TIS、人材マネジメント基盤の構築と人材データ活用を支援する『Oracle HCM Cloud活用サービス』を提供開始

~ サービス提供に先立ち自社導入を行い、ナレッジとノウハウを、導入方法論やテンプレートへ展開 ~

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、オラクルが提供する企業の人材管理やタレントマネジメントのクラウド・アプリケーション「Oracle Human Capital Management Cloud (以下 Oracle HCM Cloud)」を活用し、効果的な人材マネジメント基盤の構築と人材データ活用を支援するための『Oracle HCM Cloud活用サービス』を提供開始することを発表します。
 『Oracle HCM Cloud活用サービス』は、人材マネジメントにおける現状課題の可視化(HRアセスメントサービス)から、ロードマップ策定、使用するデータの前処理(データ・プレパレーション)、「Oracle HCM Cloud」をベースとしたシステム化までをワンストップで支援するサービスです。

 本サービスでは、人材マネジメントの高度化・効率化に向けた先進的な機能を持つ「Oracle HCM Cloud」を活用し、企業の課題に合わせた必要な人材データの蓄積と人材マネジメント施策推進に効果的に結び付けていく仕組みを実現します。
 TISのこれまでのノウハウを集約した独自のKPIテンプレートを活用することで「Oracle HCM Cloud」のクイックな導入を実現します。また導入後には、人材データの推移分析による人材マネジメント施策効果の測定や、RPA (Robotic Process Automation)ツールを活用したデータ蓄積の質・量の向上を行います。

<『Oracle HCM Cloud活用サービス』の全体像>


 TISでは、戦略的人事の実現や、事業環境変化へ柔軟に対応できる人材管理に課題を持つ、成長企業や大企業に『Oracle HCM Cloud活用サービス』を提供していき、2020年までに30社への提供を目指します。

■自社導入のナレッジとノウハウの活用
 本サービスの提供に先立ち、TISでは、自社のグループ経営を見据えたタレントマネジメントの強化や、従業員エンゲージメントを高めるプラットフォームの強化のため、従来のタレントマネジメント基盤から「Oracle HCM Cloud」へのマイグレーションを進めています。TISでは、以下の理由により「Oracle HCM Cloud」を選択しました。

・ グループ展開を見据えて、グループ横断での情報の一元管理と個社ごとの人材戦略を同時に実現する柔軟性を兼ね備えている点
・ セキュリティやパフォーマンス等、グループ全社員が利用するに耐えうるクラウドサービスである点
・ 人事部が自由に作成できるレポート・分析機能やダッシュボード機能が標準搭載されており、即座に人材データ分析が可能な点
・ 人材マネジメントというレギュレーションの無い戦略業務において、クラウドサービスの特性を生かした定期的なバージョンアップにより、新規機能追加が積極的に行われる点

 TISでは、この自社導入プロジェクトで得られたナレッジとノウハウをベースに、『Oracle HCM Cloud活用サービス』のより効率的な導入方法論の拡充や、高度な人材マネジメントやデータ活用を支援するサービスメニューの追加など、継続的なサービス強化を行っていきます。

■『Oracle HCM Cloud活用サービス』提供の背景
 近年、日本企業において、将来の生産年齢人口の減少による労働力の低下や、長時間労働による従業員の心身への影響の問題、ビジネスのグローバル化などから、人材マネジメントの重要性はますます高まっています。そうした中、重要な経営資源である人材をより効果的かつ戦略的に育成・活用し、個人や組織の生産性を向上させることは大きな経営課題となっています。

 そこでTISは、統合的な人材マネジメント基盤としてグローバルでも実績豊富な「Oracle HCM Cloud」を活用する『Oracle HCM Cloud活用サービス』を提供します。

■『Oracle HCM Cloud活用サービス』の概要と特長
 『Oracle HCM Cloud活用サービス』は、「Oracle HCM Cloud」を活用し、効果的な人材マネジメント基盤の構築と人材データの活用を支援するサービスです。各メニューと特長は以下です。

<メニューと特長>
● HRアセスメントサービス
・ データサイエンティストの機械学習(AI)による分析と、豊富な知識を持つ人事コンサルタントのチーム編成で、分析アウトプットとファクトデータに基づいた人材に関する課題の可視化を行います。
・ ワークショップ型の推進も可能で、分析シナリオの仮説から分析結果の解釈の体験により、人事部のデジタルHRマインドを醸成します。
・ 分析結果を元に「Oracle HCM Cloud」の様々なモジュールの効果的・効率的な導入に向けたロードマップを策定します。

● データ・プレパレーション支援サービス
・ 紙やPDF、Excelの個別帳票などをデジタル化し、「Oracle HCM Cloud」に投入できる形に加工するサービスです。
・ 既存システムに蓄積されている人事データを「Oracle HCM Cloud」に連携する際に、より高度に活用できるよう編集・加工します。

● Oracle HCM Cloud導入支援サービス
・ 「Oracle HCM Cloud」利用ライセンスを提供し、画面イメージを確認しながらのプロトタイプ型アプローチで、お客様の要望を早期に具体化します。
・ TIS独自の標準初期セットアップモジュールの適用で、環境の早期に立ち上げが可能です。
・ お客様独自プロセスを反映するための「Oracle HCM Cloud」の設定を行います。
・ 人材管理に必要な周辺システムとのインターフェース開発、データ移行などの連携作業も行います。

● KPIテンプレート
・ TISが独自に整備した人事課題別のKPIモデルである「KPIテンプレート」を活用し、「Oracle HCM Cloud」の早期導入を実現します。

● 人材マネジメント施策効果測定サービス
・ 導入後の「Oracle HCM Cloud」の活用のため、訪問または専用サイトを通じて、アプリケーション機能や利用方法などについてサポートします。
・ 豊富な知識を持つ人事ITコンサルタントが蓄積された人材データの推移分析を行い、人材施策の効果をデジタルに評価し、人材マネジメントの高度化に向けた提案を行います。
・ 「Oracle HCM Cloud」と機械学習エンジンを搭載した分析基盤により、将来予測を含む機械学習分析を定期的に実施します。

● RPAデータ集約サービス
・ RPAツールで、周辺システムやExcelなどからのデータ連携に関わる手作業プロセスを自動化し、「Oracle HCM Cloud」へ蓄積される人材データの品質を高め、連携にかかる作業負荷を低減します。

『Oracle HCM Cloud活用サービス』の詳細は、以下URLをご参照ください。
http://www.tis.jp/service_solution/oracle_hcm_cloud/

今回の『Oracle HCM Cloud活用サービス』の提供について、日本オラクル株式会社 執行役員 クラウド・アプリケーション事業統括 HCMクラウド事業本部長 ハンシン・キム氏は次のように述べています。
「日本オラクルは、このたびのTISによる人材マネジメント基盤の構築と人材データ活用を支援する「Oracle HCM Cloud活用サービス」の提供開始を歓迎します。昨今、労働人口の減少や、グローバル化など人材を取り巻く環境は変化しています。「働き方改革」が掲げられ、労働生産性の向上が求められる中、人事部の役割や人材管理システムを見直す企業が増えており、先進的ITを活用した業務効率や可視化を実現する人材管理プラットフォームとして「Oracle HCM Cloud」は国内外で導入されています。
TISは、「Oracle HCM Cloud」だけでなく、「Oracle ERP Cloud」や予算管理クラウドの「Oracle EPM Cloud」といった領域においてもオラクル・クラウドの知見や導入実績を有し、顧客の広範な基幹業務の改革を支援してきました。また、顧客の既存システムからのクラウド移行においても協業実績をもち、オラクル・クラウドに関する知見も豊富です。TISのもつ人材管理・育成に関する知見やスキルに加え、オラクルのクラウドサービスの利点が、今回のサービスにおいても最大限活かされ、人事部門の課題を迅速に解決するものと確信しています」

■「Oracle Human Capital Management Cloud」について
 「Oracle Human Capital Management Cloud」は、人事ライフサイクルを包括的に提供するクラウド・アプリケーションです。経営戦略の変化に対応し、企業の成長をサポートします。使いやすいように画面を変更できるパーソナライズ機能や、ソーシャル機能、インサイトに優れたレポート機能等の使いやすいツールを従業員ライフサイクル全体にわたって提供することで人事業務を支援します。より詳細な情報については以下URLをご参照下さい。
http://www.oracle.com/jp/applications/human-capital-management/overview/index.html

TIS株式会社について
 TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

TISインテックグループについて
  TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

※ OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

TIS株式会社

61フォロワー

RSS
URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月