「4月1日じゃない入社式」美容室Ash、あえて“現場経験後”に新入社員190名が再集合

私服参加や交流企画を通じ、同期・店舗・会社をつなぎ直す場に

株式会社アルテジェネシス

写真:入社式の様子

 美容室チェーンを約370店舗展開する株式会社アルテジェネシス(横浜市中区/代表取締役社長 吉村 栄義)のグループ会社である株式会社アッシュ(横浜市中区/代表取締役社長 大澤 祐二朗)は、2026年4月28日(火)、2026年度入社式を開催いたしました。当日は、新入社員190名が参加しました。

 アッシュの入社式は、入社直後ではなく、各店舗への配属後に実施するスタイルを15年以上にわたり継続。2011年の東日本大震災を機に「入社式のあり方」を見直したことがきっかけで、現在の形に至っています。実際の現場経験を経てから同期・店長・会社と"再接続"する場として、今年度も私服参加や交流型プログラムを通じ、組織としての一体感を深めました。

■「4月1日の入社式」という慣習への問い

 多くの企業では、入社初日にセレモニーを行い、その後それぞれの配属先へと送り出すスタイルが一般的です。一方アッシュでは、各店舗での現場経験を経た後に、改めて新入社員が集まる形式を採用しています。早期離職や若手育成が多くの業界で課題となるなか、アッシュは「新入社員にとって、本当に意味のあるタイミングはいつなのか」という問いを起点に、入社式のあり方を見直してきました。

 アッシュが現在の形式へと切り替えるきっかけとなったのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災でした。当時、震災の影響で上京が困難となった東北出身の内定者に対し、入社時期を5月・6月まで待つ特別措置を実施。それに伴い全体の式典も5月以降へと延期しました。「全員が揃った状態で迎えたい」という考えを優先したことが、現在の入社式の原点となっています。その後も4月1日には戻さず、あえて現場配属後の4月末から6月末に実施する「遅い入社式」のスタイルを定着させています。

 配属から間もない時期は、小さな不安や戸惑いが生まれやすいタイミングでもあります。現場を経験した同期と再び顔を合わせることで、「自分だけじゃなかった」と気づき、先輩の言葉が改めて道標になる。アッシュは、入社式をそうした現場経験後だからこそ意味を持つ、会社・店舗・仲間との"再接続"の場として捉えています。

■採用数の拡大から、“育てる組織”へ

 コロナ禍の影響により一時縮小していた採用規模の回復を進める中で、アッシュは採用戦略そのものの見直しにも取り組んできました。採用段階でのミスマッチ低減施策や、入社後のフォロー体制の強化を重ねた結果、昨年度は過去最多となる238名を採用。さらに、定着率の安定という手応えを踏まえ、現在は、採用数を増やすことだけを目的とするのではなく、一人ひとりと向き合える育成体制を重視する方針へと舵を切っています。

 入社後に安心して働けて、長く活躍できる環境を整えること——今回の入社式も、その考え方を象徴する取り組みの一つとして位置づけています。

■「個性」と「感性」を尊重する"私服入社式"

 アッシュの入社式では、美容師としての感性や自己表現を大切にする観点から、リクルートスーツではなく「私服」による参加を推奨しています。新入社員一人ひとりが自らのセンスを反映した装いで出席し、会場は美容業界らしい華やかな雰囲気に包まれました。

 また近年は、美容師にとって重要なファッション感覚や自己表現を育む取り組みの一環として、「オシャレコンテスト」も実施しています。自由参加制ながら今年度は190名中71名がエントリーし、事前に投稿されたコーディネート写真の中から、全社員の投票で受賞者を決定。ステージでは受賞者の表彰とともに、さらなるモチベーション向上を目的とした賞金も授与されました。

■“配属後”だからこそ生まれる、同期や店舗とのつながり

 本式典は、中央区立中央会館「銀座ブロッサム」にて開催。現場配属を経てから改めて同期や先輩社員、店長と交流することで、安心感や一体感を醸成する場として実施しています。

 前半では、大澤社長による祝辞や先輩社員のスピーチなど、入社式としての式典を実施。後半では、新入社員190名全員のステージ紹介に加え、大澤社長とのじゃんけん大会、配属店舗の店長と協力して挑むゲームコーナーなど、双方向型のプログラムを多数展開しました。

 ゲームでは、「カットクロス畳み」や「パーマロッド外し」など、美容師の実務に直結する内容を取り入れ、楽しみながら技術やチームワークを競い合いました。勝者にはテーマパークのペアチケットが贈られ、会場は大きな盛り上がりを見せました。

■代表取締役社長 大澤祐二朗 コメント

 私たちは採用人数を増やすこと以上に、一人ひとりが長く活躍できる環境づくりを大切にしています。入社式も、会社が“迎える”だけでなく、新入社員が“この会社で頑張りたい”と選び直す場であるべきだと考えています。現場を経験した今だからこそ、同期や会社とのつながりを改めて感じてもらえたら嬉しいです。

写真:代表取締役社長 大澤祐二朗による祝辞の様子

■今後の取り組みについて

 美容業界では、技術習得だけでなく、店舗ごとのチームワークや人間関係づくりも、長期的な成長を支える重要な要素の一つとされています。アッシュでは、技術教育に加え、安心して働き続けられる関係性づくりや組織文化の共有も重視しており、今後も美容師一人ひとりが長期的に成長できる環境づくりに取り組んでまいります。

 この入社式も、その取り組みの一つです。「配属後に入社式を行う」という形式も、プログラムの内容も、試行錯誤の末に、たどり着いた現時点での答えです。入社式の意義や最適なかたちに唯一の正解はないと考えています。毎年の新入社員の声や現場の課題感と向き合いながら、アッシュらしい場のあり方を更新し続けてまいります。

■ 入社式の風景

【株式会社アッシュについて】

本社:〒231-0031 神奈川県横浜市中区万代町1-2-12 VORT横浜関内Ⅲ 8F
創業会長:吉原 直樹
代表取締役社長:大澤祐二朗
設立:2006年7月1日
Tel:045-663-6120
URL:https://ash-hair.com/
事業内容:美容業、美容室フランチャイズチェーンの運営

【株式会社アルテジェネシスについて】

本社:〒231-0028 神奈川県横浜市中区翁町1-4-1 アルテマリンウェーブビル 5F
代表取締役会長:吉原 直樹
代表取締役社長:吉村 栄義
設立:2022年1月11日
創業:1986年8月7日
資本金:1億円
Tel:045-663-6123
URL:https://artegenesis.com/ 
事業内容:美容室チェーン等を展開する持株会社
グループ会社
株式会社 アッシュ
https://ash-hair.com/
株式会社 ニューヨーク・ニューヨーク
https://www.nyny.co.jp/
株式会社スタイルデザイナー
https://www.styledesigner.net/
株式会社 C&P
https://www.chokipeta.com/
株式会社 ダイヤモンドアイズ
https://www.diamond-eyes.net/
株式会社 東京美髪芸術学院

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会社概要

株式会社アルテジェネシス

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URL
https://artegenesis.com/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県横浜市中区翁町1-4-1 アルテマリンウェーブビル 5階
電話番号
045-663-6123
代表者名
吉村 栄義
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1988年11月