1台完結で温度異常と設備警報を遠隔通知「LTE IoT通信ユニット」提供開始
社内ネットワークを介さずシンプル・低コストに遠隔監視
ラトックシステム株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:近藤 正和、以下ラトックシステム)は、センサー接続からクラウド送信までを1台で完結できる「LTE IoT通信ユニット」を、2026年7月より出荷を開始します。

本製品は、LTE通信機能を内蔵しており、設置の手間を抑えながら低コストでシンプルな遠隔監視を実現します。社内ネットワークや構築コストの関係で、遠隔監視の導入が進まないといった課題を解決します。
サーミスタ温度センサー(オプション)を専用ポートに挿すだけで、当社システム「ハサレポ」を使った温度監視を開始できるほか、無電圧接点入力により設備の警報通知にも対応。サーバー室や小規模な保管庫、設備など、1箇所だけ遠隔監視したい現場に適した製品です。
温度管理システム「ハサレポ」製品情報
https://www.ratocsystems.com/sol/haccp


さらに、RS-485通信や4-20mA入力にも対応しており、今後は温調器や液量監視など、より幅広い設備監視用途への展開も予定しています。
いずれのソリューションもアプリを標準提供しており、ダッシュボード構築不要で、現場の確認、プッシュ通知、ログ管理をすぐに利用開始できます。

現場に合わせて選べる「2つのシステム構成」
当社はこれまで、ゲートウェイで複数のセンサーを集約する多点監視システムを提供してきました。今回のLTE内蔵型の追加により、単一拠点のシンプル監視から、工場内の多点監視まで、現場に最適な構成を柔軟に選択できるようになります。いずれも1拠点から複数拠点まで、ニーズに応じて導入・拡張が可能です。

1台完結型の活用例
「1箇所だけ」をシンプルに監視(1台完結型)
サーバー室や小規模な受電設備、食品保管庫など、単一箇所の温度や設備警報を手軽に遠隔監視したいケースに適しています。本製品に温度センサーや設備の無電圧接点出力を接続するだけで、クラウド連携までを1台で完結。社内ネットワークに依存せずに運用を開始できます。
「物理的に離れた場所」を管理したい(1台完結型を分散配置)
ビル内の別フロアや敷地内に点在する設備など、分散した場所を監視したいケースに適しています。各拠点に本製品を設置することで、通信距離やネットワーク構成を意識することなくそれぞれ独立して運用が可能です。
「LTE IoT通信ユニット」の主な特長
本製品は、温度管理/異常通知ソリューション「ハサレポ」との連携に対応。ハサレポを利用することで、温度や設備警報の記録・可視化・アラート通知をクラウド上で一元管理できます。LTE IoT通信ユニットにより、温度監視および設備の異常監視を、最小構成で導入可能です。
センサー接続からクラウド連携まで1台で完結
LTE通信機能を内蔵しており、センサー接続からクラウドへのデータ送信までを1台で完結。社内ネットワークに接続することなく運用でき、設置後すぐに遠隔監視を開始できます。

温度センサーを挿すだけで遠隔監視・記録
サーミスタセンサー(オプション)を専用ポートに挿すだけで設置完了。温度監視・記録・異常通知を開始。巡回点検や手書き記録の負担を軽減し、異常発生時にはスマホやメール、警報ランプ通知されるため、見逃しを防ぎます。

既存設備に後付けで異常通知
無電圧接点入力を搭載。既存設備の警報信号を取り込み、異常発生時にクラウド経由で通知。無電圧接点出力も搭載しているため、異常通知を警報ランプやブザーへ出力することも可能です。設備の更新を伴わず、夜間・休日を含めた監視体制を強化できます。

常設設備の監視に適した外部電源駆動
ACアダプタなどの外部電源で動作し、電池交換不要。屋内設備の常時監視に適しています。
DINレールに取り付け可能
制御盤やラック内での設置に適したDINレール(35mm)に対応。工具を使わずに上部レバーを引き上げるだけで固定でき、盤内の機器として違和感なく組み込み可能です。

今後の展開:産業現場の用途に応じたソリューション展開
LTE IoT通信ユニットは、温度監視や設備の異常通知に加え、用途に応じたさまざまな設備監視ソリューションに対応していきます。
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温調器の遠隔監視システム対応
RS-485通信と無電圧接点に対応予定。サウナや温泉など温調器を搭載した設備の状態把握や異常検知が可能になります。 -
液量・タンク残量の遠隔監視システム対応
4-20mA入力(HART通信対応)により、レベルセンサーを用いたタンク残量の遠隔監視への対応を予定しています。
システム構成の比較と使い分け
温度管理や設備監視を「シンプルに始めたいか」「複数設備をまとめて管理したいか」で、構成が選べるようになります。サーバー室や小規模設備などの単一拠点監視には本製品(LTE内蔵型)、工場や施設内の多点監視にはゲートウェイ型(従来型)が適しています。LTE内蔵型とゲートウェイ型は併用も可能です。

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導入構成 |
LTE内蔵型(本製品) |
ゲートウェイ型(従来構成) |
|---|---|---|
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得意なシーン |
単一拠点の監視/拠点ごとの個別監視 |
同一拠点内での多点監視 |
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構成の考え方 |
1台でセンサー+通信を完結 |
複数センサー/通信ユニットをゲートウェイで集約 |
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初期コスト例(税別) |
温度監視:90,000円~ |
温度監視:120,000円~ |
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通信費・クラウド利用料 |
15,000円/年(1台あたり) |
15,000円/年(ゲートウェイ1台あたり) |
※用途や接続機器に応じた構成のご提案、お見積りは個別に対応いたします。
構成の特長
LTE内蔵型(本製品)
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センサー接続からクラウド通信まで1台で完結
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温度監視:専用ポートにセンサーを接続(1点)
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設備監視:無電圧接点入力1点、出力1点に対応
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外部電源駆動で安定運用(電池交換不要)
ゲートウェイ型(従来構成)
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同一拠点内の複数センサーを集約可能
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温度監視:最大3点の温度計測に対応
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設備監視:無電圧接点 最大5点入力/2点出力に対応
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電池駆動で停電時もログ取得を継続
製品仕様
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通信方式: LTE-M
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インターフェイス: 温度センサーポート×1、無電圧接点入力(パルス入力兼用)×1、無電圧接点出力×1、4-20mA入力(HART)×1、RS-485×1
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電源: 外部給電(ACアダプタ等)
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提供開始: 2026年7月予定
ラトックシステムについて

設立:1983年10月13日
代表者:代表取締役社長 近藤 正和
所在地:大阪市西区南堀江1-18-4 Osaka Metro南堀江ビル 8F
URL:https://www.ratocsystems.com/
事業内容 :ラトックシステムは、1983年の創業以来、パソコンやスマートフォン関連のハードウェア、ファームウェア、アプリケーションを一貫して開発・販売してきました。RS-232C、Bluetooth、Wi-SUNなど、多様なインターフェースの開発実績があります。 IoTソリューション事業では、自社製品で構築したシステムパッケージに加え、他社製品との連携や協業も積極的に進めています。お客様の環境に合わせたカスタマイズ、クラウド連携を通じて、企業のDXを支援します。
関連URL
温度管理システム ハサレポ紹介ページ
https://www.ratocsystems.com/sol/haccp
ハサレポ関連カタログダウンロードページ
https://www.ratocsystems.com/sol/download-doc?cat=hasarepo
温度異常にすぐ気づける、IoTによる遠隔温度監視のはじめかた
〜見に行く温度管理から「気づける温度管理」へ〜
https://www.ratocsystems.com/sol/solutions/hasarepoalert_lte/
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法人のお客様からのお問い合わせ
ラトックシステム 東京支店 コーポレート・ソリューショングループ
Mail:https://www.ratocsystems.com/sol/contact/
TEL:03-5847-7600
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ラトックシステム 広報(担当:大塚)
Mail:https://www.ratocsystems.com/form_press/
TEL:06-7670-5056
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