「ロート子どもの夢基金」第3回助成事業の募集開始
~子どもたちが夢に向かって歩む社会を目指して~
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(代表理事:大西健丞、本部:広島県神石高原町)は、ロート製薬株式会社(社長:瀬木英俊、本社:大阪市)と連携し、子どもを取り巻く社会課題の解決を目指す団体を支援する「ロート子どもの夢基金」の第3回助成事業の募集を開始します。募集期間は、2025年12月16日から2026年1月16日までとなります。

【背景と目的】
子どもたちを取り巻く社会課題は、貧困、教育格差、虐待、いじめ、孤立など、ますます多様化・深刻化しています。「ロート子どもの夢基金」第1回には78件、第2回には69件の応募があり、その中から第1回は6件、第2回は8件のプロジェクトが採択されました。現在、それぞれの団体が、困難を抱える子どもたちの夢を応援する活動に取り組んでいます。
今回募集開始する第3回では、助成金額の異なる二つの応募枠を設け、子どもたちが夢に向かって歩む社会を目指して、支援の輪を広げていきます。子どもたちの夢や未来の選択肢を狭めないための活動に取り組む皆さまのご応募をお待ちしています。
【募集期間】
2025年12月16日(火)~2026年1月16日(金) 17:00
【オンライン応募説明会】
2025年12月23日(火) 15時00分~15時30分
参加希望の方は、下記のフォームよりお申込みください。※説明会への参加有無は審査に影響しません。
https://forms.gle/tjfPF36Zg5AC8EFp8
【応募枠と助成金額】
二つの応募枠があり、応募枠によって助成金額は異なります。助成金額以外の違いは特にありませんので、応募する事業計画に合わせて、以下のどちらかを選び、ご応募ください。
・一般枠:100万円~300万円
・拡大枠:300万円~800万円
※応募団体の前年度の予算規模を上回る応募は認められません。応募件数は、1団体につき1件とします。
【助成対象期間】
2026年4月1日~2027年3月31日(12ヶ月間)
【応募方法】
以下の書類を下記のフォームからご提出ください。
・事業計画書(様式あり)
・予算計画書(様式あり)
・団体概要・スタッフ紹介(様式なし)
・団体定款
・団体の事業計画書・予算計画書、事業報告書・決算書(用意できる最新のものを提出してください。)
詳細はウェブサイトをご覧ください:https://peace-winds.org/news-info/51232
【助成対象事業】
経済的な状況、環境的な要因、その他の理由のために困難を抱える子どもたちが、夢に向かって歩んでいくための道づくりをサポートする団体の活動(高校生の年代まで/日本国内での活動)
【応募資格】
・非営利の団体で、原則として3年以上の子ども支援の活動実績があること。
・目的や活動内容が特定の政治・宗教などに偏っていないこと。
・反社会的勢力とは一切関わりがないこと。
【助成対象費目】
・事業を実施するために直接かかるコスト(直接事業費)だけでなく、必要な人件費や交通費、文具等消耗品の購入等(間接事業費)も対象とします。
・この事業とは直接関係のない、団体を運営管理するための一般管理費(団体事務所家賃や役員報酬等)は、直接事業費の10%までとします。
【選考基準】
主に下記の点を軸に評価を行います。
①子どもが置かれた環境要因によって夢や未来の選択肢を狭めることのないように、子どもたちが夢に向かって進むことを支援する事業であること
②現状で課題となっていることと、その要因の分析がしっかりとされていること。
③実現可能な目標が設定され、事業内容が課題の解決に対し有効であること。
また、事業終了後の持続可能性があること。
④事業の独自の魅力(セールスポイント、新規性、社会的インパクト)が示されていること
⑤効率的で適切な予算設計がされていること。
【問合せ・連絡先】
ご質問やお問い合わせは以下までご連絡ください。
「ロート子どもの夢基金」事務局(担当:野田・中橋)
E-mail:grant@peace-winds.org
【ロート子どもの夢基金 助成先】(50音順)
<第1回>
・特定非営利活動法人キャリアbase(千葉県/理事長:草場雄介)
事業名:18 歳で未来を諦めさせない | 全国の通信制高校に通う困難を抱える生徒の社会的自立サポート事業
・公益財団法人教育支援グローバル基金 ビヨンドトゥモロー(東京都/代表理事:橋本大二郎)
事業名:逆境を超え、共感力ある未来のリーダーを育成するための人材育成プログラム ~社会的養護や貧困、単親家庭などに暮らす10代の若者に向けた「居場所と挑戦の場」の提供~
・特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府/代表理事:水取博隆)
事業名:民泊事業を通して生きづらさを抱える不登校の高校生が自分の「働き方」と向き合うプロジェクト
・一般財団法人健やか親子支援協会(東京都/理事長:河村 秋)
事業名:様々な難病の子どもたちと家族会に夢を与え続けるプロジェクト
・特定非営利活動法人3keys(東京都/代表理事:森山誉恵)
事業名:学習管理システムを活用した全国の子どもの支援機関向けの学習支援プラットフォームづくり
・特定非営利活動法人みんなのコード(神奈川県/代表理事:利根川裕太)
事業名:プロとの本格的な制作活動を通して、自分のキャリアを創造しよう! 〜石川県加賀市における、創造的な活動のポートフォリオ制作によって、困難を抱える子どもたちのキャリア形成を支援する事業〜
<第2回>
◆ 一般枠(助成金額:100~300万円)
・NPO法人 国際教育支援機構スマイリーフラワーズ(福岡県 代表:窪田 広信)
事業名:社会的養護から巣立つ中高生の自立準備プログラム:ワンステップセミナー
・特定非営利活動法人 JAMネットワーク (神奈川県 代表:村上 好)
事業名:児童養護施設の高校生の未来を拓く「ドリームナビゲーター」プログラム
・特定非営利活動法人 育て上げネット(東京都 代表:工藤 啓)
事業名:大人を頼れない 10 代のための「夜のユースセンター」事業
―大阪の多様な支援ネットワークをつなげる夜間帯の居場所創出事業―
・公益社団法人 日本環境教育フォーラム・ELMSセンター(東京都 代表:阿部 治)
事業名:一人ひとりが主役になれる「ハートフルラーニングキャラバン」
◆ 拡大枠(助成金額:300~800万円)
・認定NPO法人 CLACK (大阪府 代表:平井 大輝)
事業名:困難を抱える高校生が自走力を育むためのプログラミング学習支援・キャリア教育事業
・NPO法人 Silent Voice (大阪府 代表:尾中 友哉)
事業名:無支援地域の聴覚障害児のためのオンライン型と教室型のハイブリッド支援モデル事業
・特定非営利活動法人 松山さかのうえ日本語学校 (愛媛県 代表:山瀨 麻里絵)
事業名:国籍やルーツを超えた学習会を通した若者の個性発掘とキャリア応援事業
・一般社団法人 merry attic (埼玉県 代表:上田 馨一)
事業名:きょうのミライ創造プロジェクト
【ロート製薬株式会社について】
ロート製薬の存在意義(パーパス)は、世界の人々に商品やサービスを通じて健康をお届けすることによって、取り巻くすべての個人や社会の「Well-being」に貢献していくことです。Well-beingとは身体も心もイキイキとし、さまざまなライフステージにおいて笑顔あふれる毎日を過ごすこと。本助成はその中でも、外的・環境要因によって大きくその「Well-being」が左右される子どもたちに向けて、夢や希望を大きく育てていくためのお手伝いをし、子どもたちの笑顔が花開く社会の実現を目指します。
【特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンについて】
ピースウィンズ・ジャパンは、 国内外で自然災害、 あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する国際協力NGOとして1996年に設立され、これまでに世界41の国と地域で活動してきました。児童養護施設の子どもたちの海外留学を後押しする「Study in America」事業など、国内外で子ども支援にも取り組み、社会問題の解決を目的とした活動に幅広く力を入れています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
