David Bowieが、ダンスになる Bunkamura×サドラーズ・ウェルズが仕掛ける最大級の国際共同制作、世界ツアーへ!

演出はマルコス・モラウ ボウイ本人のオリジナル・ヴォーカルとともに、2028年春、全世界ツアースタート。2029年春、東京上陸。

株式会社東急文化村

A Bunkamura, Sadler’s Wells and La Veronal production
SUBJECT TO CHANGE - A Dance for David Bowie(原題)
『ダンス・フォー・ボウイ』

メインビジュアルは、山本寛斎がデザインし、1973年にデヴィッド・ボウイがステージで着用したことで知られる衣裳「TOKYO POP」

『金閣寺』のマルコス・モラウが、デヴィッド・ボウイをダンスで世界へ解き放つ。

2026年夏、三島由紀夫の『金閣寺』を大胆に舞台化し、日本の観客に鮮烈な印象を残した世界を熱狂させる天才演出家、マルコス・モラウ。その次なる創作のテーマとして彼が向き合うのは、20世紀を代表するアーティスト、デヴィッド・ボウイです。

Bunkamuraは、ロンドンの世界的ダンスハウス、サドラーズ・ウェルズとともに、新作ダンス作品『ダンス・フォー・ボウイ(SUBJECT TO CHANGE - A Dance for David Bowie)』を国際共同制作します。本作は2028年春、ルクセンブルク市立劇場にて世界初演。その後ヨーロッパ各地を巡り、2028年秋にはロンドン・サドラーズ・ウェルズで英国初演、2029年春には東京でアジア初演を予定しています。

パリ、ロンドン、東京、ニューヨークをはじめ、異なる都市と文化を結びながら一つの作品を育て、そして世界へ届けていく。Bunkamuraがサドラーズ・ウェルズ、ラ・ヴェロナルとともに挑む、これまでにないスケールの国際共同制作プロジェクトが始動します。

©Sukita

ボウイ本人のオリジナル・ヴォーカルを使用。世界各地の民族音楽・コーラスとともに、新たな音楽世界によるダンス作品

デヴィッド・ボウイは、音楽だけでなく、ファッション、映画、アート、パフォーマンスなど幅広い分野に影響を与え、20世紀後半のポピュラー・カルチャーを大きく変えたアーティストのひとりです。「ジギー・スターダスト(Ziggy Stardust)」、「アラジン・セイン(Aladdin Sane)」、「ハロウィン・ジャック(Halloween Jack)」、「シン・ホワイト・デューク(Thin White Duke)」など、そのキャリアを通じてボウイは次々と異なるペルソナを生み出してきました。新しい姿をつくるたびに、それまでの自分を手放し、音楽だけでなく、声や身体、衣裳、アイデンティティまで変化させていく。その絶え間ない自己更新こそが、ボウイの創作を支えていた大きな力のひとつでした。

本作『ダンス・フォー・ボウイ』でマルコス・モラウが描こうとしているのも、ボウイの人生そのものではありません。彼が目を向けているのは、ひとつの自分を終わらせ、また別の自分へと生まれ変わっていく、その創造のあり方です。原題の“Subject to Change”とは、「変更される可能性がある」「まだ決まった形ではない」という意味を持つ言葉です。ひとつの姿にとどまらず、変わり続けることで新しい表現を生み出してきたボウイ。その姿勢を手がかりに、モラウは、変身や再生、自己更新というテーマをダンスとして立ち上げます。

音楽には、デヴィッド・ボウイの代表的楽曲と本人のオリジナル・ヴォーカルを使用。ボウイの楽曲を、世界各地で録音する民族音楽に根ざしたコーラスでアレンジし、本人の歌声と重ね合わせます。さらに、ヴォーカリスト、マリア・アルナルの歌声も交わり、ボウイのレガシーが、時代や国境を越えて、異なる声へと受け渡されていくような音楽世界をつくり上げます。さらに、2024年のDanza&Danza賞で選ばれた『Notte Morricone』(2024)でも印象的なタッグを組んだアレックス・レーザー・ヴァティシェとベン・メールヴァイン(OZCUR)による作曲、シルヴィア・ドゥラニョーによる衣裳、マックス・グレンツェルによる舞台美術が加わり、ボウイの創造性を起点とした新たな舞台作品が生まれます。

<演出家プロフィール>

©下村一喜

マルコス・モラウ(1982年/スペイン・バレンシア出身)
2005年にLa Veronal(ラ・ヴェロナル)を設立し、写真・演劇・身体表現を横断する演出で、世界の主要劇場へ作品を送り出す振付家・芸術監督。2013年スペイン国家舞踊賞、2023年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。ベルリン国立バレエのアーティスト・イン・レジデンスとして活動し、tanz誌「Choreographer of the Year」に2023年、2025年の2度選出された。

民俗舞踊や儀礼的な身体の記憶を現代に語り直す手法で注目され、BNE『Afanador』では写真家ルーベン・アファナドールの世界を起点にフラメンコの舞踊言語を脱構築し、官能と宗教性を交錯させた。代表作『Sonoma』では映画監督ルイス・ブニュエルへのオマージュとして、太鼓の連打や儀礼性を帯びた群舞によって原初的なエネルギーを喚起。『Firmamento』ではアラゴン地方の伝承を手がかりに、マスクやマリオネットのモチーフを通して、思春期から大人への通過儀礼を描いた。さらに近作『Notte Morricone』では、映画音楽家エンニオ・モリコーネのスコアを素材に、映像と身体の記憶を再構築している。

2026年3月にはパリ・オペラ座で新作『Étude』を発表。2025/26シーズンよりNDTのアソシエイト・コレオグラファーを務める。2026年夏にはBunkamuraとの初の共同制作として、三島由紀夫の小説を原作とする『金閣寺』を演出・振付。文楽や歌舞伎、日本の伝統音楽と現代ダンスを交差させた独自の舞台世界を生み出し、大きな反響を呼んだ。今回の『ダンス・フォー・ボウイ』は、それに続くBunkamuraとの新たな共同制作となる。

<演出家コメント>

デヴィッド・ボウイは、いわば“芸術的な転生”を繰り返したアーティストでした。

彼はそのキャリアを通じて、次々と新たなペルソナを生み出し、次の存在が生まれるために、それまでの自分を自ら終わらせていきました。ジギー・スターダスト(Ziggy Stardust)として現れ、その存在を意図的に終わらせ、アラジン・セイン(Aladdin Sane)として再び姿を現す。ハロウィン・ジャック(Halloween Jack)として生き、やがてシン・ホワイト・デューク(Thin White Duke)へと変貌する。ペルソナが変わるたびに、それまでの存在は自ら消えていきました。そして最後の変容が『ブラックスター(Blackstar)』です。ボウイは、自らの死さえも作品そのものの一部へと変えました。『ダンス・フォー・ボウイ』は、この“転生”のサイクルそのものを題材とする作品です。死と再生を何度も繰り返すことによって、生き続けていく。その現象そのものを描きます。

ボウイがその芸術人生を通して繰り返してきた創造と再創造に、私なりの方法で、ダンスを通して応答する新たな作品を生み出せることを楽しみにしています。ボウイが生涯を通して実践してきたそのサイクルを、今度は音と身体によって、舞台上でリアルタイムに立ち上げていく。私自身にとっても大きなインスピレーションであり続けるアーティストから着想を得て、新たな作品を創作できることを、大変光栄に思います。

<主催者・企画者コメント>

アリスター・スポルディング CBE サドラーズ・ウェルズ 芸術監督兼共同CEO

私たちの次なる大規模な国際共同制作が、先見性に満ちたアーティスト、デヴィッド・ボウイから着想を得た作品となることを、本日こうして共同で発表できることを大変嬉しく思います。

真のアイコンであったボウイの芸術は、常に境界を越えていました。音楽、ファッション、映画、パフォーマンスなど、さまざまな分野を横断し、それぞれに消えることのない大きな影響を残しています。彼はまさに、世界を見据え、世界に届く表現を生み出したアーティストでした。だからこそ、この作品の中心に“国際性”があることは、ごく自然なことだと感じています。

卓越したスペインのアーティストであり振付家であるマルコス・モラウ、そしてBunkamuraの皆さんとともに、ボウイがその創作活動の中で探求してきた多様な芸術表現に応答する新たなダンス作品を生み出し、それを世界へ届けられることを、とても楽しみにしています。

嶋田 創 東急文化村 代表取締役社長

このたび、サドラーズ・ウェルズ、ラ・ヴェロナルとともに、新たな国際共同制作に取り組めることを大変嬉しく思います。

長年にわたり国内外の優れたアーティストや文化施設との協働を重ねてきたBunkamuraにとって、今回のプロジェクトは、これまで私たちが培ってきたネットワークをさらに発展させる大切な機会でもあります。世界各地のパートナーとともに作品を創り、育て、より多くの皆様にお届けしていくことを通じて、今後も文化・芸術の新たな可能性を広げてまいりたいと考えています。本プロジェクトが多くの皆様に親しまれ、国内外の文化交流のさらなる発展につながることを心より願っております。

高野泰樹 東急文化村 企画/チーフ・プロデューサー

私たちBunkamuraが、この企画についてマルコスと話し始めてから、3年近くになります。対話を重ねる中で、彼の創作に大きな影響を与えてきた存在として、繰り返し名前が挙がったのが、前作『金閣寺』の三島由紀夫と、今回のデヴィッド・ボウイでした。マルコスとともに温めてきたこの構想は、サドラーズ・ウェルズの共感を得て、国際共同制作へと発展しました。ボウイは、音楽だけでなく、スタイルや人格までも表現の一部として、自らを何度もつくり変えてきた人です。ダンスを起点に、演劇、音楽、美術、ファッションを横断しながら独自の舞台世界をつくるマルコスが、ボウイに強く惹かれてきたことは、必然のことのように思います。彼がボウイから何を受け取り、それをどのような身体と舞台に変えていくのか、とても楽しみにしています。サドラーズ・ウェルズというこれ以上ないパートナーとともに、ボウイの故郷ロンドンを重要な制作拠点のひとつとして、この作品を世界へ送り出していきます。一度きりの話題作ではなく、さまざまな国や文化の中で多くの観客と出会い、長く愛される作品に育てていくことができればと思っています。

<東京公演概要>

A Bunkamura, Sadler’s Wells and La Veronal production

SUBJECT TO CHANGE - A Dance for David Bowie(原題)

『ダンス・フォー・ボウイ』

演出・振付:マルコス・モラウ

日程:2029年春

企画・制作:Bunkamura・Sadler’s Wells・La Veronal

公演に関するお問合せ:Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)

※詳細は決定次第発表します。

Bunkamuraとは(www.bunkamura.co.jp)

ひとつの空間で多様なジャンルの文化・芸術を楽しめる日本初の大型複合文化施設として1989年に開館。以来、東急グループにおける文化活動の中心的存在として、株式会社東急文化村が運営を担っています。 

開館以来、新しい文化や優れた芸術に出会えるカルチャープラットフォームとして多くの文化・芸術を発信してきたBunkamuraは、2027年1月4日より全館休館となりますが、この休館期間を自由な発想で新たな挑戦をしていくチャンスととらえ、渋谷を含め東急線沿線周辺施設や東急グループ各施設などで、これまで大事にしてきた人々の心を動かす文化・芸術の創造と発信を続けています。

また、これからを担う次世代に文化をつないでいくために、新しい才能を発掘し、今後の活躍の後押しとなる場の提供と自らの可能性を発見するきっかけとなる学びや体験機会の創出にも積極的に取り組んでいます。

サドラーズ・ウェルズとは(www.sadlerswells.com)

サドラーズ・ウェルズは、世界のダンスを牽引する拠点として、人々の心を動かす作品を創造し、広く届けています。年間を通じて展開する多彩なプログラムは高く評価されており、コンテンポラリーダンスからフラメンコ、ボリウッドダンス、バレエ、サルサ、ストリートダンス、タンゴ、タップダンスまで、幅広いジャンルを紹介しています。

サドラーズ・ウェルズ・シアター、サドラーズ・ウェルズ・イースト、リリアン・ベイリス・スタジオ、ピーコック・シアターの4つの劇場には、毎年50万人以上が来場。さらに、英国内外でのツアー公演や、「サドラーズ・ウェルズ・デジタル・ステージ」をはじめとするデジタルプラットフォームを通じて、数百万人にダンスを届けています。

アーティストへの支援

アーティストへの支援は、サドラーズ・ウェルズの活動の中心にあります。アソシエイト・アーティストや提携カンパニーとの協働を通じて、現代のダンス界で注目を集める才能を育んでいます。また、英国各地から才能豊かな若手ダンサーが集うナショナル・ユース・ダンス・カンパニーの活動拠点として、その成長を支えています。

「ブレイキン・コンベンション」では、世界トップクラスのヒップホップ・アーティストの活躍と成長を支える育成プログラムを実施するとともに、革新的なヒップホップ公演の制作、企画、ツアーを展開しています。サドラーズ・ウェルズ・イーストには、世界水準の設備を備えた6つのダンススタジオを設置。アーティストがトレーニングや創作、リハーサルに取り組むための時間と空間を提供しています。

ダンスの可能性を広げる

サドラーズ・ウェルズは、新作の委嘱、制作、上演において、世界最多のダンス作品を手掛けています。過去20年間にわたり、広く親しまれる表現から未知の表現まで、200を超える新作の舞台化を支えてきました。高い評価を受ける制作作品は世界各地を巡演し、これまでに50か国以上で200万人を超える観客に届けられています。また、世界の舞台で優れた新作を生み出す振付家を顕彰する「ローズ国際ダンス賞」を2年に一度開催しています。

ダンスを通じて人生を豊かに

学びと参加のためのプログラムには、毎年約3万人が参加しています。劇場のあるイズリントンとストラトフォードの地域の学校と連携し、子どもや若者が芸術を鑑賞し、探究し、自らの視点で考える機会をつくっています。

また、60歳を超えるダンサーによる常設カンパニー「カンパニー・オブ・エルダーズ」も活動しています。著名なアーティストとともにリハーサルを重ね、新作を創作し、地域内外から海外まで、幅広い場で公演を行っています。

地域コミュニティとのつながりも、活動の重要な柱です。日中を通して開かれているサドラーズ・ウェルズ・イーストでは、参加型スペース「ザ・ダンス・フロア」を建物の中心に設け、地域の人々に向けたランチタイムのクラスや無料のアクティビティを提供しています。また、「アカデミー・ブレイキン・コンベンション」では、才能ある16〜19歳の若者を対象に、ヒップホップの教育プログラムを展開しています。

サドラーズ・ウェルズは、ダンスにはアーティスト、観客、そして地域社会に変化をもたらす力があると信じています。英国のダンスを支えるプラットフォームとして、世界各地のアーティストに新作を生み出す場を提供するとともに、観客が現代の優れた作品に出会う機会をつくっています。

サドラーズ・ウェルズは、アーツ・カウンシル・イングランドの継続助成対象団体(ナショナル・ポートフォリオ・オーガニゼーション)です。

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会社概要

株式会社東急文化村

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URL
https://www.bunkamura.co.jp/company/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
電話番号
-
代表者名
嶋田創
上場
未上場
資本金
-
設立
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