ワーカーの性格タイプによる、オフィスでの座席選択の傾向が判明
オフィスワーカー6万人へのWebアンケートを基にした竹中工務店との共同研究
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)と株式会社竹中工務店(本社:大阪市/社長:佐々木 正人、以下 竹中工務店)は、共同で行った研究により、オフィスでの座席選択の際に重視するポイントが、ワーカーの性格タイプによって異なるという結果を得ましたので、お知らせします。
働き方改革の推進や、ウィズコロナにおける働き方・働く場に対する価値観の変容を受けて、オフィス環境はこれまで以上に多様化が進んでいます。多岐にわたるオフィス環境ニーズへの適合や、さらなる生産性向上が求められるなかで、ABW(Activity Based Working)を採用したオフィスが増加しています。ABWとは、仕事内容や気分・状況等に合わせて働く場所や時間を自由に選ぶ働き方のことです。
当社および竹中工務店では、これまでに数多くのABWオフィスを設計してまいりました。ABWオフィスでの調査により、同じ業務を行う場合でも、ワーカーごとに選ぶ席が異なることが明らかとなっています。ワーカーが好みのオフィス空間や環境を選択できることが、生産性向上に資する最適なABWオフィスとして望まれます。そこで両社は、「ワーカーの性格タイプが座席選択に影響している」という仮説を立て、オフィスワーカー6万人を対象としたWebアンケートを実施しました。その結果、ワーカーの性格タイプを特徴的な5つのグループに分類できることが明らかになりました。
さらに、ABWオフィスで働くワーカー817人が回答した、座席選択時に考慮する要因を問うWebアンケートでは、5つの性格タイプごとに重視する環境選択のポイントが異なるという調査結果が得られています。
今後は早稲田大学創造理工学部建築学科・田辺研究室を加えた3者で本研究をさらに深め、建築・オフィス・家具を横断したソリューション化を目指してまいります。
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【お問い合わせ先】コクヨお客様相談室
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