サンスター、ESG対応の年間活動成果を公開 長期ビジョン達成とSDGs貢献へ活動加速 長期ビジョン達成とSDGs貢献へ活動加速
~石油由来プラスチック削減や再生可能電力導入を推進~
サンスターグループ(以下、サンスター)は、2021年のESG(環境・社会・企業統治)対応の年間活動成果をサンスターグローバルWebサイトにて2022年9月16日(金)に公開しました。創業100周年となる2032年に向けたサンスターグループ長期ビジョンの達成と国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)への貢献に向けたESG対応を強化しており、特に製品・包装材の石油由来プラスチック削減や、工場・オフィスへの再生可能電力導入によるCO2排出削減などを推進、環境中長期目標達成に向けた初年度の進捗も開示しました。
●サンスターグループ グローバルWebサイト「サステナビリティ」ページ
日本語 https://www.sunstar.com/jp/sustainability/
英語 https://www.sunstar.com/sustainability/
E:環境)プラスチック削減、リサイクル実験参加、再生可能電力でのCO2排出削減
2021年に発表したサンスターグループ環境中長期目標の達成に向け、資源循環(サーキュラーエコノミー)やカーボンニュートラルへの貢献を加速しています。具体的な取り組みの主な成果は以下の通りです。
(1)プラスチック使用量削減や資源循環への貢献(業界各社協働のプラスチック回収リサイクル実証実験参加)
ポンプ付け替え使用でプラスチック使用量を30%削減する洗口液2本セットの発売や、包装材のプラスチックを紙に変更することで石油由来プラスチック使用量を年間33トン削減、ハブラシ毛に植物由来プラスチックを配合した製品を30品種に拡大するなど環境負荷低減に配慮しました。生物多様性保全に配慮し、森林保護につながるFSC®*1認証紙を使った包装材の使用比率を53%に拡大、洗口液へのRSPO*2認証パーム油採用を開始しています。また、オランダで使用済み歯間清掃具の回収リサイクル実証実験をテラサイクル社と実施、日本では、北九州市と神戸市で日用品の使用済みプラスチック容器・詰替えパック・ハブラシ・ハミガキチューブの業界各社協働による回収リサイクル実証実験に参加、効果的なリサイクルに向けた議論を進めています。
(2)カーボンニュートラルへの貢献(再生可能電力、LED照明、太陽光発電設備の導入を推進)
工場・オフィスでCO2を排出しない再生可能電力の導入を推進しています。スイスのグループ本社、ドイツのハブラシ・歯間ブラシ工場はこれまでも再生可能電力100%で運営していますが、2021年4月から日本国内のサンスターグループ各社の工場・オフィスで使用する電力の約72%を再生可能電力に切り替え、日本の自社事業所での2021年の年間CO2排出量を約6割、8,500トン削減しました。2022年1月からは日本グループの本社機能が入居するオフィス(サンスターコミュニケーションパーク/大阪府高槻市)の使用電力も再生可能電力に切り替えました。また、2021年10月に稼働を開始した山梨の洗口液新工場の屋上には太陽光発電パネルを設置、照明は100%LED化し、工場で使用する電力の6.5%を自家発電で賄うことで、年間200トンのCO2削減に貢献しています。今後も再生可能電力、LED照明、太陽光発電設備の導入をさらに拡大し、全世界で環境負荷低減に努めてまいります。
S:社会)従業員の成長支援・職場環境整備、サプライチェーンの人権配慮強化
1) 従業員の成長支援 の強化
企業理念の理解促進と従業員交流のプログラムSunstar Connectを欧州エリアの各国で実施し、各国をオンラインでつないだSunstar Value Day を開催しました。欧州および日本ではe-learningプラットフォームを整備、デジタルトランスフォーメーションについて学ぶ全社サミットも開催しました。
(2)従業員の生産性・幸福度の高い職場環境の提供
働く時間・場所の自由度を高めた多様な働き方への対応をグループグローバルで進めています。また、日本ではこれに加え、オフィスカジュアルの推進(服装の自由化)やオフィスのフリーアドレス化も順次進め、社員エンゲージメント調査を実施、働きがい向上への施策検討を進めています。
(3)サプライチェーンマネジメントにおける人権配慮強化
資材などの調達方針にサプライチェーン上での人権保護の条項を追加するとともに、パートナー企業向けに定期的に実施している社会的責任についてのアンケートを見直して工場労働などにおける人権配慮に関する内容を追加しました。
G:ガバナンス)事業運営・監査・リスクマネジメント・コンプライアンス体制整備
グループ全社、および各国グループ各社の決裁権限規定や監査体制の見直し、世界4地域での経営リスク評価とリスク軽減計画策定を進めています。日本ではコンプライアンスに関する社内評価をもとに、ハラスメント防止の教育動画や社内セミナーを充実化させました。コンプライアンスに関する内部通報制度については、日本での設置に続き、新たに欧州、米国にも社内・社外に相談窓口を設置しました。
【サンスターグループのSDGs*3重点目標】
サンスターグループの長期ビジョン2032実現に向けた事業活動を通じ、国連が掲げるSDGs達成に貢献していきます。
ハミガキ、健康食品、化粧品などの事業で「目標3 すべての人に健康と福祉を」に、接着剤、シーリング材、金属部品、除菌脱臭機などの事業で「目標11 住み続けられるまちづくりを」に貢献し、メーカーとして「目標12 つくる責任 つかう責任」において廃棄物の発生抑制・削減・再利用に努めます。
*1 FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)=責任ある森林管理を世界に普及させるための独立した非営利団体で、
森林の保護につながる国際的な森林認証制度を運営。
*2 RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)=持続可能なパーム油のための円卓会議。
当社RSPO加盟進捗状況 https://rspo.org/members/12085
*3 SDGs = Sustainable Development Goals 国連が掲げる持続可能な開発のための17の目標
【サンスターグループについて】
サンスターグループは、持株会社サンスターSA(スイス・エトワ)を中心に、オーラルケア、健康食品、化粧品など消費者向けの製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・スイスSA(スイス)と、自動車や建築向けの接着剤・シーリング材、オートバイや自動車向け金属加工部品などの産業向け製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・シンガポールPte.Ltd.(シンガポール)を中核会社とする企業グループです。
Newsroom:https://www.sunstar.com/jp/newsroom/
製品情報サイト:https://jp.sunstar.com/
日本語 https://www.sunstar.com/jp/sustainability/
英語 https://www.sunstar.com/sustainability/
E:環境)プラスチック削減、リサイクル実験参加、再生可能電力でのCO2排出削減
2021年に発表したサンスターグループ環境中長期目標の達成に向け、資源循環(サーキュラーエコノミー)やカーボンニュートラルへの貢献を加速しています。具体的な取り組みの主な成果は以下の通りです。
(1)プラスチック使用量削減や資源循環への貢献(業界各社協働のプラスチック回収リサイクル実証実験参加)
ポンプ付け替え使用でプラスチック使用量を30%削減する洗口液2本セットの発売や、包装材のプラスチックを紙に変更することで石油由来プラスチック使用量を年間33トン削減、ハブラシ毛に植物由来プラスチックを配合した製品を30品種に拡大するなど環境負荷低減に配慮しました。生物多様性保全に配慮し、森林保護につながるFSC®*1認証紙を使った包装材の使用比率を53%に拡大、洗口液へのRSPO*2認証パーム油採用を開始しています。また、オランダで使用済み歯間清掃具の回収リサイクル実証実験をテラサイクル社と実施、日本では、北九州市と神戸市で日用品の使用済みプラスチック容器・詰替えパック・ハブラシ・ハミガキチューブの業界各社協働による回収リサイクル実証実験に参加、効果的なリサイクルに向けた議論を進めています。
(2)カーボンニュートラルへの貢献(再生可能電力、LED照明、太陽光発電設備の導入を推進)
工場・オフィスでCO2を排出しない再生可能電力の導入を推進しています。スイスのグループ本社、ドイツのハブラシ・歯間ブラシ工場はこれまでも再生可能電力100%で運営していますが、2021年4月から日本国内のサンスターグループ各社の工場・オフィスで使用する電力の約72%を再生可能電力に切り替え、日本の自社事業所での2021年の年間CO2排出量を約6割、8,500トン削減しました。2022年1月からは日本グループの本社機能が入居するオフィス(サンスターコミュニケーションパーク/大阪府高槻市)の使用電力も再生可能電力に切り替えました。また、2021年10月に稼働を開始した山梨の洗口液新工場の屋上には太陽光発電パネルを設置、照明は100%LED化し、工場で使用する電力の6.5%を自家発電で賄うことで、年間200トンのCO2削減に貢献しています。今後も再生可能電力、LED照明、太陽光発電設備の導入をさらに拡大し、全世界で環境負荷低減に努めてまいります。
S:社会)従業員の成長支援・職場環境整備、サプライチェーンの人権配慮強化
1) 従業員の成長支援 の強化
企業理念の理解促進と従業員交流のプログラムSunstar Connectを欧州エリアの各国で実施し、各国をオンラインでつないだSunstar Value Day を開催しました。欧州および日本ではe-learningプラットフォームを整備、デジタルトランスフォーメーションについて学ぶ全社サミットも開催しました。
(2)従業員の生産性・幸福度の高い職場環境の提供
働く時間・場所の自由度を高めた多様な働き方への対応をグループグローバルで進めています。また、日本ではこれに加え、オフィスカジュアルの推進(服装の自由化)やオフィスのフリーアドレス化も順次進め、社員エンゲージメント調査を実施、働きがい向上への施策検討を進めています。
(3)サプライチェーンマネジメントにおける人権配慮強化
資材などの調達方針にサプライチェーン上での人権保護の条項を追加するとともに、パートナー企業向けに定期的に実施している社会的責任についてのアンケートを見直して工場労働などにおける人権配慮に関する内容を追加しました。
G:ガバナンス)事業運営・監査・リスクマネジメント・コンプライアンス体制整備
グループ全社、および各国グループ各社の決裁権限規定や監査体制の見直し、世界4地域での経営リスク評価とリスク軽減計画策定を進めています。日本ではコンプライアンスに関する社内評価をもとに、ハラスメント防止の教育動画や社内セミナーを充実化させました。コンプライアンスに関する内部通報制度については、日本での設置に続き、新たに欧州、米国にも社内・社外に相談窓口を設置しました。
【サンスターグループのSDGs*3重点目標】
サンスターは事業を通して社会課題の解決への取り組みを積極的に行うとともに、環境対応など企業としての社会的責任を果たす活動を推進しています。
サンスターグループの長期ビジョン2032実現に向けた事業活動を通じ、国連が掲げるSDGs達成に貢献していきます。
ハミガキ、健康食品、化粧品などの事業で「目標3 すべての人に健康と福祉を」に、接着剤、シーリング材、金属部品、除菌脱臭機などの事業で「目標11 住み続けられるまちづくりを」に貢献し、メーカーとして「目標12 つくる責任 つかう責任」において廃棄物の発生抑制・削減・再利用に努めます。
*1 FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)=責任ある森林管理を世界に普及させるための独立した非営利団体で、
森林の保護につながる国際的な森林認証制度を運営。
*2 RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)=持続可能なパーム油のための円卓会議。
当社RSPO加盟進捗状況 https://rspo.org/members/12085
*3 SDGs = Sustainable Development Goals 国連が掲げる持続可能な開発のための17の目標
【サンスターグループについて】
サンスターグループは、持株会社サンスターSA(スイス・エトワ)を中心に、オーラルケア、健康食品、化粧品など消費者向けの製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・スイスSA(スイス)と、自動車や建築向けの接着剤・シーリング材、オートバイや自動車向け金属加工部品などの産業向け製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・シンガポールPte.Ltd.(シンガポール)を中核会社とする企業グループです。
Newsroom:https://www.sunstar.com/jp/newsroom/
製品情報サイト:https://jp.sunstar.com/
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