訪日外国人観光客向けアプリ『Japan Travel by NAVITIME』「カーナビゲーション」機能をリニューアル

インバウンドのドライブ観光・地方部への移動をサポート

株式会社ナビタイムジャパン

株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2024年5月24日(金)より、インバウンドのドライブ観光需要や地方部への移動をサポートするため、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ『Japan Travel by NAVITIME』の「カーナビゲーション」機能をリニューアルします。

 『Japan Travel by NAVITIME』アプリでは、「Transit:乗換」「Walk:徒歩」「Drive:車」のルート検索を提供しており、「Drive:車」のルート検索結果から「カーナビゲーション」機能を利用できます。これまでは利用者の多くが「JAPAN RAIL PASS」などの周遊パスを利用して公共交通機関でのゴールデンルート等の移動を選択していたため、車ルートに関してはシンプルなカーナビゲーション機能を提供していました。


 インバウンドの増加に伴い、観光ニーズが多様化し、リピーターによる訪問先も広がることで、訪日外国人旅行者の移動手段も多様化することが予想されます。実際に、アプリユーザーが投稿した「旅行プラン」からも、全体の約10%※1が車を利用して地方部を巡るプランだということがわかっています。ユーザーからの要望もあり、今回、本格的なカーナビゲーション機能を、同アプリ内で提供開始します。

 国内向け『ドライブサポーター by NAVITIME』をベースとしたカーナビゲーション機能が、既存のアプリのなかで、英語で利用できるようになります。インバウンド向けの安全運転支援として、ナビゲーション開始前に、日本の交通ルールの確認を促す注意喚起を表示します。今後は、日本独自の「道の駅」の情報や「高速道路周遊パス」などを整備して追加したり、自治体が情報発信するモデルコースと連携するなど、コンテンツを充実させる予定です。


 今回の対応により、公共交通機関だけではアクセスしづらい地域への車での移動をサポートし、さまざまな移動手段で訪日観光を楽しめることを支援します。これにより、観光の分散化やオーバーツーリズムの緩和にも貢献できればと考えております。


 また、アプリユーザーから許諾を得た上で外国人ドライブ観光客のデータを取得し、周遊パターンの傾向を把握するなど、データ分析に活用していく予定です。


※1 2018年11月15日~2024年5月7日までに『Japan Travel by NAVITIME』アプリで作成されたプラン情報を対象に、移動手段を判別し、移動手段ごとにプランに含まれるスポットの回数を集計して算出。
※これまでのシンプルな「カーナビゲーション」機能は英語、中国語、韓国語に対応していましたが、今回より、英語のみの対応となりました。
※「カーナビゲーション」は有料機能です。有料チケット:30日14.49ドル、90日29.99ドル、365日:109.99ドル(プレスリリース発表時点)


  • 『Japan Travel by NAVITIME』アプリのカーナビゲーション機能

地図上の道路や交差点名の表記、スポット検索、駐車場・ガソリンスタンド検索、車ルート検索、ナビゲーション中の画面をはじめとしたすべての機能が英語で表示され、ナビゲーション中の音声案内も、英語で利用できます。


今回追加した主な機能
・VICS/プローブ情報を元にしたリアルタイムの渋滞情報 ・交通・工事/通行止め情報等の道路規制情報
・渋滞・規制情報を考慮したルート検索(「推奨(RECOMMEND)」、「高速優先(EXPRESS)」、「無料優先(FREE)」、「距離優先(DISTANCE)」、「ガソリン節約優先(ECO)」の最大5つの検索結果から選択可能)
・交差点のガイダンス表示 ・オートリルート ・高速/一般切替


・サービスイメージ

ナビゲーション開始前に、日本の交通ルールの確認を促す注意喚起が表示されます。
「Guide To Traffic Signs in Japan」
https://japantravel.navitime.com/en/area/jp/guide/NTJnews0429-en/


  • 『Japan Travel by NAVITIME』アプリユーザーが投稿した「旅行プラン」

『Japan Travel by NAVITIME』ユーザーが作成・投稿した旅行プランデータを集計したところ、全体の約10%が車を利用した旅行プランであることがわかりました。

集計対象:2018年11月15日~2024年5月7日までに『Japan Travel by NAVITIME』アプリで作成されたプラン情報を対象に、移動手段を判別し、移動手段ごとにプランに含まれるスポットの回数を集計して算出しています。


・移動手段が公共交通と車の旅行プランを比較
公共交通のプランは東京、京都、大阪に集中しており、車のプランは地方部も多く、日本各地に分散していることがわかります。

※上図の円の大きさと色の濃さは、各スポットのプラン設定回数を示しますが、母数の異なるデータ同士での傾向を比較するために公共交通と車それぞれの総プラン数に対する相対的な量を表しています。



・都道府県別に旅行プランを比較
車を利用するプランが25%以上を占めるのが、福島、福井、徳島、香川、愛媛、高知、佐賀、宮崎、沖縄の9県で、高知は約60%となっています。


■『Japan Travel by NAVITIME』について

『Japan Travel by NAVITIME』は、訪日外国人観光客向けのナビゲーションサービスです。
主な機能は、ドアtoドアのルート検索、徒歩ナビゲーション、カーナビゲーション、スポット検索(フリーWi-Fi、手荷物預かり所等)、観光記事、旅行プランニング、旅程投稿、モデルプラン、ホテル・アクティビティの予約などが可能です。アプリとWebを、13言語で提供しています。
対応言語:英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語(13言語)
アプリ:https://www.navitime.co.jp/pcstorage/html/japan_travel/english/
Web:https://japantravel.navitime.com/en/


■関連プレスリリース
(2024/4/18)『Japan Travel by NAVITIME』、月間アクティブユーザー数(MAU)170万を突破

https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202404/18_5731.html


  • 『Japan Travel by NAVITIME』を活用した法人向けサービス

インバウンド集客に向けたプロモーションや、訪日外国人の行動分析などのサービスを法人・自治体向けに提供しています。
株式会社ナビタイムジャパン トラベル事業
https://www.navitime.co.jp/tourism-solution/products/inbound.html



<企業概要 / Company Overview>
株式会社ナビタイムジャパン / NAVITIME JAPAN Co., Ltd.
HP(日本語)https://corporate.navitime.co.jp/
HP(English)https://corporate.navitime.co.jp/en/
Japan Travel by NAVITIME(13 languages)https://japantravel.navitime.com/en/




※「NAVITIME」「ドライブサポーター」は、株式会社ナビタイムジャパンの登録商標です。
※その他、記載の会社名または商品名等は各社の商標または登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ナビタイムジャパン

24フォロワー

RSS
URL
https://corporate.navitime.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3-8-38
電話番号
-
代表者名
大西啓介
上場
未上場
資本金
-
設立
2000年03月