2月6日のプロの日を記念して、大企業経営者・管理職1,000名への『外部プロ人材(フリーランス・副業)活用実態』を調査
~昨年より3.2ポイント増加の21.4%が外部プロ人材の活用経験あり~
株式会社みらいワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長 岡本祥治、以下「当社」)は、2月6日のプロフェッショナルの日(※1)を記念して、大企業1,000名への『外部プロ人材(フリーランス・副業)活用実態』調査を実施しましたので、お知らせいたします。
◾️ 調査サマリー
参考
2022年『フリーランス・プロ人材活用実態』調査 https://mirai-works.co.jp/news/news537/
2023年『フリーランス・プロ人材活用実態』調査 https://mirai-works.co.jp/news/news7928/
2024年『フリーランス・プロ人材活用実態』調査 https://mirai-works.co.jp/news/news10600/
◾️ 調査概要
調査概要 :外部プロ人材活用実態調査
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2025年1月10日〜14日
有効回答数:1,000
調査対象 :従業員規模1,000名以上(製造業)、500名以上(その他・サービス業)の会社経営者、正社員・管理職(課長職以上)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
・ 情報の出典元として「株式会社みらいワークス」の名前を明記してください。
・ ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://mirai-works.co.jp/
◾️ 約2割が外部プロ人材を活用したことが「ある」と回答し、昨年度から3.2ポイント増加
「あなたは、外部プロ人材を活用したことありますか?」(n=1,000)と質問したところ、「はい」が21.4%、「いいえ」が78.6%という回答となりました。
◾️ 外部プロ人材を活用する理由は、「システム開発(アプリケーション開発、インフラ構築、テスト等)」が45.8%で最多
外部のプロ人材を活用したことが「ある」とお答えされた方に、「Q1. 現在、外部プロ人材にどのような業務を依頼していますか?(複数回答)」(n=214)と質問したところ、「システム開発(アプリケーション開発、インフラ構築、テスト等)」が45.8%で最も多く、次いで「IT・セキュリティ(情報セキュリティ、ネットワーク管理、運用保守等)」が31.3%という回答となりました。
■ 外部プロ人材の活用により得られる効果は、「業務スピードの向上」が47.2%で最多
外部プロ人材を活用したことが「ある」とお答えされた方に、「外部プロ人材の活用によって、どのような具体的な効果が得られましたか?」(n=214)と質問したところ、「業務スピードの向上」が47.2%、「業務品質の向上」が39.7%、「専門的なナレッジの獲得」が35.0%という回答となりました。
■ 外部プロ人材の活用のきっかけは、「社内にないスキル・専門性が必要な業務が発生」や「短期的に発生する繁忙業務への対応」など
外部プロ人材を活用したことが「ある」とお答えされた方に、「Q3. 外部プロ人材の活用を始めるきっかけとなった理由は何ですか?」(n=214)と質問したところ、「社内にないスキル・専門性が必要な業務が発生」が46.3%、「短期的に発生する繁忙業務への対応」が36.0 %、「コア業務以外の業務効率化」が27.6 %という回答となりました。
■ 外部プロ人材活用が成功する業務の切り分けと工夫は「明確な成果物が定義できる業務から始めた」が最多
外部プロ人材を活用したことが「ある」とお答えされた方に、「Q4. 外部プロ人材に依頼して成功した業務について、どのように切り分けましたか?具体的な工夫をお選びください。」(n=214)と質問したところ、「明確な成果物が定義できる業務から始めた」が32.7%、「すでに業務フローが確立している定型作業を切り出した」が32.2%、「期間や工数が明確に設定できる業務を選んだ」が30.8%という回答となりました。
■ 外部プロ人材との協業を成功させるためのポイントは、「具体的な成果指標の設定」、「社内メンバーとの役割分担の明確化」
外部プロ人材を活用したことが「ある」とお答えされた方に、「Q5.外部プロ人材との協業を成功させるために、どのような点を工夫・実践していますか?」(n=214)と質問したところ、「具体的な成果指標の設定」が41.6%、「社内メンバーとの役割分担の明確化」が41.1%、「業務範囲・権限の明確な定義」が35.5%という回答となりました。
■ 生成AI登場により27.6%が「生成AIの活用支援を外部人材に依頼するようになった」と回答
外部プロ人材を活用したことが「ある」とお答えされた方に、「Q6. 生成AI(ChatGPTなど)の登場により、外部プロ人材の活用方針に変化はありましたか?」(n=214)と質問したところ、「生成AIの活用支援を外部人材に依頼するようになった」が27.6 %、「定型的な業務は生成AIに切り替えた」が27.1 %、「より高度な専門性を求めるようになった」が25.2 %という回答となりました。
■ 外部プロ人材の活用を成功に導くためには「プロジェクト単位で管理」、「各事業部門で独自に管理」がポイント
外部プロ人材を活用したことが「ある」とお答えされた方に、「Q7.外部プロ人材の活用を成功に導くため、どのような体制で進めていますか?(複数回答)」(n=214)と質問したところ、「プロジェクト単位で管理」が37.9%、「各事業部門で独自に管理」が35.0%、「人事部門が一括管理」「専任の外部プロ人材管理部署が統括」がそれぞれ19.2%という回答となりました。
■ プロ人材を活用していない理由で最も多いのは「社内リソースで十分対応できている」という回答だった
外部プロ人材を活用したことが「ない」とお答えされた方に、「Q8. 外部プロ人材(フリーランス、副業人材等)を活用していない理由をお答えください。(複数回答)」(n=786)と質問したところ、「社内リソースで十分対応できている」が32.7%、「コストが高そうで見合わない」が25.3%、「マネジメント方法がわからない」19.5%という回答となりました。
■ 現在の業務課題について「特に課題は感じていない」という回答が最多である一方、「業務量が多く、既存メンバーが疲弊している」や「特定の人物に業務が集中している」という回答も多かった
外部プロ人材を活用したことが「ない」とお答えされた方に、「Q9.現在の業務において、以下のような課題を感じることはありますか?(複数回答)」(n=786)と質問したところ、「特に課題は感じていない」が33.7%で最も多かったです。一方で、「業務量が多く、既存メンバーが疲弊している」が25.2%、「特定の人物に業務が集中している」が24.0%という回答が次いで多かったです。
■ 現在の業務課題の解決策は、「既存社員の育成・能力開発」が48.4%で最多
外部プロ人材を活用したことが「ない」かつ、Q9で「特に課題は感じていない」以外をお答えされた方に、「Q10. Q9で選択したような課題に対して、どのような解決策を検討されていますか?」(n=521)と質問したところ、「既存社員の育成・能力開発」が48.4%、「業務プロセスの見直し・効率化」が37.8%、「新規正社員の採用」が29.6%という回答となりました。
■ まとめ
従業員規模1,000名以上(製造業)、500名以上(その他・サービス業)の会社経営者、正社員・管理職(課長職以上)1,000名に、外部プロ人材(フリーランス、副業)活用実態調査を行いました。
21.4%の経営者や管理職の方が、外部プロ人材を活用したことがあり、昨年より3.2ポイント増加しました。外部プロ人材の活用を始めるきっかけとして、約5割が「社内にないスキル・専門性が必要な業務が発生」、約4割が「短期的に発生する繁忙業務への対応」、約3割が「コア業務以外の業務効率化」、「新規事業・プロジェクト立ち上げ」を理由にあげています。
外部プロ人材を活用して、約5割が「業務スピードの向上」、続いて「業務品質の向上」、「専門的なナレッジの獲得」などの効果が出ています。外部プロ人材を上手く活用している企業は、外部人材に明確な成果物が定義できる業務から依頼、すでに業務フローが確立している定型作業を切り出すなどの工夫をしている点に注目したいです。
昨年度に引き続き、システム開発やITセキュリティ、クリエイティブ制作などで外部プロ人材活用をしている企業が多いことがわかりました。また、新しい特徴として、生成AIが登場し、生成AIの導入に外部プロ人材を活用する企業が約3割存在し、そのうち定型的な業務を生成AIに切り替えた企業は約4割、切り替えていない企業は約6割と、生成AIの活用支援を外部人材に依頼し、定型業務を生成AIに既に切り替えた企業とこれから切り替えていこうとしている企業が存在すると予測されます。
外部プロ人材を活用して、「業務スピードの向上」や「業務プロセスの見直し・効率化」、「新しい視点・手法の導入」、プロ人材の伴走支援により社内ナレッジの蓄積や「既存社員の育成・能力開発」を促進でき、「業務過多による既存社員の疲弊」「業務の偏り」などの根幹の課題である企業の人材不足や社員育成、業務改革などの課題解決や、事業促進の加速につながるかもしれません。
*1 プロフェッショナルの日制定に関する当社プレスリリース https://mirai-works.co.jp/news/news162/
≪株式会社みらいワークス 概要≫
所在地 :東京本社:東京都港区
その他事業所:関西支社/九州支社/東北支社/甲信越支社
代表者 :代表取締役社長 岡本 祥治
設立 :2012年3月
証券コード :6563(東証グロース)
資本金 :86,765千円(2024年9月30日時点)
URL :https://www.mirai-works.co.jp/
事業内容 :・プロフェッショナル人材事業
フリーランス・業務委託/副業・業務委託/正社員
登録プロフェッショナル84,500名、クライアント7,200社(2024年12月31日時点)
・コンサルティング事業
・実践型リスキリング事業
・オープンイノベーション事業
・地方創生事業
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