SMN、Sony Acceleration Platformと協業したメディア事業創出支援サービスを提供
SMN株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:原山 直樹、以下SMN)は、ソニーグループ株式会社(以下ソニー)のSony Acceleration Platformと連携し、事業開発支援領域において、メディア事業の創出を支援する取り組みを開始します。

昨今、デジタル化が加速するメディア事業において、各業界は独自のアセットを活かした専門性の高いメディアを展開し、Webメディア、SNS、アプリなど多様な媒体で情報を発信しています。 しかし、事業環境は複雑化しており、自社の強みを活かして収益を上げるには、デジタルマーケティングの深い知見が不可欠です。
SMNは、メディア事業の立ち上げ実績を持つアクセラレーターとして、これらの課題に対応したメディア事業の創出を支援します。初期構想から収益化まで、各フェーズにおいて、マーケティングテクノロジーの知見を活かした多角的なサポートを提供します。
本取り組みにおけるSMNが担う支援
この度の取り組みを通じ、SMNではメディア事業の創出において各フェーズに応じた支援を提供します。
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アイデア創出フェーズ
メディア事業のエキスパートへのデプスインタビューを実施し、アイデア創出のきっかけになるキーワードを抽出し、事業アイデアの創出を加速させます。
また、状況に応じて、メディア事業の企画担当がアイデアソンに参加し、事業アイデアの創出を積極的に支援します。
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事業仮説構築フェーズ
新しいメディア事業の仮説として、新規性・実現性・事業性・拡張性・成長性など、必要な要素を踏まえた事業仮説の構築を、メディア事業開発・運営の実績をもつアクセラレーターがメンタリングします。 -
技術開発およびPoCフェーズ
メディア事業の事業化に伴う、技術開発およびPoCの段階的な支援を提供します。
SMNが長年培ってきたデジタルマーケティングのノウハウ・技術力を最大限に活かし、技術開発領域においては、システム設計から構築までを一気通貫で提供。PoCの支援においては、目標設定・クライアントの紹介、実施段階における広告配信・運用の最適化、実施後のレポーティングなど多角的な支援を行います。本フェーズを通して得られた結果をもとに、事業がもつ可能性を最大限に引き出すための戦略策定や、事業化に向けた課題を明確にし、改善案を提案します。
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事業化準備フェーズ
メディア事業の事業化において、広告掲載に係る多種多様な契約をはじめとした、煩雑な事務処理や契約手続きを支援いたします。各種規定類の整備や広告枠の設計、料金設定、契約書作成など、メディア事業およびデジタルマーケティングに関する専門知識が必要な業務をサポートし、事業の成長を加速させます。
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事業運営・収益化フェーズ
事業運営・収益化フェーズにおいては、広告代理店への営業支援、成功事例の創出、事業のフェーズに応じた最適な料金設定など、メディアの収益最大化に必要な業務をトータルで支援し、効率的な収益化を実現。メディア事業の競争優位性・ブランド力の向上に貢献いたします。
今後の展望
先述した支援のほか、メディア事業の創出における支援領域の拡大、さらには事業の特色を捉えた新しいビジネスモデルの確立にも積極的に挑戦していきたいと考えています。SMNでは、すでに株式会社読売新聞東京本社との協業を通じて、読売新聞グループが保有する顧客データとコネクテッドTVの視聴データを結びつけたデータマーケティングソリューション「YOMIURI X-SOLUTIONS(略称 YxS)」を開発・提供しており、メディアが持つデータの価値を最大化する取り組みを続けております。
今後も、Sony Acceleration Platformとの協業による事業開発支援を通じて、YxSのような新しいメディア事業のビジネスモデルを創造し、世の中へ新たな価値と事業を提供してまいります。
■「YOMIURI X-SOLUTIONS(略称 YxS)」とは
読売新聞グループの保有する、新聞読者をベースとした690万IDのデータ基盤「yomiuri ONE」とSMNの保有するテレビ視聴データ「Connected TV Data Bridge(「TVBridge」)」を連携させ、新聞とテレビの接触データを掛け合わせたデータマーケティングを実現。この取り組みにより創出されたデジタル広告配信プラットフォーム「YxS Ad Platform」の提供を通じ、広告主や企業にとって最適なソリューションを提供し、生活者にとって心地よいコミュニケーション社会の実現を目指します。

■SMN株式会社 < https://www.so-netmedia.jp/ >
2000年3月に設立。ソニーグループで培った技術力をベースに、マーケティングテクノロジー事業を展開しています。「技術力による、顧客のマーケティング課題の解決」を実現するため、ビッグデータ処理と人工知能のテクノロジーを連携し進化を続けています。現在、DSP「Logicad」、マーケティングAIプラットフォーム「VALIS-Cockpit」のほか、テレビ視聴データ活用広告配信サービス「TVBridge」を提供するなど、マーケティングに関する様々な課題解決を実現しています。
■Sony Acceleration Platform < https://sony-acceleration-platform.com/ >
新たな価値を創造し豊かで持続可能な社会を創出することを目的に2014年にソニー社内の新規事業促進プログラムとしてスタートし、2018年10月からは社外にもサービス提供を開始しました。
2024年からは新規事業支援だけでなく、経営改善、事業開発、組織開発、人材開発、結合促進など、事業開発における幅広い課題を支援すると共に、ソリューションの拡充に向け外部パートナーとの連携強化に取り組んでいます。
Sony Acceleration Platformは、ソニーのPurpose(存在意義)である「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」の実現をアクセラレーションするとともに、多様なパートナーとの連携や協働を実現する事業開発のプラットフォームとして、感動を創出・育成・拡張する場を作ることを目指します。
※記載されている会社名、団体名、商品名、サービス名は各社、各団体の商標または登録商標です。
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