建設業界のインターンシップ共同実施プログラムにワークスモバイルジャパンが参画、学生のキャリア形成支援のサポートにLINE WORKSを活用
ワークスモバイルジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:増田 隆一、以下 ワークスモバイルジャパン)は、本年8月に開催の旭建設株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役:高橋昌宏、以下旭建設)がリードして進める「インターンシップ共同実施プログラム」に参画し、建設業界を志向する学生へのキャリア形成支援を行っていることをお知らせします。
本インターンシップ共同実施プログラムは計5社による取り組みで、旭建設、ワークスモバイルジャパンのほか、県内建設業者の株式会社伊藤工務店、株式会社ケイグリットと、施行管理アプリを提供する株式会社フォトラクションがコラボレーションをしています。
今回は、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」の類型タイプ3 『汎用的能力・専門活用型インターンシップ』※研修の1つとして、2023年8月4日(金)に、ワークスモバイルジャパン本社にて学生を招いたインターンシップ研修を実施いたしました。同研修は、8月23日(水)にも実施されます。
<8/4実施の研修の様子:15名の学生と協業企業が参加。ワークショップの内容もLINE WORKSへ共有し活用>
※本年度より文部科学省・厚生労働省・経済産業省の3省合意の下、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が改正され、大学生等のキャリア形成支援に係る取り組みが類型化されることになった。今回のインターンシップ共同実施で行うのはタイプ3の『汎用的能力・専門活性型インターンシップ』。
インターンシップの有効性と課題
近年、各企業の人材不足の中で重要性が高まっているインターンシップは、人材採用・育成や、教育機関との連携による学生のキャリア形成への貢献、企業ブランドイメージの向上などに活用されています。インターンシップに参加してもらうことで、学生などに業界や企業の理解を深めてもらい、人材不足の課題を抱えている業界においては貴重な人材確保に繋がる有効策の1つとして考えられています。
学生のキャリア形成を支援する教育機関でも仕組みのアップデートが行われている一方で、単位認定校の増加による企業側の受け皿不足や、単位認定を必須としたことにより、希望するインターンシップ先へ行けず、単位認定のために、希望しない業界/業種・企業へ多くの時間を費やしている学生が発生しています。
企業側の受け皿不足により、希望するインターンシップ先にいけず、学生の業界・企業理解が深まらずに、結果、入社後のギャップ、ひいてはミスマッチに繋がる原因の1つとなりえます。また、離職率が年々増加しているという問題も起きており、人材不足の問題を抱える業界では大きな課題となっています。
「インターンシップ共同実施」参画の背景
建設業においても人材不足は大きな課題で、担い手の不足が懸念され、業界や企業の魅力発信と人材育成、定着が急務とされています。
旭建設は2016年度からインターンシップの受入れを開始し、2019年には「第2回学生が選ぶインターンシップアワード」で建設業界では初めて優秀賞を受賞。中小企業の模範となるその取り組みが高く評価されています。
今回の共同インターンシップにおいては、建設業界に携わる企業4社と連携し、これまで以上に質の高いインターンシップを共同で実施することで、業種や職種など建設業の魅力を多角的にアピールする試みに取り組んでいます。さらに、学生の受入れを各社に分散することで企業側の負担を軽減しながら、インターンシップの受け皿を増やす仕組みの構築を目指しています。
「インターンシップ共同実施」におけるLINE WORKSの活用
旭建設はLINE WORKSのユーザーでもあり、現場を含めた全社でLINE WORKSを利用しています。
今回の共同インターンシッププログラム内では、上記とは別のLINE WORKSの環境を利用し、インターンシップ生や協業各社とのコミュニケーションツールとして、同じドメイン内で利用。インターンシップ全体を通じたコミュニケーションにおいてLINE WORKSを導入し、円滑なコミュニケーションとデジタル化を推進しています。
(左)LINE WORKSのノート機能:実習日誌を一覧表示
(右)LINE WORKS上の実習日誌の内容
<LINE WORKSの活用メリット>
✔ コミュニケーションを円滑にし、エンゲージメント向上
学生が普段使っているLINEのような使い勝手で企業側とコミュニケーションがとれ、学生のプライベートなアカウントを把握する必要がない。メールや電話と比べて質問もしやすく、意見交換がしやすい。インターンシップ開催前からコミュニケーションが活性化され、企業とのエンゲージメントが高まる。
✔ トークの活用
目的別にグループを作成し、学生⇔企業間のコミュニケーションを円滑に、周知事項のヌケモレを回避
・全体グループ (全体への周知事項)
・雑談グループ (軽微な質問等)
・現場毎グループ(実習中の写真や、現場毎の通知・連絡事項等のご案内)
✔ ノート機能の活用
昨年まで紙やExcelベースで行っていた実習日誌を、LINE WORKSのノート機能に集約し、デジタル化。実習中の現場写真を添付でき、状況が伝わる&担当社員からの的確なフィードバックが可能に。
✔ アンケート機能の活用
緊急連絡先や貸与する作業着サイズなど、学生の個人情報の確認。実習の日程調整ほか、希望の実習分野(建築工事、内装工事、土木工事etc)を事前にヒアリングして現場配置の参考とし、プログラムの満足度向上にもつながる。
ワークスモバイルジャパンでの研修内容について
8/4(金)の研修では、実務体験の一つとして「CADの実習」の他、LINE WORKS・Photoructionのワークショップや今回の研修に参加した各企業と学生のクロストークを実施しました。
クロストークでは、「就職先企業を決める上で自分が求める基準」「一緒に働きたい人」についてディスカッション・ワークショップを実施し、学生が就職を考える上でのポイントを理解する場を用意。また、就職後のミスマッチが起きる要因の1つ「人間関係」に関連して、コミュニケーションの重要性をテーマに適性検査や心構え、対応すべきポイントについて触れました。
「LINE WORKS」とは
チャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、現場で活用できる充実したグループウェア機能を揃えたビジネスチャットです。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさを保ちながら独自に開発・提供を行っており、ユーザーの教育も最小限に導入したその日から誰でもすぐに使えます。PCやタブレットのほか、スマートフォンだけでもほとんどの機能が使えるため、オフィスワークだけでなく、拠点や店舗などPCを使う時間の少ない「現場」での活用が進んでいます。無料版、有料版(スタンダード・アドバンスト)があり、無料でもほとんどの基本機能を使うことができ、顧客や取引先など社外とのやりとりにも活用していただけます。
富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2018〜2022年版」では、2017年度~2021年度まで5年連続で有料ビジネスチャット国内シェアNo.1を獲得しました。
■会社概要
社名:ワークスモバイルジャパン株式会社
本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング11F
設立:2015年6月
代表者:代表取締役社長 増田 隆一
資本金:55億2,000万円
URL:https://line.worksmobile.com/jp/
※記載の会社名、製品名は、それぞれ会社の商標または登録商標です。
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