ERPC、アムステルダムリージョンにおける Solana アプリ向け高性能ハイクロックCPUベアメタルサーバーが完売

アムステルダム(AMS)リージョンにおいて提供している Solana アプリケーション用途向けの高性能ハイクロック CPU ベアメタルサーバーが、すべて完売

ELSOUL LABO B.V.

ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が運営する ERPC は、アムステルダム(AMS)リージョンにおいて提供している Solana アプリケーション用途向けの高性能ハイクロック CPU ベアメタルサーバーが、すべて完売したことをお知らせします。

本件は、先日発表したフランクフルトリージョンでの完売に続くものであり、短期間のうちに同様の需要集中が発生しています。現在、当該構成は在庫切れとなっており、今後はウェイトリストでのご案内となります。

リリース概要

今回完売したベアメタルサーバーは、Solana アプリケーションの実運用を前提として設計された、専有の高性能ハイクロック CPU ベアメタルサーバーです。

本完売は、一時的なキャンペーンや短期的な需要増によるものではありません。Solana 用途においてパフォーマンスを最優先に考え、複数の選択肢を比較し、計測と実運用を継続した結果として、同一条件に需要が収束し続けたことによるものです。

アムステルダムリージョンにおいても、これまで繰り返し完売が発生しており、今回の完売はその延長線上にあります。結果として、即時提供可能な在庫はすべて消化され、現在はウェイトリスト対応のみとなっています。

対象となったベアメタル構成の位置づけ

Solana アプリケーションの実運用では、Shreds 周辺処理、トランザクション送信、検知、解析、バックエンド処理などが、短時間かつ高頻度で継続的に発生します。これらの処理は、単発的なベンチマークや理論性能のピーク値のみでは評価できません。

重要になるのは、処理が集中する時間帯や外乱が発生する局面においても、遅延や失敗率が増加せず、同一条件で処理を継続できるかどうかです。Solana 用途における「性能」とは、数値として高いことだけではなく、実運用の中で条件が崩れないことを含めた概念です。

CPU の世代やクロック性能は重要な要素ですが、スペック表上の数値が高いこと自体が、そのまま実運用の結果につながるわけではありません。実際には、データセンターの運用ポリシー、ネットワーク構成、混雑時の挙動、周辺リソースの共有状況によって、体感できるパフォーマンスには大きな差が生じます。

ERPC では、これらの前提条件を実測と実運用を通じて検証し、Solana の実運用において条件が崩れにくい構成のみを選定しています。

Solana における需要集中の構造

Solana においてパフォーマンスを突き詰めていくと、需要は最終的に「特定条件を満たすデータセンター」に集中します。ここでいう特定条件とは、単にハードウェアのスペックが高いという意味ではありません。

混雑時や外乱が発生した局面でも経路が崩れにくいネットワーク品質、CPU ターボ動作を前提として常時維持できる運用ポリシー、そして Solana の主要ノードやバリデータが高密度に集積するネットワークに近い位置関係。これらが同時に成立しているかどうかが、実運用におけるパフォーマンスを左右します。

比較と計測を真剣に行うほど、この条件を満たすデータセンターは世界的に見てもごく限られていきます。この需要集中は、特定の事業者や一時的な流行によって生じているものではなく、Solana のネットワーク構造そのものから導かれる必然的な結果です。

なぜアムステルダムなのか

アムステルダムは、フランクフルトに次いで、世界で2番目に Solana バリデータとステークが集積している都市です。

Solana では、ブロックを生成するリーダーが短い周期で切り替わり、通信の起点が常に移動します。この構造において重要なのは、特定の相手に常に近いことではなく、移動し続ける起点に対して近い位置関係に当たり続ける確率が高いことです。

アムステルダムは、欧州における金融・IX の中枢都市として長い歴史を持ち、AMS-IX を中心とした高密度かつ高品質なネットワークが集積しています。欧州の東西南北を束ねるトラフィック集積点として、外乱や混雑が発生した局面でも経路が崩れにくい特性を備えています。

さらに、アムステルダムは高頻度取引や金融インフラの集積地として発展してきた都市でもあります。ブロックチェーンは金融アプリケーションであり、その実運用においては、低レイテンシと再現性、外乱耐性が不可欠です。こうした要件を前提として整備されてきたインフラ環境は、Solana アプリケーションの実運用と高い親和性を持っています。

フランクフルトとアムステルダムに共通する性質

フランクフルトとアムステルダムはいずれも、Solana バリデータが高密度に集積するリージョン近傍に位置し、国際トラフィックの結節点として機能しています。

これは単なる地理的な話ではなく、統計的に近いリーダーに接続できる時間を増やし、結果としてレイテンシ、再送、失敗率といった実務上のコストを抑えやすくする配置であることを意味します。

パフォーマンスを追求して比較と検証を重ねるほど、最終的にこの条件を満たす選択肢に行き着く構造が存在します。今回の完売は、その構造がアムステルダムにおいても明確に表出した結果です。

ERPC のデータセンター選定方針

ERPC は、グローバルにおいてプレミアムデータセンターのみを利用しています。これはマーケティング上の方針ではなく、Solana の実運用において再現性のあるパフォーマンスを成立させるための前提条件です。

ERPC では、複数のデータセンターおよびクラウド環境において、同一条件での計測と実運用を行ってきました。過去には Google Cloud や AWS といったクラウド環境での運用実績もあります。

しかし、Solana 用途においては、汎用クラウドではコストに対して期待どおりのパフォーマンスが得られないケースが多く、比較を重ねるほど条件を満たす環境は限られていきました。その結果として、ERPC ではプレミアム条件を満たすごく限られたデータセンターにリソースを集中させる方針を取っています。

なぜ在庫不足が常態化するのか

これらの条件を満たすプレミアムデータセンターのラックスペースは、物理的に非常に限られています。特に、Solana バリデータが高密度に集積するリージョン近傍において、同一ネットワーク上、あるいは極めて近い経路に位置するリソースは構造的に希少です。

需要が増加しても、同一条件のリソースを即座に増やすことはできません。この物理的制約により、在庫不足は恒久的に発生しやすい状況となっています。

料金・ウェイトリストおよび価格改定について

アムステルダムリージョンの同構成については、今後はウェイトリストでのご案内となります。

また、すでに発表しているとおり、2026年2月より ERPC の Solana 製品全般に新価格が適用されます。

導入をご検討中の方にとっては、2026年1月中にウェイトリストへ登録することで、現行のオープン価格が適用されます。

結び

今回のアムステルダムリージョンでの完売は、個別リージョンの特殊事情によるものではありません。Solana におけるインフラ選定の前提条件そのものが明確になり、需要が必然的に収束していることを示しています。

ERPC および Validators DAO は、今後も Solana の実運用パフォーマンスを最優先とし、プレミアム品質のインフラ提供を継続していきます。

アムステルダムリージョンの高性能ベアメタルサーバーに関するウェイトリスト登録や導入相談につきましては、Validators DAO 公式 Discord よりお問い合わせください。

日頃より ERPC をご利用いただいているご利用者の皆様に、心より御礼申し上げます。

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会社概要

ELSOUL LABO B.V.

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URL
https://labo.elsoul.nl/ja/
業種
情報通信
本社所在地
Joop Geesinkweg 501 ,AMSTERDAM-DUIVENDRECHT, Amsterdam, Noord-Holland, 1114AB, NL
電話番号
316-8722-8310
代表者名
川崎文武
上場
未上場
資本金
140万円
設立
2020年09月