アルファドライブ、韓国IPIN LABSの日本総代理店として本格始動
―韓国発、ディープラーニング活用の革新的屋内位置測位技術で、日本の製造・医療・大規模施設等のAX・DXを支援―

株式会社アルファドライブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:麻生要一、以下AlphaDrive)は、韓国発の独自のディープラーニングを活用した屋内位置情報測位技術を有するIPIN LABS Co., Ltd.(本社:韓国ソウル、代表:Seonhyeok Kang、以下IPIN LABS)の日本総代理店契約を締結し、2026年9月より日本国内での本格展開を開始したことをお知らせいたします。
■背景:屋内位置情報測定の現状と課題
屋外ではGPSによる位置測位が広く普及している一方、電波が届かない屋内では長らく「位置情報の空白地帯」が存在してきました。これまで屋内の位置測位には、UWBやBLEといったビーコン方式や、Wi-Fi・地磁気を用いたフィンガープリント方式などが用いられてきましたが、初期導入・維持コストの高さ、設置工期や電源確保の必要性、測定精度のばらつき、マップ変更や計測施設の拡張の難しさ、他システムとのシームレスな連携の難しさ、といった様々な課題があり、「施設内のヒト・モノの位置を把握したくても、コストや制約から実現できない」というケースが少なくありませんでした。
こうした制約は業界を問わず共通する課題となっており、特に以下のような現場で顕在化しています。
・製造業 工場内の設備・資産の所在や活用状況、作業員の位置データが把握できないことにより、非効率なオペレーションやリース資産の遊休化、さらには生産停止に伴うコスト増が発生しています。
・大規模施設 商業施設やオフィスビルなどの大規模施設では、設備・資産の所在把握にかかるオペレーション負荷の増大や、有事の際の対応遅れによる安全リスクが課題となっています。
・医療現場 医療機器や医師・看護師の所在確認に多くの時間を要しており、本来患者対応に充てるべき時間が探索作業に割かれてしまう時間的負担が、現場の大きな課題となっています。
■IPIN LABSの技術と強み
IPIN LABSは、既存のWi-FiアクセスポイントやBluetooth(BLE)など、現場に既にあるインフラをそのまま活用し、ディープラーニングによって屋内マップと測位モデルを自動生成する独自のAI技術を保有しています。
スマートフォンやトラッカーで実際に歩いて収集した移動データと、無線信号データを照合・学習させることで、POI(Point of Interest)の手動設定や基準点調査を必要とせず、AIが膨大かつ複雑な空間スキャンデータを自動処理・マッピングします。これにより、従来手法では4〜6週間を要していた導入期間を、最短24時間まで短縮することを可能にしました。拡張時においても、追加のインフラ投資を必要とせず、大規模な空間でもコストを抑えた運用が可能です。測位精度は1〜5メートル(平均は2メートル前後)を実現しており、API・SaaSいずれの提供形態にも対応します。
同社は2025年にCES Innovation Awardsを受賞したほか、SK hynix(6,000点超の資産を実運用で管理)、BMW、SEA/Milan Airportsなど、製造・自動車・空港領域における幅広いグローバルでの導入・PoC実績を有しています。創業チームは、AI・屋内測位分野で10年以上の研究開発経験を持つソウル大学出身の博士号取得者2名(CEO Seonhyeok Kang氏、CTO Jaehyun Yoo氏)で構成され、韓国国内トップ機関からのシード資金調達も実現しています。


■これまでの経緯
2026年2月:AlphaDriveとIPIN LABSが戦略的MoU(日本市場の展開に向けた戦略的な提携検討に関する覚書)を締結
2026年4月末:「SusHi Tech Tokyo 2026」に共同出展し、多数の日本企業と意見交換・商談を実施
2026年8月末:清水建設株式会社様とのPoC(実証実験)を開始
2026年9月:日本総代理店として本格始動
■今後の展開・イベント出展予定
AlphaDriveとIPIN LABSは、今後下記の展示会・ピッチイベントへの出展を予定しています。ぜひ会場にて皆様にお会いできることを楽しみにしております。
Factory Innovation Week:2026年9月9日(水)~11日(金)@幕張メッセ
HACHIKO PITCH:2026年9月14日(月)@SHIBUYA QWS
CEATEC:2026年10月13日(火)~16日(金)@幕張メッセ
Japan IT Week 秋:2026年10月21日(水)~23日(金)@幕張メッセ
Japan Bootcamp:2026年11月9日(月)~11日(水)
ILS(Innovation Leaders Summit)2026:2026年11月30日(月)~12月3日(木)@虎ノ門ヒルズ、など
■第一弾PoCとして、清水建設社との技術検証を開始
第一弾のPoCとして、清水建設株式会社のイノベーション拠点「温故創新の森 NOVARE(https://www.shimz.co.jp/novare/index.html)」にて、社用スマートフォン(iOS)を対象とした屋内位置測位の技術検証を開始しました。今後のPoC期間を通じて、同社とともに新たな価値創出に挑戦し、国内における社会実装に向けた具体的なアクションを加速してまいります。




■コメント
麻生要一(AlphaDrive、代表取締役社長 兼 CEO)

国内市場だけに閉じることなく、海外の先進テクノロジーと日本の産業現場を掛け合わせることで新たな価値を生み出すこと。これは、アルファドライブが新規事業開発支援を通じて描いてきた、次なる大きなテーマの一つです。今回、韓国・グローバルで高い評価を受けるIPIN LABS社と共に日本市場に挑戦できることを、大変嬉しく思っています。
屋内における位置情報の測定や利活用は、業界を問わず日本の産業現場が抱えてきた構造的な課題です。この課題に対し、革新的な技術力を持つIPIN LABS社と、私たちがこれまで長年培ってきた新規事業開発の実践知を掛け合わせることで、一過性の技術導入ではなく、持続的な事業として社会に根付かせていきたいと考えています。日韓の垣根を越えたイノベーションの創出に、引き続き挑戦してまいります。
深谷航(AlphaDrive、IPIN LABS Japan 日本事業責任者)

韓国・グローバルで高い注目を集めるIPIN LABS社の技術を、日本市場において共同で展開できることを大変嬉しく思っています。同社の既存のWi-Fiインフラを活用した屋内位置情報の測位技術は、既存手段では解決ができなかった様々な業界が抱える課題を解決できるポテンシャルを秘めていると感じています。
アルファドライブが長年培った国内市場での事業開発の実践知見と、IPIN LABS社の革新的な技術力を掛け合わせることで、単なる技術導入にとどまらない、実際の事業成果につながる形での社会実装を目指していきます。今後は、屋内測位そのものにとどまらず、その先にある現場課題の解決に向けたサービスや機能開発にも、様々な企業様との協業を通じて取り組んでいきたいと考えております。少しでもご関心をお持ちいただけましたら、業界・規模を問わず、ぜひお気軽にお声がけいただき、意見交換の機会をいただけると幸いです。
Seonhyeok Kang(IPIN LABS、CEO 兼 共同創業者)

日本市場での新規事業開発支援のリーディングカンパニーであるAlphaDrive社と提携し、当社のディープラーニングを活用した屋内測位技術を日本市場に正式に導入できることを、大変光栄に思います。屋内環境は、初期コストの高さやインフラ構築の複雑さから、長らく「位置情報の死角」とされてきました。IPIN LABSは、独自のAI技術を用いてこれらの障壁を克服し、既存のWi-FiおよびBLE信号を活用することで、わずか24時間以内に高精度な屋内マップと測位モデルを構築します。
SKハイニックス、BMW、ロッテといった世界の業界リーダー企業において当社の技術の実証に成功したことを受け、清水建設でのPoCを皮切りに、日本での取り組みを開始できることを大変嬉しく思います。AlphaDriveと協力し、日本の製造業、物流業、建設業、および大規模施設業界において、具体的なAX・DXの成果をもたらし、重要な業務上の課題を解決することに全力を尽くしてまいります。
■IPIN LABS社概要
社名:IPIN LABS, Inc.
所在地:Rm 505, 165, Yeoksam-ro, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea (06247)
代表者:Seonhyeok Kang(共同創業者 兼 CEO)
事業内容:AIを活用した屋内位置測位ソリューションの開発・提供
ホームページ:https://home.ipinlabs.com/
■株式会社アルファドライブ 会社概要
社名:株式会社アルファドライブ(AlphaDrive Co., Ltd.)
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 麻生 要一
所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-3 来栖ビル1F
事業内容:企業内の新規事業開発支援、イノベーション組織構築コンサルティング、コミュニティマネジメント など
株式会社アルファドライブは、新規事業経営の設計から個別事業の立ち上げ・グロースまでを一気通貫で支援する、事業開発分野の総合カンパニーです。代表取締役社長 兼 CEO/CAXO(Chief AI Transformation Officer)の麻生要一が体系化した方法論をもとに、260社・26道府県・23,800件超の事業創出を伴走してきました。AI 時代の事業変革を「AX(AI Transformation)」と再定義し、企業の収益進化と事業変革・組織変革を支援しています。思想の原典となる書籍に『新規事業の実践論』(2019)、『新規事業の経営論』(2025)、『AI収益進化論』(2026)。
公式サイト:https://alphadrive.co.jp
なお、本プロジェクトは、AlphaDriveが韓国のCross-border Developing CompanyであるSynapse International Co., Ltd.との間で締結した戦略的パートナーシップ(2025年7月4日発表)のもとで推進する取り組みの一環です。同パートナーシップのもと、AlphaDriveは韓国スタートアップの日本市場展開、および日本スタートアップの韓国市場展開の両面での支援を継続的に実施しており、本件はその中核プロジェクトの一つと位置づけられます。
▼関連プレスリリース
https://corp.alphadrive.co.jp/news/20251205-1/
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社アルファドライブ
広報担当
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