日本規格協会が大阪大学社会技術共創研究センターとAIに関する共同研究事業を開始。AI技術のリスクの特定・評価・対応の体系的な方法の確立を目指します。
AIリスク研究会を6月に立ち上げ。5/8(木)の無料事前説明会の申込募集中!
一般財団法人日本規格協会(所在地:東京都港区、理事長:朝日弘)は、2025年5月1日(木)に大阪大学 社会技術共創研究センター(所在地:大阪府吹田市、センター長:岸本充生氏、以下「大阪大学ELSIセンター」)と、AIのリスクアセスメント手法と実施プロセスに関する共同研究を開始いたします。


【共同研究事業】
日本規格協会と大阪大学ELSIセンターは、企業や組織がAI技術を安心、安全に利用できるような体系的な方法論を確立することを目的に、共同研究を進めていきます。AI技術の利活用時に生じ得るリスクを特定・評価・対応するための体系を整理することで、AI技術を安全、安心かつ効果的に運用する基盤を築き、AIの持つポテンシャルを最大限に発揮させることを目指します。

【AIリスク研究会】
日本規格協会は共同研究事業の成果に基づき「一般財団法人日本規格協会 AIリスク研究会」を設置いたします。大阪大学ELSIセンター 岸本充生センター長を主査にお招きし、会員の皆様とAIの管理技術やリスクアセスメントに関する学習・情報共有を行います。会員はAI開発者・AI提供者・AI利用者を問わず広く募集し、多角的視点からリスクに関する理解を深めていただくことを想定しています。
研究会は2カ月に1度、1年間で全6回の開催を予定しています。研究会では、種々のトピックやケースを取り上げてのディスカッションのほか、岸本センター長や招聘講師による講義も予定されています。
現在、日本規格協会のホームページにて会員を募集中のほか、6月開催の第1回研究会に先駆けて5月8日(木)に無料の事前説明会を開催いたします。説明会では、研究会設置の主旨や各回の実施内容について、主査の岸本センター長から直接ご説明いただきます。また、AIに関する法令やガイドラインの現状と、日本企業に求められる姿勢についても解説いただきます。その他、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)の観点に則したAIガバナンスやリスクの洗い出し手法についてなど、多くの企業様にお聞きいただきたい内容となっています。
事前説明会も日本規格協会のホームページにて参加企業を募集しています。当日参加できない企業様におかれましても、後日ホームページで説明会の録画映像の公開を予定しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【AIリスク研究会 事前説明会】
日時 :5月8日(木)15:00~17:00
場所 :日本規格協会 本部 セミナールーム(東京都港区三田3-11-28三田Avanti 8F)
Zoom(会場からの同時配信)
参加費:無料
申込 :Microsoft Formsにて受付
問合せ:日本規格協会 研修事業部 AIリスク研究会事務局
E-MAIL:etd@jsa.or.jp

【日本規格協会(JSA)グループについて】
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。
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