日本ペイントから防塵床用塗料の新製品「ニッペクリンカラーＷエースつや有」発売

DIY・営繕塗装に最適！小缶・特注色でも短納期で対応可能

日本ペイントホールディングス株式会社

2025年5月27日 10時00分

日本ペイント株式会社（本社：東京都品川区、社長：榎本朋夫）は、5月27日より、防塵床用分野で、水性高硬度アクリル樹脂防塵床用塗料「ニッペクリンカラーＷエースつや有」（以下、本製品）の販売を開始しますのでお知らせいたします。

本製品は、工場床および倉庫床における防塵床用塗料であり、環境配慮および床面の美観の維持に貢献する１液形水性塗料です。さらに、小規模修繕を行うお客様に対し、少量かつ短納期での提供も可能です。

近年、環境問題への関心が高まる中、床用塗料でも環境に配慮した取り組みが重要であり、揮発性有機化合物（VOC）を抑えた、臭いの少ない水系塗料のニーズが高まっています。しかし水系塗料は溶剤系塗料と比較し、塗膜硬度の発現に時間を要するため初期汚染が起こりやすく、また低温時の施工や乾燥初期の降雨などでは水による影響を受けるため、性能向上が求められています。また、人口減少に伴う職人および後継者不足が影響し、従業員自身が工場や倉庫の床営繕を行うケースが増加しています。

上記背景から、床用塗料に対し「初期汚染が起こりにくく、長期で美観を維持できる」「専門知識がない一般従業員でも安全かつ容易に取り扱うことができる」ニーズが高まっています。同時に、小規模な床修繕現場のニーズである「少量かつ短納期での提供」への対応も求められています。

そこで本製品では、設計技術を駆使し「耐汚染性・低温初期耐水性・耐候性」の性能を向上させ、床用塗料に求められる性能を高いレベルで実現しました。さらに１液形水性であるため「安全性・良好な作業性」の特徴を備えています。また製造方法をオートメーション化することで「短納期での提供」も実現しました。

当社は、今後も高付加価値製品の開発を行い、社会課題解決に貢献するとともに、お客様のニーズに応えてまいります。

【本製品の特徴】　

■特殊樹脂の使用により、耐汚染性、低温初期耐水性、耐候性の性能を向上させ、「初期汚染が起こりにくく、長期で美観を維持したい」とのニーズにお応えしました。

(1)耐汚染性：アスファルトの伸縮に追従できる造膜性能と表面の高硬度化を両立させることで、耐汚染性の向上を実現しました。