大日本印刷とシミックホールディングス メディカルヘルスケア分野の新たな価値創出を目指して戦略的事業提携基本合意書を締結
製薬業界の広範なバリューチェーンの支援から、新たな価値提案に向けた協業推進へ
大日本印刷株式会社(以下:DNP)とシミックホールディングス株式会社(以下:シミックホールディングス)は、製薬企業の広範なバリューチェーンの新しいニーズに応えていくと共に、メディカルヘルスケア分野での新たな価値創造を目指して戦略的事業提携に係る基本合意書を締結しました。
シミックグループの持つ製薬業界での様々な支援機能や、健康な社会の実現に向けたヘルスケアソリューションと、DNPグループの持つ高度な医療パッケージ技術、医薬品の合成技術、セキュアな情報処理技術などを組み合わせて、顧客の求めるニーズに応えると共に、両社で新しい価値の提案を目指していきます。
シミックグループの持つ製薬業界での様々な支援機能や、健康な社会の実現に向けたヘルスケアソリューションと、DNPグループの持つ高度な医療パッケージ技術、医薬品の合成技術、セキュアな情報処理技術などを組み合わせて、顧客の求めるニーズに応えると共に、両社で新しい価値の提案を目指していきます。
その一環としてDNPは、シミックグループで医薬品の製剤*1開発・製造支援(CDMO:Contract Development and Manufacturing Organization)事業を営むシミックCMO株式会社(以下:シミックCMO)の子会社化(資本参加)を行い、シミックグループと共同で原薬*2から製剤の一貫製造や、付加価値型医薬品の開発などに取り組んでいきます。
医療業界は、少子高齢化が進行する中で、慢性疾患やがんの罹患率の増大などに加えて、直近の感染症の大規模な流行等の多くの問題を抱えており、医療費の抑制が求められる一方で、新薬の迅速な開発、地域医療に向けたICTの活用、データに基づく未病対策など多様で高度な課題解決が求められています。
DNPグループは、長年培ってきたP&I(P&I:Printing&Information)の強みをベースに、食品パッケージ技術を発展させた医薬品パッケージ事業や、精密有機合成技術を駆使した原薬事業を営んできました。また、再生医療等の先進医療分野にも早くから着目し、AIを用いた検査技術などで先進医療事業者の継続的な支援を行うと共に、不妊治療や遠隔診療、健診等の分野で、ICTやオンライン技術を用いたサービスを展開しています。
シミックグループは、1992年に医薬品開発支援(CRO:Contract Research Organization)事業を開始、その後医薬品製剤開発・製造支援(CDMO)事業に進出し、長年にわたる実績を通じて、強固な顧客基盤及び高い製剤技術を有しています。また、現在では日本の新薬誕生の約8割に貢献するなど、製薬企業の開発、製造、営業・マーケティング等のバリューチェーンを広範に支援し、メディカルヘルスケア分野の課題を解決しています。
本提携により、両社のリソースを掛け合わせて、製薬企業のバリューチェーンに対してさらに充実した支援を行っていくと共に、医薬品の保存・流通に関する新しい価値提案や健康の維持・増進、並びに生活習慣病に繋がるリスク低減のための未病対策等の現代人が抱える課題解決に向けたヘルスケアソリューションを追求していきます。
【本提携の要旨】
1. 戦略的な事業提携
両社は、以下の事業分野において提携し、シナジーを創出します。
(1) DNPグループのパッケージ技術とシミックグループの製剤開発技術の掛け合わせによる付加価値型医薬品の開発
(2) DNPグループの医薬原薬のプロセス開発・製造からシミックグループの製剤開発・製造に至る一貫体制の確立
(3) DNPグループの技術・ノウハウを活用したシミックグループの臨床開発・治験施設支援事業領域における協業
(4) ヘルスケアエコシステム構築に向けた事業提携
2. 本提携とDNPによるシミックCMOへの資本参加の概要
DNPはシミックCMOの50.1%の株式取得を通じて、シミックホールディングスと共同でシミックCMOを運営します。シミックCMOは、DNPの連結子会社となります。また、シミックホールディングスが49.9%の株式を引き続き保有することで、シミックCMOは両社の合弁会社となる予定です。
【合弁後のシミックCMOの概要(予定)】
シミックCMOは、引き続き、治験薬から商用まで、医薬品製剤の開発・製造を総合的に支援してまいります。DNPグループの持つP&Iの強みと、創業以来培ってきたシミックグループの確かな業務品質と確実でスピーディな技術移管体制、あらゆるニーズに即応できる柔軟な機動力という確固たる強みを活かし、製剤開発や医薬品製造を委託して頂くお客様の期待と信頼に応える、新たな視点に立った革新的なサービスを提供してまいります。
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:北島義斉)は、1876年の創業以来、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する世界最大規模の総合印刷会社です。独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みを活かし、メディカル・ヘルスケア関連を注力事業領域の一つに位置づけ、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出に取り組んでいます。
■シミックグループについて(https://www.cmicgroup.com)
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)を持ち株会社とするシミックグループは、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発及び製造のサポートなども展開しています。また、個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC("Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。
*1 製剤とは医薬品を治療目的に応じて調合・成型すること
*2 原薬とは医薬品の有効成分のこと
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
【本提携の背景と目的】
医療業界は、少子高齢化が進行する中で、慢性疾患やがんの罹患率の増大などに加えて、直近の感染症の大規模な流行等の多くの問題を抱えており、医療費の抑制が求められる一方で、新薬の迅速な開発、地域医療に向けたICTの活用、データに基づく未病対策など多様で高度な課題解決が求められています。
DNPグループは、長年培ってきたP&I(P&I:Printing&Information)の強みをベースに、食品パッケージ技術を発展させた医薬品パッケージ事業や、精密有機合成技術を駆使した原薬事業を営んできました。また、再生医療等の先進医療分野にも早くから着目し、AIを用いた検査技術などで先進医療事業者の継続的な支援を行うと共に、不妊治療や遠隔診療、健診等の分野で、ICTやオンライン技術を用いたサービスを展開しています。
シミックグループは、1992年に医薬品開発支援(CRO:Contract Research Organization)事業を開始、その後医薬品製剤開発・製造支援(CDMO)事業に進出し、長年にわたる実績を通じて、強固な顧客基盤及び高い製剤技術を有しています。また、現在では日本の新薬誕生の約8割に貢献するなど、製薬企業の開発、製造、営業・マーケティング等のバリューチェーンを広範に支援し、メディカルヘルスケア分野の課題を解決しています。
本提携により、両社のリソースを掛け合わせて、製薬企業のバリューチェーンに対してさらに充実した支援を行っていくと共に、医薬品の保存・流通に関する新しい価値提案や健康の維持・増進、並びに生活習慣病に繋がるリスク低減のための未病対策等の現代人が抱える課題解決に向けたヘルスケアソリューションを追求していきます。
【本提携の要旨】
1. 戦略的な事業提携
両社は、以下の事業分野において提携し、シナジーを創出します。
(1) DNPグループのパッケージ技術とシミックグループの製剤開発技術の掛け合わせによる付加価値型医薬品の開発
(2) DNPグループの医薬原薬のプロセス開発・製造からシミックグループの製剤開発・製造に至る一貫体制の確立
(3) DNPグループの技術・ノウハウを活用したシミックグループの臨床開発・治験施設支援事業領域における協業
(4) ヘルスケアエコシステム構築に向けた事業提携
2. 本提携とDNPによるシミックCMOへの資本参加の概要
DNPはシミックCMOの50.1%の株式取得を通じて、シミックホールディングスと共同でシミックCMOを運営します。シミックCMOは、DNPの連結子会社となります。また、シミックホールディングスが49.9%の株式を引き続き保有することで、シミックCMOは両社の合弁会社となる予定です。
【合弁後のシミックCMOの概要(予定)】
シミックCMOは、引き続き、治験薬から商用まで、医薬品製剤の開発・製造を総合的に支援してまいります。DNPグループの持つP&Iの強みと、創業以来培ってきたシミックグループの確かな業務品質と確実でスピーディな技術移管体制、あらゆるニーズに即応できる柔軟な機動力という確固たる強みを活かし、製剤開発や医薬品製造を委託して頂くお客様の期待と信頼に応える、新たな視点に立った革新的なサービスを提供してまいります。
(1) | 名称 | シミックCMO株式会社 |
(2) | 所在地 | 東京都港区芝浦一丁目1番1号 |
(3) | 代表者の役職・氏名 | 代表取締役会長 杉本 登志樹 代表取締役CEO 松川 誠 |
(4) | 事業内容 | 医薬品の製造、輸出入、販売 |
(5) | 資本金 | 100百万円 |
(6) | 合弁会社の事業開始日 | 2023年6月 |
■DNPについて(https://www.dnp.co.jp)
大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:北島義斉)は、1876年の創業以来、幅広い事業分野で多様な製品やサービスを提供する世界最大規模の総合印刷会社です。独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みを活かし、メディカル・ヘルスケア関連を注力事業領域の一つに位置づけ、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出に取り組んでいます。
■シミックグループについて(https://www.cmicgroup.com)
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)を持ち株会社とするシミックグループは、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発及び製造のサポートなども展開しています。また、個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC("Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。
*1 製剤とは医薬品を治療目的に応じて調合・成型すること
*2 原薬とは医薬品の有効成分のこと
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像