ERPC、フランクフルトリージョンにおける Solana アプリ向け高性能ハイクロックCPUベアメタルサーバーが完売
フランクフルト(FRA)リージョンにおいて提供している Solana アプリケーション用途向けの高性能ハイクロック CPU ベアメタルサーバーが、すべて完売

ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が運営する ERPC は、フランクフルト(FRA)リージョンにおいて提供している Solana アプリケーション用途向けの高性能ハイクロック CPU ベアメタルサーバーが、すべて完売したことをお知らせします。
現在、同構成の新規提供は在庫切れとなっており、今後はウェイトリストでのご案内となります。
リリース概要
今回完売したベアメタルサーバーは、Solana アプリケーションの実運用を前提として設計された、専有の高性能ハイクロック CPU ベアメタルサーバーです。
今回の完売は、一時的なキャンペーンや短期的な需要増によるものではありません。Solana 用途においてパフォーマンスを最優先に考え、複数の選択肢を比較し、計測と実運用を重ねた結果として、同じ条件に需要が集約され続けたことによる消化です。
その結果、フランクフルトリージョンに用意していた当該構成の在庫はすべて消化され、現在は即時提供ができない状況となっています。
対象となったベアメタル構成の位置づけ
Solana アプリケーションの実運用では、Shreds 周辺処理、トランザクション送信、検知、解析、バックエンド処理などが、短時間かつ高頻度で継続的に発生します。これらの処理は、単発的なベンチマークや理論性能のピーク値だけでは評価できません。
重要になるのは、処理が集中する時間帯や外乱が発生する局面においても、遅延や失敗率が増加せず、同じ条件で処理を継続できるかどうかです。Solana 用途における「性能」とは、数値として高いことではなく、実運用の中で条件が崩れないことを含めた概念です。
CPU の世代やクロック性能は重要な要素です。しかし、スペック表上の数値が高いこと自体が、そのまま Solana の実運用で期待どおりの結果につながるわけではありません。実際には、データセンターの運用ポリシー、ネットワーク構成、混雑時の挙動、周辺リソースの共有状況によって、同じハードウェア構成であっても体感できるパフォーマンスには大きな差が生じます。
ERPC では、これらの前提条件を実測と実運用を通じて確認し、Solana の実運用において条件が崩れにくい構成のみを選定しています。
Solana における需要集中の構造
Solana においてパフォーマンスを突き詰めていくと、最終的に需要は「特定条件を満たすデータセンター」に集中します。ここでいう特定条件とは、単にハードウェアのスペックが高いという話ではありません。
混雑時や外乱が発生した局面でも経路が崩れにくいネットワーク品質、CPU ターボ動作を前提として常時維持できる運用ポリシー、そして Solana の主要ノードやバリデータが高密度に集積するネットワークに近い位置関係であること。これらが同時に成立しているかどうかが、実運用におけるパフォーマンスを左右します。
比較と計測を真剣に行うほど、この条件を満たすデータセンターは世界的に見てもごく限られていきます。この需要集中は、特定の事業者や一時的な流行によって生じているものではなく、Solana のネットワーク構造そのものから導かれる必然的な結果です。
なぜフランクフルトなのか
フランクフルトは Solana バリデータが世界で最も多く集積しているリージョンです。この事実は、Solana の実運用において重要な意味を持ちます。
Solana では、ブロックを生成するリーダーが短い周期で切り替わり、通信の起点が常に移動します。このとき、常に特定の相手に近いことよりも、移動し続ける起点に対して近い位置関係に当たり続ける確率が高いことが重要になります。
バリデータが高密度に集積しているリージョンにインフラを配置することで、統計的に近いリーダーに接続できる時間が増え、結果としてレイテンシ、再送、失敗率といった実務上のコストを抑えやすくなります。
さらにフランクフルトは、国際ネットワークが集中する通信ハブとしての性質を持ち、混雑や外乱が発生した局面でも経路が崩れにくい条件を備えています。そのため、特定条件を満たすデータセンター群の中でも、フランクフルトリージョンは強い候補として残りやすい状況にあります。
ERPC のデータセンター選定方針
ERPC は、グローバルにおいてプレミアムデータセンターのみを利用しています。これはマーケティング上の方針ではなく、Solana の実運用において再現性のあるパフォーマンスを成立させるための前提条件です。
ERPC では、複数のデータセンターおよびクラウド環境において、同一条件での計測と実運用を行ってきました。過去には Google Cloud や AWS といったクラウド環境においても、開発および運用を行ってきた実績があります。
しかし、Solana 用途において、汎用クラウドはコストに対して期待どおりのパフォーマンスが得られないケースが多く、比較を重ねるほど、条件を満たす環境は限られていきました。その結果、ERPC では、プレミアム条件を満たすごく限られたデータセンターのみを選定し、リソースを集中させる方針を取っています。
なぜ在庫不足が常態化するのか
こうした条件を満たすプレミアムデータセンターのラックスペースは、物理的に非常に限られています。特に、Solana バリデータが高密度に集積するリージョンにおいて、同一ネットワーク上、あるいは極めて近い経路に位置するリソースは、構造的に希少です。
この制約は短期間で解消できるものではありません。需要が増加しても、同じ条件のリソースを即座に増やすことはできず、結果として在庫不足が常態化します。
これは、過去の金融インターネットの歴史とも共通しています。重要なサーバーの近くに位置するラックスペースは、ネットワークケーブルの距離が数センチ変わるだけで価値が変わり、自然とプレミアム化していきました。Solana においても、同じ現象が進行しています。
今回の完売が示しているもの
今回の完売は、価格要因や短期的な需要増によるものではありません。Solana 用途において、パフォーマンスを基準に判断した結果として、需要が特定条件に収束していることを示しています。
ERPC としては、可能な限りリソース確保を行っていますが、前述の物理的制約により、需要に完全に応えられない状況が続いています。この状況は、今後も継続する可能性が高いと考えられます。
今後の案内方法(ウェイトリスト)
フランクフルトリージョンの同構成については、今後はウェイトリストでのご案内となります。
現在提供している構成および価格の全体像については、以下の料金表をご参照ください。

ウェイトリストへの登録および具体的な導入相談については、Validators DAO 公式 Discord にて承ります。入荷次第、登録順にて順次ご案内を行います。
Validators DAO 公式 Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR
世界的なハードウェア需給環境と今後
AI およびブロックチェーン分野の発展により、世界的にコンピュータ需要は増加し続けています。CPU、メモリ、ストレージ、ネットワーク機器を含むハードウェア全体で、入手難と価格上昇が同時に進行しています。
特に ECC メモリや最新世代 CPU はその影響を強く受けており、この状況は短期的に解消されるものではありません。今後も、同様の前提条件の中でインフラ調達と運用を考える必要があります。
結び
ERPC および Validators DAO は、Solana の実運用パフォーマンスを最優先とし、グローバルにプレミアム品質のインフラ提供を継続していきます。
本記事で記載している状況は、一時的なものではなく、Solana におけるインフラ選定の前提条件そのものが変化していることを示しています。
フランクフルトリージョンの高性能ベアメタルサーバーに関するウェイトリスト登録や導入相談につきましては、Validators DAO 公式 Discord よりお問い合わせください。
日頃より ERPC をご利用いただいているご利用者の皆様に、心より御礼申し上げます。
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Validators DAO 公式 Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR
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ERPC 公式サイト: https://erpc.global/ja
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