コミュニティの成果を表彰する「Commune Community Award 2025」受賞企業を発表

相互交流で信頼を育む「Commune(コミューン)」を提供するコミューン株式会社は、Communeをご利用いただいている契約企業様を対象に、コミュニティ活性化による成果や、それに繋がる優れた取り組みを表彰する「Commune Community Award 2025」の受賞企業をお知らせいたします。
※2025年12月4日、一部画像を変更しました。
「Commune Community Award」とは
コミュニティの活性による成果や、その成果を支える取り組みを表彰する場です。この表彰は、コミュニティの力によって組織とひとが顧客や社会と共に価値を創造し、未来につながる挑戦を称えることを目的としています。さらに、受賞企業の取り組みを共有することで、他のコミュニティの進化を促し、新たな発見や次の挑戦へのインスピレーションを提供します。
今年は7つの部門で10社を選出。受賞企業の皆さまが生み出した成果とコミュニティに対する情熱に敬意を表し、その功績を広く共有してまいります。
受賞企業および評価ポイント
各コミュニティの評価ポイントと、コミュニティの成果、およびこれからコミュニティを立ち上げる方々へのメッセージなど、各企業からの受賞コメントをご紹介します。
【Innovation Award】
既存の枠にとらわれず、他に例のない新しいアプローチや機能を取り入れたコミュニティに贈られる賞
味のもト〜ク / 味の素株式会社

(評価ポイント)
・新しい機能やアプローチの積極的な導入で、ブランドごとの体験価値の進化に寄与
・月6,000件超のUGCの創出と、購買行動につながる熱量の高い交流の活性化
・コミュニティが”食の可能性を広げる場”へと進化
(受賞コメント)
「味のもト~ク」は、登録者である「味とも」の皆さまと日々の食の楽しみを共有し、食を愛する仲間同士が交流できる場として、2023年に開設いたしました。
本年は、社員と「味とも」さんが商品をテーマに交流できる【商品広場】の立ち上げを皮切りに、商品へのこだわり伝達やファンイベントの開催など、継続的な活動を実施いたしました。その結果、月間6,000件を超えるUGCが生まれ、「Cook Do®」「ほんだし®」「クノール®贅沢野菜®」などのブランドを通じて、活発なコミュニケーションが広がっています。
「味とも」さんから寄せられる温かい言葉や食を楽しむ様子は、私たち社員一人ひとりの励みであり、事業への貴重な示唆となっています。これからも「味とも」さんとのつながりを大切に、「味のもト~ク」をより温かく楽しい場へと育ててまいります。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#ajinomoto
【Best Community Manager Award】
ユーザーとの信頼関係を深め、運営者として卓越したリーダーシップを発揮しているコミュニティに贈られる賞
LUMIXコミュニティ / パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社

(評価ポイント)
・情熱と誠実さに基づく深い信頼関係の構築と、LTV向上への貢献
・ユーザー一人ひとりと丁寧に向き合う運営による、安心できる居場所の創出
・ブランドへの愛着と継続利用に確かな貢献をもたらす、人間性を起点とした関係づくり
(受賞コメント)
2024年9月にグランドオープンした「LUMIXコミュニティ」は、直近一年間は、登録者数を増やすとともに、何よりもユーザーの皆様にとって「居心地の良い居場所づくり」に徹してまいりました。ユーザーの皆様とメーカーの我々が個と個の関係性を結び、同時に、ユーザーの皆様同士も個と個の関係性を結ぶことで、共にカメラライフを楽しみ、ブランドを押し上げる仲間としての関係性を構築できているからこそ、高いエンゲージメントにつながっていると実感しております。
同時にエンゲージメント向上が、ユーザーの皆様のLTV(生涯顧客価値)の向上につながっていることが、確かにわかってきております。新製品体験会などのイベント後に「購入しました」とご報告をいただくことも少なくありません。登録者様は、もともとロイヤリティが高い傾向にあります。だからこそ、質の高い体験を提供することで、コンバージョンをより確度高く生み出せると考えています。これこそが、コミュニティが提供できる大きな価値のひとつだと考えております。今後も、共にお客様への体験価値向上を実現するコミュニティを運営してまいれたらと思います。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#panasonic
【Engagement Excellence Award】
メンバーの積極的な参加と交流によって、熱意と活気あふれるつながりを育むコミュニティに贈られる賞
Sansan User Forum / Sansan株式会社

(評価ポイント)
・「ユーザーが主役」を掲げた取り組みにより、3年間でアクション数が100倍に成長
・ユーザー主導のイベントが次々と生まれるなど、強い共創文化が確立
・コミュニティーにとどまらず、プロダクト開発や社内エンゲージメントにも波及するなど、事業活動にも貢献
(受賞コメント)
「Sansan User Forum」は、Sansanの「働き方を変えるAXサービス」を利用するすべてのユーザーが参加できるコミュニティーで、私たちはここに集う皆さまを"Voyagers(航海者)"と呼んでいます。企業や働く場所の垣根を越えて情報交換や交流が生まれるこの場において、当社は2022年にCommuneを導入し、3年間でアクション数を100倍へと大きく成長させることができました。
今回の「Engagement Excellence Award」の受賞は、日々主体的にコミュニティーを盛り上げてくださるVoyagersの皆さまの熱意と行動が評価された証であり、本当に嬉しく思います。これからもVoyagersの皆さまと共創を深め、多くの出会いとイノベーションの創出につなげてまいります。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#sansan
【Business Impact Award】
コミュニティを通じて顕著なビジネス成果を生み出し、業績向上に貢献したコミュニティに贈られる賞
ハピ→カン!コミュニティ / 株式会社トリドールホールディングス

(評価ポイント)
・ログイン率88%、月間投稿700件超、コメント3,600件超と活発なUGCを定常化
・離職率の改善や社員登用150%増加など、組織全体のエンゲージメント向上を実現
・お客様からのお褒めの声も前年比22%増加し、CX向上にも貢献
(受賞コメント)
今年は「理念を日常に溶け込ませる」ことを目指し、社内SNSを通じて現場の挑戦や従業員の気持ちを共有してきました。ハピカン経営を“読むもの”から“感じるもの”へ変えるため、ストーリー性のある投稿やコメントを促進し、仲間同士が共感し合う場を育ててきました。今回の受賞は、その取り組みが評価された証だと感じています。
これからコミュニティを始める企業の方へ――
大切なのは、現場のリアルな声を通じて自然に広げること。SNSはその架け橋となり、組織に温度を生む力があります。アルバイトスタッフを含む全従業員への周知を徹底し、継続的に参加したくなる仕掛けづくりに注力しました。併せて、ハピカン経営への理解を深め、自然な行動変容を促すコミュニティの実現を目指してきました。
日々の運営を通じ、これまでになかった所属の垣根を超えたつながりが生まれ、企業理念を体現する行動を互いに共有することで、新たなチャレンジが次々に生まれていると実感しています。運営を通じて双方向コミュニケーションの重要性も改めて認識しました。今後もさらなる進化に向け、一層のハピカン創造に尽力してまいります。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#toridoll
【Social Impact Award】
社会的意義をもつ活動を通じて、世の中に良い影響を与えているコミュニティに贈られる賞
STATION Ai Community / STATION Ai株式会社

(評価ポイント)
・オンライン/オフラインを連動させ、会員同士の交流を促す仕組みの実現
・開業5ヶ月で1,000件超のマッチング実現と、高いアクティブ率の維持
・相互支援が自然と芽生える文化を育み、地域・社会に良い影響を与えるコミュニティへの進化
(受賞コメント)
「STATION Ai Community」は、会員の皆さま一人ひとりが互いに学び合い、挑戦を称え合う姿勢によって育まれてきたコミュニティであり、今回の受賞は、そこで生まれている数多くの実践と努力への評価だと受け止めています。
私たちが大切にしてきたのは、「誰もが声をかけやすく、助け合いが自然に生まれる関係性」を育てることです。分野や立場を越えて相談が交わされ、新しい挑戦を歓迎し合う文化こそ、STATION Aiが目指すコミュニティの姿です。
STATION Aiは、「挑戦をつなぎ、未来を動かす。」というミッションのもと、個々の事業成長にとどまらず、地域や社会、次の世代へと価値が連鎖していくことを重視しています。
本受賞を励みに、これからも多様なプレーヤーとのつながりをはぐくみながら、開かれた出会いと共創の機会を広げ、地域と社会に新しい価値が連鎖していく未来を、皆さまと共に創ってまいります。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#stationai
【Rising Star Award】
2025年に新たにコミュニティをオープンし、未来に向けて力強い一歩を踏み出したコミュニティに贈られる賞
BELMISE MEMBERS / 株式会社ファストノット

(評価ポイント)
・ユーザーの葛藤に寄り添い、習慣化を後押しする新しいブランド体験の創出
・オープン初期にもかかわらず、月間アクティブ率70%という高い熱量を実現
・コミュニティが相互の励まし合いによる”習慣化”と、ユーザーとブランドの心理的距離の短縮に貢献
(受賞コメント)
「BELMISE MEMBERS」では今年、「継続できる私」を育てる習慣型コミュニティを9月に立ち上げ、日々の小さな前進を応援し合える場づくりに注力してきました。立ち上げ期は初期メンバーとの対話を最優先し、N1インタビューや日々の投稿から顧客理解を深めながら運営の型を構築。オンラインだけでなく、Commune Marchéやその他リアルイベントでの交流も重ね、ブランドとお客様の距離が一気に縮まる3カ月となりました。
その結果、Commune Marchéで行った来場者共創企画では383名の方に参加して頂き、コミュニティ内でも1.5ヶ月で4階層までランクアップするメンバーが登場するなど、「続けられない自分から、少し続けられる自分へ」という変化が生まれはじめています。
コミュニティを運営する中で強く感じたのは、ユーザーの声に耳を傾け、一緒に場を育てていく姿勢の大切さです。私たちもまだ立ち上げたばかりで、日々学びながら進んでいる段階ですが、目の前の一人ひとりと丁寧に向き合うことが、確かな前進につながると感じています。これからもより良い場づくりを目指して精進していきたいと思います。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#fustnot
Club fibona / 株式会社資生堂

(評価ポイント)
・研究所が生活者と直接つながり、共に価値を創るという革新的な取り組みの実現
・研究員自身によるVoC取得や仮説検証を通じた、研究活動の質とモチベーションの向上
・高いアクティブ率の達成と、未来のものづくりを切り開く前例のない“共創の場”の確立
(受賞コメント)
資生堂研究所のオープンイノベーションプログラム「fibona」では、「世の中にない」「共創」「未完成」という3つのキーワードを掲げて生活者と共に新たな価値づくりを挑戦しています。その一環として、「Club fibona」を2025年5月にOPENしました。
運営をはじめてまだ1年足らずではありますが、コミュニティ運営という前例のない取り組みをしていく中で大事にすべきことが3つ見えてきました。それは、すべての関係者に対して「リスペクト」の気持ちを持ち続けること。上下の関係は作らず「対等」な関係であり続けること。コミュニケーションの中で「搾取」をしないこと。この3つです。これらは人として、ビジネスパーソンとして至極当たり前のことかもしれません。ですがこのスタンスこそが、ことコミュニティ運営においては非常に重要になるのではないかと感じています。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#shiseido
UserForum / 株式会社NTTデータ

(評価ポイント)
・これまで培われた信頼を継承しながら、学び・交流・実践が一体化した“次の時代のコミュニティ”へ大きく進化
・利用者の“業務改善マイスター”化を促す多様な学びの機能の拡充
・分散情報の統合と、再訪率の大幅な向上
(受賞コメント)
「UserForum」は、「製品を活用する顧客企業の現場担当者が、自社内で成果を評価されるよう支援すること」を目的にしたコミュニティサイトです。6年間培われた信頼を継承しながら、分散していた情報を統合し、eラーニング・イベント・レシピ動画など多様な学びを一体化することで、現場で成果につながる実践的な環境づくりを進めてきました。
特に、6万件の投稿データを短期間で安全に移行し、初月で1,000名以上が登録されたことは、コミュニティへの期待の高まりを示す象徴的な出来事でした。これからコミュニティ運営を始める企業の方には、「ユーザーの学びと成長を中心に据えること」をおすすめします。利用者の声に耳を傾け、共につくり上げる姿勢がコミュニティを進化させる原動力になると感じています。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#nttdata
【SHIP Special Award】
SHIP内外での積極的なアクションや取り組みにより、リーダーシップを発揮しながら他社のコミュニティに対してポジティブな影響を与えたコミュニティに贈られる賞
Teachme Compass / 株式会社スタディスト

(評価ポイント)
・B2B分科会リーダーとしての率先垂範の姿勢でSHIPを強力に牽引
・成功・失敗を惜しみなく共有し、他社コミュニティ担当者に気づきと活力を提供
・周囲を鼓舞し、学び合う文化の推進することでSHIP全体の成長に寄与
(受賞コメント)
今年で「Teachme Compass」は1周年を迎え、この記念すべき年に本賞をいただけたことを心から嬉しく思います。
コミュニティを着実に立ち上げるためには、運営ノウハウと自分自身がユーザーとして活動する「ユーザー体験」の両方が必要だと考え、SHIPにも積極的に参加してまいりました。実際に参加して体験することで、運営者の視点だけでは見えない多くの気づきを得ることができ、「Teachme Compass」を成長させることもできました。
また、コミュニティ運営のヒントを求めている方々の手がかりになればという想いでB2B分科会のリーダーも務め、自社の取り組みを通して得られた知見、ノウハウも積極的に共有することで、自身の学びをより深めることもできました。SHIPという素晴らしい学び合いの場があったからこそ、今日の成長があります。これからも皆様と共に学び合いながら、より良いコミュニティづくりに邁進してまいります。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#studist
Qプラ / キュービーネットホールディングス株式会社

(評価ポイント)
・社内コミュニティの可能性探求と、SHIP内外への積極的な情報共有・発信
・従業員向けコミュニティの学びと成功モデルづくりへの大きな貢献
・ボトムアップから全社導入へ導いたプロセス等、社内の変化や成功体験で多くの担当者を鼓舞
(受賞コメント)
私たちは「ついアクセスしたくなる、ワクワクするアプリ」を目指し、現場目線で社内コミュニティ「Qプラ」の運営に取り組んできました。多店舗展開ゆえに情報を集約し、社員を大切にするQBの文化の中で、全国に散らばる多様な社員の個性や日々の学びもタイムリーに届ける基盤づくりがこの1年の大きなテーマでした。
トップダウンではなくボトムアップで進めたからこそ、何が社員に刺さるのかを探りながら投稿のジャンルを広げ、PDCAを回し続けた結果、経営層の納得感だけでなく「こういうツールを待っていた。」という期待の声も社員、役員問わず多く届くようになりました。
また、従業員向けコミュニティの事例が少ない中、分科会やウェビナーへ積極的に参加し、成功だけでなく失敗も共有することで、社内外の学びを共に育ててきました。コミュニティ運営で大切なのは、仕組みそのものよりも、人の気持ちが動くかどうか。完成形を求めるより、仲間とともに育てていくことが、結果的に企業価値を高める一歩になると信じています。
受賞コミュニティの詳細はこちら:https://commune.co.jp/award#qbnet
コミューン株式会社について
「あらゆる組織とひとが融け合う未来をつくる」をビジョンに掲げ、信頼を核にして顧客・従業員のちからを企業活動のあらゆるアクションに活かす「信頼起点経営」を支援するCommune事業を展開しています。
会社概要
会社名:コミューン株式会社
代表者:高田 優哉(代表取締役CEO)
設立:2018年5月
事業内容:「信頼起点経営」を社会実装する事業の展開
所在地:〒141-0022 東京都品川区東五反田5-22-33 TK池田山ビル 3F
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