「カイポケ訪問看護マガジン」の有識者コーナーに8名の専門家が協力。開業・経営・制度知識・看護知識など訪問看護の運営に役立つ多様な解説コラムを提供
~業務効率化に関わるサービスだけでなく情報提供も好評でカイポケ訪問看護導入数6,000事業所を突破~
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証プライム、以下「当社」)は、提供する訪問看護ステーション向け経営支援オールインワンサービス「カイポケ訪問看護」(URL:https://houkan.kaipoke.biz/)において、運営している情報発信メディア「カイポケ訪問看護マガジン」の記事を監修・執筆する有識者が8名となり、掲載記事が19件を突破しました。多様な専門分野を持つ有識者が執筆することで、訪問看護ステーション運営に必要な開業・経営・制度知識・看護知識などの情報を網羅的に提供できるようになりました。併せて、カイポケ訪問看護の導入数が6,000事業所を突破したことをお知らせします。
■社会背景
超高齢社会の進行に伴い、国は団塊および団塊ジュニアの世代が高齢者になる2025年と2040年を見据え、地域が一体となり、医療・介護サービスを提供できる仕組みとして、地域包括ケアシステムの構築を進めてきました。国策の進展に加え、医療・介護サービスを住み慣れた自宅で受けたいという利用者からのニーズ増加も相まって、在宅医療や介護の必要性がさらに高まっています。需要が高まる一方で、従事者の不足が深刻化しており、今後ますますサービスの提供が困難になると考えられます。また、訪問看護ステーションの特長として大多数が小規模事業者であり、経営・業務の効率化が難しいという側面もあります。さらに、経営や運営に関する情報や知識を得る手段も少なく、情報収集の機会が地域の協議会などに限られている場合もあります。
■エス・エム・エスの訪問看護ステーションの業務効率化に関する取り組み
当社は2015年より、訪問看護ステーションが本来の看護業務に注力・集中するために、ステーション運営に必要なサービスをオールインワンで提供するサブスクリプション型のクラウドサービス「カイポケ訪問看護」を提供しています。電子カルテやレセプト機能に加え、会計、経営管理、勤怠管理、給与計算などICTを活用した多様な支援を行っていることが特長です。カイポケ訪問看護を利用することで、直行直帰ができる、リモートワーク環境での職員間の情報連携を強化し業務の見える化を促進できるなど、業務効率化と本来の訪問看護業務に集中できる環境の整備が可能となります。訪問看護ステーションの立ち上げをサポートする「カイポケ開業支援サービス」も好評であり、新規開業数に比例して導入数が増え続け、2025年1月時点で導入数は6,000事業所を突破しました。
■カイポケ訪問看護マガジンの有識者コーナーについて
カイポケ訪問看護は2023年5月より訪問看護の経営・運営・看護の知識が学べるメディアサイト「カイポケ訪問看護マガジン」を提供しています。サイトでは、開業準備に役立つ資金調達や各種手続きの情報や、売上向上や人材育成に関する情報、さらには訪問看護の算定要件や単位数などの請求に関わる情報を含む訪問看護の現場や実務で役立つ看護知識などを幅広く掲載し、訪問看護ステーションの設立から日々の運営までを一貫してサポートしています。訪問看護ステーションは小規模事業所が多く、管理者や代表者が自ら情報収集を行っている場合も多数あります。地域の協議会や勉強会等で不明点を解消したり、SNSで情報交換をしたりしていますが、労力がかかる上に、正しい情報や成功事例、専門知識を含むアイデアなどの有益な情報を得られない場合もあります。
カイポケ訪問看護マガジンは、これらの課題を解決するために2024年7月から専門家がこれまでの経験と専門知識をもとに情報を発信する場として専門家監修・執筆コーナーを提供しています。専門家監修・執筆コーナーでは、当社が作成した内容を専門家が監修した記事と、専門家が啓発したい情報を執筆する記事の2種類を掲載しています。監修、執筆記事のいずれも、訪問看護に関わる事業者を多方面から支える情報をテーマとしており、書籍出版や雑誌の連載、全国講演など、実績と知見のある人材が担当しています。この度、専門家監修・執筆コーナーの協力有識者が8名となり、記事も19件を突破しました。これにより、訪問看護ステーション運営に必要な開業・経営・制度知識・看護知識などの情報を網羅的に提供できるようになりました。
今後も有識者の記事を増やし、事業所の経営や業務効率化等の円滑なステーション運営に貢献していきます。
≪有識者執筆・監修コーナーの記事一例≫
・訪問看護ソフト10社とソフト選びの流れ・比較ポイントを解説
https://houkan.kaipoke.biz/magazine/management/soft-ranking.html
・起きてからでは遅い!訪問看護の防犯・カスハラ(カスタマーハラスメント)対策を進めよう
https://houkan.kaipoke.biz/magazine/management/column-customer-harassment.html
・精神科訪問看護とは?支援内容や看護師の役割、現場の声を紹介
https://houkan.kaipoke.biz/magazine/nursing-knowledge/psychiatric-visiting-nurse.html
≪協力有識者一覧≫
①感護師つぼ 坪田康佑氏
・専門分野:看護師支援(看護DX、カスタマーハラスメント対策、男性看護師、訪問看護事業承継支援など)
・経歴:看護師・保健師・国会議員政策担当秘書等の国家資格を持つ社会活動家。慶應義塾大学卒業後、Canisius大学MBAを取得。国際医療福祉大学博士課程在籍。ETIC社会起業塾を経て無医地区への医療提供体制作りに尽力し、診療所や訪問看護、医療AI会社の事業を設立した後、体調を崩し事業承継。看護師支援等の講演や執筆など多数。看護師のキャリア紹介ブログ「アクティブナース図鑑」を運営。
・URL:「アクティブナース図鑑」(https://cango.blog/)
➁株式会社There is / 訪問看護ステーションらしさ 代表 山下隆之氏
・専門分野:精神科訪問看護
・経歴:1988年看護師免許取得。複数の精神科病院で看護師として働く。2009年に精神科認定看護師の資格を取得。精神看護学の非常勤講師や地域でメンタルヘルスの講演活動などを行う。2020年に株式会社「There is」を設立し、2021年に精神科特化の訪問看護ステーション「らしさ」を開設。雑誌『精神看護』の連載など精神科訪問看護をテーマとした執筆活動を行う。拙著に『精神科仕事術 この科で働くことを決めた人がやったほうがいいこと、やらないほうがいいこと』(医学書院)がある。
・URL:「訪問看護ステーションらしさ」(https://www.thereis-teal.com/)
③合同会社Mind share 代表 前原扶幸氏
・専門分野:介護士/訪問看護ステーションの営業支援、コンサルティング
・経歴:大学卒業後、介護士としてキャリアをスタート。その後訪問看護や訪問マッサージの事業所で営業活動の経験を積み、2022年に合同会社Mind shareを設立。現在は訪問看護・訪問診療等の在宅分野の営業支援を中心に事業所の支援事業を行っている。また、30,000件の営業経験で培ったノウハウを反映した訪問領域の事業者向け営業管理ツール「つなぐけあ」の開発アドバイザーを担当。
・URL:「合同会社Mind share」(https://houmonkango-maehara.com/)
④とあるコメディカル トコル氏
・専門分野:理学療法士/訪問看護の運営(帳票作成)効率化支援
・経歴:理学療法士として病院、訪問看護ステーションで勤務した経験を活かし、訪問看護計画書や報告書等の帳票記載例を多数掲載する「とあるコメディカル」を運営。訪問看護の帳票記載例をまとめた冊子は累計販売2,500冊を突破している。
・URL:「とあるコメディカル」(https://toaru-comedical.com/)
⑤とよだクリニック 院長 / 認知症予防・リハビリセンター センター長 豊田早苗氏
・専門分野:総合診療医学、認知症予防学
・経歴:鳥取大学医学部卒業後、2001年に医師免許を取得し島根県内で内科医、総合診療医として勤務。2005年にとよだクリニックを開業し、翌年に認知症予防を推進するため認知症予防センターを開業。院長・同センター長を務める傍ら、地域の認知症予防教室の開催や書籍の執筆など、啓発活動も精力的に行っている。
・URL:「とよだクリニック」(https://www.toyoda-clinic.info/)
⑥アステージ社労士・行政書士事務所 代表 佐藤壱磨氏
・専門分野:社労士・行政書士/訪問看護・介護事業所の会社設立・指定申請業務等の支援
・経歴:「介護事業開業サポートセンター」を運営。社会保険労務士・行政書士として介護・福祉事業の創業を数多く支援した実績をもとに、法人設立・指定申請などの手続き、助成金や融資、開設後の運営に関する相談に対応している。
・URL:「介護事業開業サポートセンター」(https://osaka-kaigo.com/)
⑦ささまほ氏
・専門分野:訪問看護師、在宅医療ライター
・経歴:国立大学を卒業後、大学病院、障害者福祉施設、離島クリニックの外来と訪問診療での勤務を経て、現在は訪問看護師として9年目。在宅分野での豊富な経験と知識を活かし、『現場とWebから、誰もが自分らしい最期を送れる社会を』をモットーに、在宅医療専門ライターチームを運営。執筆・編集業でも活躍中。正しい医療知識を広める会所属。
⑧トリプルグッド社会保険労務士法人
・専門分野:社会保険手続、助成金手続、労務業務
・活動:トリプルグッド社会保険労務士法人は、トリプルグッドグループのメンバーファームとして、トリプルグッド税理士法人、トリプルグッド司法書士法人、トリプルグッド行政書士法人、トリプルグッド法律事務所、トリプルグッドウェルスマネジメント株式会社、トリプルグッド株式会社など、さまざまな専門家が連携し、ワンストップでのサービスを提供。介護特化部門を擁し介護事業者の支援に力をいれている。
・URL:「トリプルグッド社会保険労務士法人」(https://www.triplegood.co.jp/)
≪専門家代表コメント≫
・坪田康佑氏
この度、カイポケ訪問看護マガジンに「カスタマーハラスメント対策」と「訪問看護DX」について執筆させていただきました。私は「看護師の笑顔が、患者の笑顔を創る。患者の笑顔が、家族の笑顔を創る。家族の笑顔が地域の笑顔を創る。地域の笑顔が、世界の笑顔に繋がる。」というモットーを掲げ、看護師の笑顔を創る活動に尽力しています。カスタマーハラスメント対策もDXも、使い方次第で看護師を笑顔にすることも、苦しめることもあります。今回の執筆では、正しい「味方」の使い方を伝え、看護師の皆さんが笑顔で働ける環境づくりに貢献できればと考えました。今後もカイポケ訪問看護マガジンが、看護師の笑顔、そして地域の笑顔に繋がるような情報発信を続けていくことを期待しています。
・山下隆之氏
不安定な現代社会において、人々の心の健康は損なわれやすく、精神科訪問看護の社会的ニーズは年々高まっています。一方で、精神科訪問看護ステーションの経営、運営、人の心を取り扱う精神科訪問看護の提供は、そんなに簡単なことではありません。ここでは、これまでの私の経験と知識を活かして、年々増加している精神科訪問看護ステーション設立の中で、生き残っていける経営や運営のあり方、精神科訪問看護に役立つ知識などについて、幅広く発信できたらと考えています。
・前原扶幸氏
訪問看護市場に一石を投じたい。今まで営業した件数は延べ30,000以上。今、訪問看護市場は新規参入の増加、採用コストの増加で競争が激化しています。訪問看護戦国時代と言っても過言ではありません。この度、カイポケ訪問看護マガジンを監修・執筆するにあたり、今まで最前線で小規模から上場した訪問看護で見てきたマーケティングや集客ノウハウ、経験談を全国の訪問看護関係者にお届けしたいと思います。カイポケ訪問看護マガジンには一次情報を基にした羅針盤的媒体になることを期待しています。
≪カイポケ訪問看護担当者コメント≫
訪問看護ステーションの代表や管理者の皆様、そして看護師の皆様が抱える「専門家の意見を聞きたい」といったお悩みにお応えするため、カイポケ訪問看護マガジンでは、有識者が監修・執筆した記事を公開しています。訪問看護の開業・運営に役立つ情報から、看護技術の向上や帳票作成のポイントまで、現場で直面する課題に寄り添った内容をわかりやすくお届けし、事務作業や運営業務の効率化の実現、看護業務に集中できる環境づくりに貢献したいと考えています。お悩みを解決するヒントが必要なときは、ぜひカイポケ訪問看護マガジンをご活用ください。
【「カイポケ訪問看護」について】
訪問看護ステーションの運営に必要な電子カルテ、レセプト、会計、経営管理、勤怠管理、給与計算など、多数の経営支援機能を持った訪問看護ステーション向け経営支援オールインワンサービスです。タブレットで入力した看護記録の内容が帳票や実績に連動し、医療・介護保険のレセプト業務までを一気通貫で行うことができ、本来の訪問看護業務に集中できる環境を整えることで、地域包括ケア・在宅医療の提供の実現につなげています。会員数は、全国6,016事業所となっています。(2025年1月1日時点)
URL:https://houkan.kaipoke.biz/
【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2024年3月31日現在)
従業員数:連結4,188人、単体2,754人(2024年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
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