPの活動-民間企業とのパートナーシップの未来-
■日時:2022年8月23日(火)15:00-16:30
■場所:コートヤード・マリオット・銀座東武ホテル 2F桜の間
アーカイブ URL:https://youtu.be/t4dBMm2btQc
■主催:国連世界食糧計画日本事務所・認定NPO法人国連WFP協会
【プログラム】
ファシリテーター 経済キャスター・国連WFP協会理事小谷真生子氏
●開会
●開会挨拶
高木啓外務大臣政務官
高野光二郎国連WFP国会議員連盟会長
小川良介農林水産審議官
●講演・登壇
TICAD8サイドイベントに関してメッセージ
国連WFP親善大使 杏氏
「世界的な食料危機とアフリカでの飢餓の現状-Unprecedented Needs-」
国連WFP 焼家直絵日本事務所代表
「東アフリカから国連WFPの現場の活動紹介」
国連WFP マイケル・ダンフォード東アフリカ地域局長
●パネルディスカッション
公益財団法人味の素ファンデーション 山崎一郎専務理事
豊田通商株式会社 和田明アフリカ本部アフリカ企画部長
国連WFP 焼家直絵日本事務所代表
ファシリテーター 小谷真生子氏
●閉会
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