体験を電子データ化し、SNSで共有できる時代へーーひとりの体験が人類の体験になる未来
米TIME誌「世界の発明50」に選出されるなど、いま世界が注目する研究者・玉城絵美氏が示す「テクノロジーの最前線」と「未来」とは
株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『BODY SHARING 身体の制約なき未来』(玉城 絵美 著)を2022年3月24日に発売いたします。
「この先に何が起こるか玉城絵美に聞くがいい。彼女は暗闇の世界を根こそぎ変え、目も眩むような未来を作ろうとしているのだ」ーー細田守監督(映画『サマーウォーズ』『竜とそばかすの姫』)
琉球大学教授・H2L株式会社創業者の玉城絵美氏は、バーチャルキャラクター、ロボット、ヒトが身体情報と体験を相互共有(BodySharing)する世界の実現を目指して研究開発に取り組み、その社会実装を目指す情報工学者であり、起業家です。
これまでに、米TIME誌「世界の発明50」に選出された、ヒトの手をコンピュータで制御する装置PossessedHandや、仮想空間メタバースに存在するものに実際に触れる感覚を得ることができるゲームコントローラUnlimitedHandなどを開発してきました。
これらの技術開発が進めば、人は、身体の動きや、それによって得られる身体感覚のデータをインターネットを通して伝達し合うことができるようになります。そして、たとえば身体が不自由な人も、ロボットや別のヒトの身体をアバターとして用いることで、ほかの人と同じように、自身の身体条件に左右されずに、リアルタイムに自由な体験を得られるようになります。
また、その過程で得られる「体験」の電子データをSNSなどでシェアすることで、身体、能力、境遇などの条件に恵まれた人に偏っている「価値ある体験」を、あらゆる人に提供することが可能になります。
玉城氏の研究開発の根底には、学生時代に入退院を繰り返す生活を送っていたことがあります。
病室での物足りなかった体験に対する想いを持ち続け、人が生まれながらに持った「身体の制約」を克服することで、だれもが自分の望むままに、自由な体験を得られる世界を実現しようとしているのです。
【目次より】
序 章 誰か一人の体験が世界を輝かせる
第1章 感覚伝達とインターフェース ——新しいメディアの創造
第2章 BodySharing ——体験を入出力する未来のデヴァイス
第3章 サイバーとフィジカルが融合する世界
第4章 変容する脳と身体——ポストヒューマンへの解放
第5章 溶け合う心と知の変容——データ駆動社会における能動的誤配と自由意志
第6章 未来を創造する——2050年自己複製化[マルチスレッド]と死の克服
終 章 未来を生み出すための物語
【著者略歴】
玉城 絵美(たまき・えみ)
H2L, Inc. 創業者。早稲田大学理工学術院特任准教授、琉球大学工学部教授。サイバーとリアルを融合させ、バーチャルキャラクター、ロボット、ヒトが身体情報と体験を相互共有(BodySharing)する世界の実現を目指す。琉球大学工学部情報工学科卒業。筑波大学大学院システム情報工学研究科修了。東京大学大学院学際情報学府で暦本純一に師事。コンピュータとヒトの間の相互作用を促進するHCI(Human-ComputerInteraction)の研究開発に取り組む。2011年ヒトの手をコンピュータで制御する装置PossessedHand を発表。米『TIME』誌で「世界の発明50」に選出。2012年H2L,Inc. を起業。世界初の固有感覚を伝達するゲームコントローラUnlimitedHand、固有感覚のセンシングシステムである筋変位センサFirstVRを発表。BodySharingの産業導入を進めている。
日本テレビ「シューイチ」コメンテーターを務める。
【書籍概要】
書名:BODY SHARING 身体の制約なき未来
著者:玉城 絵美 著
デザイン:サトウサンカイ(佐藤亜沙美)
カバー・口絵イラスト:jyari
出版年月日:2022/3/26
判型・ページ数: 四六判・320ページ
定価:2090円(税込)
https://www.daiwashobo.co.jp/book/b597172.html
琉球大学教授・H2L株式会社創業者の玉城絵美氏は、バーチャルキャラクター、ロボット、ヒトが身体情報と体験を相互共有(BodySharing)する世界の実現を目指して研究開発に取り組み、その社会実装を目指す情報工学者であり、起業家です。
これまでに、米TIME誌「世界の発明50」に選出された、ヒトの手をコンピュータで制御する装置PossessedHandや、仮想空間メタバースに存在するものに実際に触れる感覚を得ることができるゲームコントローラUnlimitedHandなどを開発してきました。
これらの技術開発が進めば、人は、身体の動きや、それによって得られる身体感覚のデータをインターネットを通して伝達し合うことができるようになります。そして、たとえば身体が不自由な人も、ロボットや別のヒトの身体をアバターとして用いることで、ほかの人と同じように、自身の身体条件に左右されずに、リアルタイムに自由な体験を得られるようになります。
また、その過程で得られる「体験」の電子データをSNSなどでシェアすることで、身体、能力、境遇などの条件に恵まれた人に偏っている「価値ある体験」を、あらゆる人に提供することが可能になります。
玉城氏の研究開発の根底には、学生時代に入退院を繰り返す生活を送っていたことがあります。
病室での物足りなかった体験に対する想いを持ち続け、人が生まれながらに持った「身体の制約」を克服することで、だれもが自分の望むままに、自由な体験を得られる世界を実現しようとしているのです。
【目次より】
序 章 誰か一人の体験が世界を輝かせる
第1章 感覚伝達とインターフェース ——新しいメディアの創造
第2章 BodySharing ——体験を入出力する未来のデヴァイス
第3章 サイバーとフィジカルが融合する世界
第4章 変容する脳と身体——ポストヒューマンへの解放
第5章 溶け合う心と知の変容——データ駆動社会における能動的誤配と自由意志
第6章 未来を創造する——2050年自己複製化[マルチスレッド]と死の克服
終 章 未来を生み出すための物語
【著者略歴】
玉城 絵美(たまき・えみ)
H2L, Inc. 創業者。早稲田大学理工学術院特任准教授、琉球大学工学部教授。サイバーとリアルを融合させ、バーチャルキャラクター、ロボット、ヒトが身体情報と体験を相互共有(BodySharing)する世界の実現を目指す。琉球大学工学部情報工学科卒業。筑波大学大学院システム情報工学研究科修了。東京大学大学院学際情報学府で暦本純一に師事。コンピュータとヒトの間の相互作用を促進するHCI(Human-ComputerInteraction)の研究開発に取り組む。2011年ヒトの手をコンピュータで制御する装置PossessedHand を発表。米『TIME』誌で「世界の発明50」に選出。2012年H2L,Inc. を起業。世界初の固有感覚を伝達するゲームコントローラUnlimitedHand、固有感覚のセンシングシステムである筋変位センサFirstVRを発表。BodySharingの産業導入を進めている。
日本テレビ「シューイチ」コメンテーターを務める。
【書籍概要】
書名:BODY SHARING 身体の制約なき未来
著者:玉城 絵美 著
デザイン:サトウサンカイ(佐藤亜沙美)
カバー・口絵イラスト:jyari
出版年月日:2022/3/26
判型・ページ数: 四六判・320ページ
定価:2090円(税込)
https://www.daiwashobo.co.jp/book/b597172.html
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